パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

居酒屋にて

2024年11月27日 | おでかけ
11月27日(水)晴れ時々雨

先週末、帰省中の娘と夫と三人で居酒屋へ行く。
おしゃべりを楽しむ中で、何の話からかふとワタクシが「うちは中流だからね〜」的な事を言った。
その瞬間、娘と夫が「ん?」という表情。
え?え?え?まさかあなたたち、うちを上流と思ってるの?
娘、少し言いにくそうに「ん〜〜〜今、ちょっと変わってきてると思うんだよね、うちは下流の上ってとこかな」
夫、同意!という顔。
え〜え〜え〜っ!???
いや、ワタクシ、人様にお話する際には少し下げて「うちなんて下流よ下流!」なんて言うけど、心の中では中流!ど真ん中!中流も中流の小市民代表と思っていた。
娘「だからさ、昔はそうだったと思うよ、でも今は中流ではないと思う」
そして、少し母を憐れむように「ママが自分の事を中流と思えるのは幸せだと思うよ」
やめれ!変な同情をするのは。
ただただ悲鳴をあげながら「え?下流?うちは下流?こうして家族で居酒屋へ来られたりしてるのに下流?」
・・・油に火を注ぐの反対というか、ドツボにハマっていく様を例える諺を母にください・・・
追い打ちをかけるように、夫が指で変なグラフ状的な形を作りながら説明をし始める。
算数の「考え方」の章で思考がストップしているワタクシに、数学的な説明は無意味です。
どうやら上流中流下流の層を表しているらしいが・・・
娘が「そうそう!」的に納得しながら話を進めているのをぼんやりと聞きながらワタクシの頭には、だいぶ前にニュースで見たブータンの国が浮かぶ。
「幸せの国ブータン」と讃えられ、しかし、その生活水準を見ると「あれ?」と思い、これが精神性の高さという事なのかと思いつつも、複雑な気持ちになった。
あゝワタクシは家庭内ブータン。

そして今、この日記を書きながら、幸せ度が世界一だったっけ?と確認するために検索かけると、その「幸せの国」ブータンは、世界を知った事により「幸せの国」でなくなったかのように言われていた。
情報とは何と残酷なことよ。
そして、同じく自分が中流じゃなかったと知ったワタクシもこれからどう変わっていくのか。
ただただ今は、何かと言うと「はっ!こういうところが下流なのかっ」と思い知らされる日々。

今日の一枚は・・・
その居酒屋で食べた焼き鳥やおでん。
こんな色味のものは、中流の方々はお食べにならないのかしらん。
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