10月20日(木)曇り
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月曜日の夜のこと。
お風呂から上がると、夫がちょうど『プロフェッショナル』を見ていた。
この日の『プロフェッショナル』は、血液内科医谷口修一ドクター。
他の病院の医師から見放された白血病患者が、最後の頼みの綱として、
彼を頼ってやってくる。
移植手術の成功率は40%ですと言われた60代男性。
夫が「40%は低いなあ」とつぶやく。
もし、夫がそう宣告されたら、夫は迷わず手術はしないだろう。
以前、そんな話をした時、夫は
「もし、俺ががんになったら、出来うる限りの西洋医学の治療をする。
それでダメだったら、ホスピスに行くと思う。」
ワタクシは、そんな話を聞きながら、彼がホスピスのベッドの上で
静かに宗教書を読んでる姿を想像できた。
では、ワタクシはどうだろうか。
ワタクシは、最後の最後まであがき続けるような気がする。
だから、このテレビに出てた「成功率40%の手術に賭ける人」の気持ちがすごくわかる。
余命を宣告され、心静かに、緩和のみの治療をし、死を待つ。
それが、ワタクシの持つ『ホスピス』のイメージ。
これって、ものすごく精神力が強くないと、耐えられない恐怖に思える。
番組の中で、ワタクシと同世代くらいの女性患者も出てくる。
中学生のお嬢さんがいる。
「まだ死ねない」
彼女の気持ちが痛いほどわかる。
そんな彼女を、ドクターは正面から支えてくれる。
最後の最後まであきらめない治療。
それを望む人もいる。おそらく、ワタクシも。
谷口ドクターのところに来る人は、末期を宣告された人が多い。
だから、来た人の3割くらいしか救えないらしい。
これは、ドクターとして、かなりキツい数字ではないだろうか。
でも、彼は、「根性」で、治療をあきらめない。
なんだか、久し振りに「根性」という言葉を聞いた気がした。
それも、ドクターという、ある意味「エリート」な方の口から。
イメージ的に「根性」って泥臭くて、知性的から遠い位置にある言葉。
だが、ドクターは「医師に必要なものは何か」の問いに、「根性」と言い切る。
生き方、死に方、それは人それぞれだ。
自分が「こう生きたい」と思い、「こんなふうに死にたい」と希望する時、
それに寄り添う人がいるのはとても救われることだと思いながら見た。
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月曜日の夜のこと。
お風呂から上がると、夫がちょうど『プロフェッショナル』を見ていた。
この日の『プロフェッショナル』は、血液内科医谷口修一ドクター。
他の病院の医師から見放された白血病患者が、最後の頼みの綱として、
彼を頼ってやってくる。
移植手術の成功率は40%ですと言われた60代男性。
夫が「40%は低いなあ」とつぶやく。
もし、夫がそう宣告されたら、夫は迷わず手術はしないだろう。
以前、そんな話をした時、夫は
「もし、俺ががんになったら、出来うる限りの西洋医学の治療をする。
それでダメだったら、ホスピスに行くと思う。」
ワタクシは、そんな話を聞きながら、彼がホスピスのベッドの上で
静かに宗教書を読んでる姿を想像できた。
では、ワタクシはどうだろうか。
ワタクシは、最後の最後まであがき続けるような気がする。
だから、このテレビに出てた「成功率40%の手術に賭ける人」の気持ちがすごくわかる。
余命を宣告され、心静かに、緩和のみの治療をし、死を待つ。
それが、ワタクシの持つ『ホスピス』のイメージ。
これって、ものすごく精神力が強くないと、耐えられない恐怖に思える。
番組の中で、ワタクシと同世代くらいの女性患者も出てくる。
中学生のお嬢さんがいる。
「まだ死ねない」
彼女の気持ちが痛いほどわかる。
そんな彼女を、ドクターは正面から支えてくれる。
最後の最後まであきらめない治療。
それを望む人もいる。おそらく、ワタクシも。
谷口ドクターのところに来る人は、末期を宣告された人が多い。
だから、来た人の3割くらいしか救えないらしい。
これは、ドクターとして、かなりキツい数字ではないだろうか。
でも、彼は、「根性」で、治療をあきらめない。
なんだか、久し振りに「根性」という言葉を聞いた気がした。
それも、ドクターという、ある意味「エリート」な方の口から。
イメージ的に「根性」って泥臭くて、知性的から遠い位置にある言葉。
だが、ドクターは「医師に必要なものは何か」の問いに、「根性」と言い切る。
生き方、死に方、それは人それぞれだ。
自分が「こう生きたい」と思い、「こんなふうに死にたい」と希望する時、
それに寄り添う人がいるのはとても救われることだと思いながら見た。
他の地域ではカンナ型しか見ないはず。
今年初めて知って買いましたよ。
糸井さんも今世紀になって知ったと(笑)
鰹節の使用量も違うのでしょうね。
鰹節の産地限定?
オカカ7については後々記事にしますー。
手動鰹節削り器ですね。
小さい頃、よく、削らされてました・・・
競争を避け、『みんな同じ』を良しとし、頑張りすぎなくていいのよという教育方針の結果でしょうかねえ。
寝たきり状態、自分の意志を家族に伝えられない状態になった時、
果たして自分は死にたいのか生きたいのか。
自然の中の生物だとしたら、延命措置はそれに反するものなのか。
難しいことを考えるのは苦手なので、さっさと考えるのをやめて、楽しいことを考えることにします。
神様、こんな迷える子羊を許したまえ。
辰巳さんはクリスチャンです。
日本人は宗教がないと言いますが、お天道様に拝み、霊山があったり、こんなに自然の中にに神様を作る民族は少ないそうです。
日本人は忘れている陰陽五行を知ると楽になると思うのですけどね~。
死語になっているみたいですが
大切な言葉だと思いますし、私は好きよ~
「命ってね、自分が思っている以上に生きたいと思うものなのよ」とおっしゃっていました。
自然界は弱肉強食で生きようとしなければすぐに死んでしまうから、人間もその一部としたら自然な流れなのだなと思いました。
無宗教不信心『困ったときの神頼み』のワタクシには遠い話です。
『余命』宣告された時、それを受け入れられる人もすごいと思うし、
それに抗い、闘い続ける人もすごい。
ただ、闘い続けたいと思っても、共に闘ってくれる医師に巡り会えるかどうかが今の医療の問題点ですな。
病気になってみたら変わる人もいるだろうし。
美輪明宏も何があっても人間の業だから生きないといけないと言ってましたよー。
美輪さんは長崎で被曝してるんですよね。
薬も毒だから効くか効かないかは薬に勝つ体力があるかないかだと思ってます。
高度な治療にかけるなら東洋医学でやるかな。
そちらの効果は知っているので。
津波てんでんこと同じで助かるのを優先するのは一番大事だと思います。
人を助けようとして亡くなった人は偉いけどみんながやると誰も助からないし。
助かった学校の教育では「まず自分が助かりなさい」と、防災訓練で自分で逃げるルートを考えさせていたなぁ。
自分が助かる方法を知らないと人も助けられないし。
病気も助かった人がいるから教えられることがあると思います。