パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

ボケ自慢ふたたび

2010年03月05日 | 夫ネタ
3月5日(金)晴れ
先日、自転車の鍵をなくした。
探しても探しても見つからない。
あきらめて、夫に「鍵を壊して」と頼んだ。
器用な夫は、鍵がないのに、ドライバーで解錠してくれた。
あ~、やっぱり自分のチャリはいいわぁ~
♪サイクリングサイクリングやっほ~やっほ~♪と浮かれて乗り回す。
薬局でクスリをもらわなきゃ!
駅近くの薬局のまわりは、放置自転車をすぐ回収撤去するので、
ちゃんと薬局入り口の店舗スペースに置いとかなきゃね!
以前撤去された時に、係のおぢちゃんが「お店の敷地内だと手が出せない」ってなこと言ってたからね。
自転車とめて、ガチャと鍵かけて・・・
ぎゃあ~~~~っ!
やってしまった!
鍵ないのに鍵かけてどうするのよぉ~~~
恥をしのんで(最近恥を忍ぶことが多いなあ)薬局の調剤受付のおねえさんの所へ駆け込む。
「すみません!今、お店の前に自転車止めたんだけど、鍵を無くしたのに鍵かけちゃってて乗って帰れなくなったの。
申し訳ないんだけど、夜鍵を壊しにくるので、それまでお店の前に止めさせてもらえないかしら。」
おねえさん「う~ん・・・お店が閉まった後、どうなるかわからないので、
店長に言ってもらえますか?」
若いお兄さん店長登場。
「開店してる間は店の前の自転車は撤去されないようですけど、
シャッターを下ろした後は、ちょっとわからないんですよねえ~
壊していいなら、ボクが壊しましょうか。」
ドライバーを持ってきて鍵部分をはずしてくれるが
「あ!ここがはずれても、鍵がかかったままだからだめか・・・」と苦笑い。
「9時までに持って帰れないようだったら、店の中に入れておきましょうか?」と言ってくれる。
優しい兄ちゃんだ!
とりあえず、自転車を置いてとぼとぼ歩いて帰る。
今、年度末でチョー忙しい夫にメール。毎晩9時10時のお帰りである。
「自転車の鍵かけてもうた。今夜何時に帰れる?今薬局の前に置き去り状態。
どうやったら鍵開けられるの?」
夫より返信「一番細いドライバーでカチャカチャやるんだけど、コツがいるんだよなあ~
今夜は仕事を早く切り上げるから7時頃駅で待ち合わせよう。」
優しい夫だ!
夫の『帰るメール』を受け取ると、ドライバーセットを持って駅に向かう。
駅の階段を下りてくる夫が、ブルース・ウィリスに見える。
薬局前で待ち続けていたマイチャリの鍵部分にドライバーを差し込み・・・
ものの数秒で解錠・・・
あんたは天才カギ師か!?
店長にお礼を言い、自転車を押しながら仲良く二人並んで帰る。
妻「さっきうちを出る時、エレベータのとこで張さん夫婦と会ったよ。」
夫「お!俺は今朝張さん夫婦と一緒だったよ。」
妻「職場の駅も違うのに、わざわざ毎日待ち合わせてるのかしらねえ~」
夫「ご主人、俺と違って優しいから、張さんの帰る時間に合わせてるんだろうなあ。」
ホントそうだよねえ~と相づちを打ってから「あ、たった今、お世話になった夫を前にして言うことではなかったねえ~」と反省し
「わたしゃ、三日間、あなたの言うことを聞いたげるよ!」
「たった三日かよ」
な~んて話をしながら帰る仲良し夫婦でありましたとさ!
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教育ママ

2010年03月04日 | 子供ネタ
3月4日(木)曇り
昨日はひな祭り。
大事な大事な一人娘のいる我が家、夕べのディナーは、豪華海鮮ちらし寿司に蛤の潮汁、
デザートは菱餅型のケーキに、イチゴのパフェなんかも・・・
と夢が広がっていたのに・・・
ゆうべの我が家の夕餉のテーブルでは、酢豚を中年夫婦がもそもそと食べておりました。
なぜなら、娘は、ラジオで当てたライブに無料招待され、
学年末考査まっただ中にも関わらず、同じく学年末考査まっただ中のカナちゃん(仮名)と
嬉々とお出かけだったから。
カナちゃんを誘ったと聞いた時、母は、これが逆の立場だったら
「ったく、こんな時期にカナちゃんったら余計なものに誘ってくれちゃって(怒)」
と思ったであろう。
だから、カナちゃんのママに申し訳ないなあと思っていたら・・・
昼間カナちゃんのママにばったり。
神様、会って謝りたいから会わせて!とまでは思っとりませんでしたのに。
しょうがないが声をかける。
「今日はごめんね~テスト中なのに余計なものに誘っちゃって・・・」
カナちゃんママ「いいのよぉ~どうせ勉強なんかしてないんだから!」とは言ってくれるが
テストとか、勉強の事から話題が離れない辺りに彼女の恨みを感じる。
カナちゃん、テスト頑張ってくれ!
もちろん、娘よ!あなたもよ!最終日の今日、全力を出し切ってくれ!

カナちゃんは、小学5年で転校してきた娘が、最初に仲良くなったお友達の一人。
カナちゃんのママは、漫画に出てくる教育ママそのもののような感じだった。
実際、二つ上のおにいちゃんの高校受験の時は、ものすごいイケイケぶりに
あの、教育ママ代表のようなAちゃんママですら引きまくるほどだった。
そして、見事某有名都立高校に合格した。
しかし、カナちゃんの受験の時、娘から話を聞く度に、
カナちゃんは志望校のランクを落として行き、
しまいには「願書出したら皆合格(カナちゃんママ談)」の高校に行くことに・・・
どうやらパパが、娘の受験に熱心ではない模様。
はっきり聞いたわけじゃないが、ワタクシが思うに、「女の子に学問はいらん!」タイプのパパのようだ。
そして、カナちゃん自身も、「別にがむしゃらにならなくてもいいかなあ」
小学生の頃のカナちゃんは、習い事の習字では、学年で1、2位を争ううまさだったし、
そろばんだって、とても楽しそうに頑張っていて、
その姿を見た娘が「あたしもソロバン習いたい!」と始めたほどだし、
作文サークルもカナちゃんに誘われて入った。
それくらい、カナちゃんは頑張る子だったし、出来る子だったのだ。
だから、高校受験の頃のカナちゃんの話を聞く度に信じられない思いだった。
期待されないということが、これほど子供を変えるのかと、会ったこともないカナちゃんパパに腹が立つほどだった。
でも、このケースは、カナちゃん自身が納得してるから、「ま、いいか。ひと様の教育方針だもの、ワタクシが口出すことじゃないわね。」と思ってる。
ワタクシが「許せんっ!」と思うのは、娘は「勉強が好き!大学に行きたい!」と思ってるのに
「女に学問はいらぬ」という父親。
ワタクシの知ってるだけで二人はいる。
従姉は、おとなしくて頭がいいと評判の娘さんだった。
しかし、おじちゃんは「女に学問はいらぬ」
従姉は大学に行きたいと願うがおじちゃん曰く「そんなとこに行っても何にもならん!
手に職をつけろ!看護婦になれ!」
従姉は、気が弱く、通学路に犬がいるだけで泣きながら引き返してくるような人。
とても血を見て冷静ではいられないと、高看を出た後、保健師になる。
50過ぎた今でも保健師としてばりばり働いているが、
でも「大学に行かせてもらえなかったことは、ずっと心に引っかかってる」と言う。
もう、孫もいるというのに、「大学へ行けなかった恨み」は根深い。
ワタクシの中学の同級生にもいた。
学年でトップレベルの成績だったのに、彼女の受験校を聞いてみんな驚く。
就職が抜群!という職業系の女子高。
噂があっという間に広がる。
「Yちゃんのお父さんが、女の子は大学に行く必要ないから、就職に有利なJ高校に行けって言うんだって!
Yちゃん、ホントはT高校に行きたいんだけど、許してもらえないんだって!」
中学生ながら、ワタクシは激しくYちゃんに同情した。
「勉強しろ勉強しろ」とうるさい我が父だったが、Yちゃんのお父さんよりずっといいぞと思った。
そう思ったんなら、もっと勉強しろよ!と当時の自分に突っ込みたい気持ちもあるが、
とにかく!勉強する環境を整えてくれてた父には感謝してるし、
自分もまた娘に対して、そうありたいと思っている。
経済的な問題とかあるけど、出来る限り娘が望む方向へ進めるようにしてあげたい。
「ママ!あたし医者になりたいの。」
いいわよ、ママ、身を粉にして働くわ。
「ママ!あたし通訳になりたいから、留学したいの。」
いいわよ、ママ、身を粉にして働くわ。
「ママ!あたし弁護士になりたいの。」
いいわよ・・・とどまるところを知らぬ妄想・・・
コメント (2)
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名前の話その2

2010年03月03日 | Weblog
3月3日(木)曇り
男心と女心の違いを感じるのが、失恋後の未練であるとは良く言われてること。
男の未練たらたらぶりに驚いた話二つ。
友人で、小さなバーのママをしてる女性がいる。
美人タイプではないのだが、色気とセンスの良さと気っぷの良さが
男性女性両方にウケる。
そんな彼女の元カレが彼女に言った。
「君に振られた後、今の女房と知り合って結婚した。
女の子が生まれて、君の名前をつけたんだ。」
彼女、ぞっとしたと言う。
その話を聞いたワタクシもぞっとした。
が、未練心をちらつかせ、あわよくば焼けボックイに火をつけたいが為の作り話かもしれぬとも思った。

以前働いてた会社の上司は4人の子だくさん。
名前に凝っていて、変わった名前好きのワタクシとしては興味津々。
呑み会の時、由来を聞いてみた。
もうだいぶ酔っぱらってた上司、
長男次男の名前の説明の後、長女○美ちゃんの話に。
急に、遠くを見るような、昔を思い出すような顔になり、
学生時代のほろ苦い恋愛話を始める。
それが、かなりストーカーチックな話だったことにも引いたが、
とどめが、その未練たらたらぶり。
大好きだった○子ちゃんのことが忘れられず、
かといって、さすがにそのままの名前を我が娘につけるのは気が引けたのか
子を美に代えてつけたというではないか!
うわぁ~~っ!ここにもいたよ、未練たらたらな男が!
友人の元カレの話も、まんざら作り話ではないかもしれない。

普通は、いや、女性は、振られた男の名前を息子に付けることはないと思うなあ~
友人和美ちゃん(仮名)は、学生時代の彼氏しんいちクンに振られ、
勢いで見合いをし、意気投合して即結婚した。
お相手は、遊び人のしんいちクンとは真逆のタイプの、真面目を絵に描いたような人。
時代小説とか、時代劇が好き。
で、男の子が生まれ、彼が言う。
「男のが産まれたら『しん』のつく名前にしたいと思ってたんだけどどうかな。」
彼女、過去の話は一切してないから、ただ嫌だとも言い張れず、
また、優しい夫の思いもかなえてあげたい。
よって『しんいち』になることだけは阻止しようと決意。
無事『しんのすけ』クンに決定・・・
従姉は従姉で、女の子が生まれた時、「みほ」ちゃんと付けたいと思ったらしい。
しかし、夫が頑に拒否。
理由を聞いても、ごにょごにょ言葉を濁すだけ。
結局あいだをとって(?)「しほ」ちゃんと命名。
従姉曰く「きっと『みほ』って女にこっぴどく振られたんだね」
普通の心理だと、そうなるよねえ~
振られた女の名前を娘に名付けるなんて、よっぽどその女の振り方がうまかったか、
男女の枠を越えた、永遠の憧れのようなものになってるのか(あたしゃこういうのは信じないけどね)

今日はひな祭り。
一人一人違う名前をもったおひな様達が健やかに育っていきますように。

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名前の話その1

2010年03月02日 | Weblog
3月2日(火)曇り
未だフィギュアの興奮さめやらぬワタクシ。
ネットで裏話やらを読んではいちいち泣いたり感動したり・・・
そのなかでちょっと笑えたのが・・・高橋大輔の名前は「嶋大輔」からきてるという話。
有名人だとか、知人の名前をそのままつけるということに、ワタクシは抵抗がある。
なぜなら、ワタクシの両親の名付け方が、そうだったから。
小学生の時、「自分の名前の由来について調べる」という宿題が出て、母に尋ねると・・・
産まれた当時、近所に住んでた気だての良いお嬢さんの名前をもらったとのこと。
がっかりだ。
宿題は、「近所のお姉ちゃんの名前から」なんて書くのがイヤで、
適当に作文して提出した。
超ありふれてて、クラスに必ず2、3人は同名がいてイヤだった。
だから、自分の子供には、珍しい名前をつけると決めていて、
娘はお友達から「今までに一度も会ったことない名前」と言われてる。
しかし、我が兄は、教師をしてた父の最初の教え子で、超頭が良くて超性格の良かった男の子の名前をつけられた。
これが、ワタクシの45年の人生で兄と同名は三人しか知らない。
ま、その三人も思想家だったりミュージシャンだったり作家だったりなので、
本名かどうかは知らない。
兄は、子供の頃、とっても嫌な思いをしたし、
兄妹喧嘩したら、クソ生意気な妹から名前をからかわれたりもして、
名前に関してはホント親を恨んでたと思う。
だからか、自分の息子には、結構フツーな名前をつけた。
大人になった今、自分の名前のこと、どう思ってるのか聞いてみたい気もするが、
最近会ってないなあ~
兄ちゃん!元気でやっとるのか?

名前と言えば、最近ボランティアで読んだ短歌の本に出てきた歌人の名前。
『斉藤斎藤』氏。
ま、現代若手歌人だものね。
芸術家だもの、ある意味変わり者だろうからね。
変わった俳号つけたんだろうねと思ってたら・・・どうやら本名らしい・・・
俵万智さんを彷彿させるような、わかりやすくて、おもしろい歌を詠む人のようだ。
*加護亜依と愛し合ってもかまわない私にはその価値があるから
*中卒の母の執拗な執念の幼児教育の結果この歌
しかし、自称名前研究家のワタクシとしては、お父上に名前の由来をお尋ねしたい。

娘の中学のクラスメイトの男子には、名前が回文になってる子がいた。
こういうのって、ぜったい父親が名付けたよね。母の反対押し切って。
名前って、おもしろい。
明日も名前の話続きます。
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