一関市東山町のケイトウ(鶏頭) 2008年8月25日
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2008年8月25日(月)、連日雨降りの天気で稲などの生育が心配され
ますが、雨が一時止んだ合間に一関市東山町長坂の上中倉地区にある
「上中倉地域花壇」を見に行ってきました。
この花壇が8月20日付地元紙「岩手日日」で「”がんばれニッポン”
日本選手団にエール 住民有志 五輪テーマの花壇造成」という見出
しで紹介されていました。オリンピックの赤や青、黄色のマークや日
本と中国の国旗を色とりどりの花で表し、遠く中国の日本代表選手団
に熱いエールを送っているものでした。
一関市では、毎年「花いっぱいコンクール」を実施していますが、
一関市東山町長坂の上中倉地区の住民有志は、自分たちでタネから
育てた花壇を管理して、旧東山町の花いっぱいコンクール時代から
コンクールに参加し、旧市町村ごとに実施される地域審査で平成13
年から19年まで毎年最優秀賞を受賞しています。17年には「みどり
の愛護功労者」として国土交通大臣表彰も受けています。
今年の地域審査は既に終わっていますが、五輪をテーマにしたアイ
デアによる花壇造成はきっと認められることでしょう!
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一関市東山町のケイトウ(鶏頭) 2006年9月4日
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2006年9/4(月)、一関市東山町長坂字町の民家の庭で付き枝の沢山
出た「トサカゲイトウ」を見つけました。私が子供の頃(50年も前)
は、ケイトウといえばニワトリ(鶏)のトサカに似た花穂をつけるト
サカゲイトウのことでした。今では「玉ケイトウ」「フサ(羽毛)ゲ
イトウ」「ヤリゲイトウ」などのバラエティがあり、ケイトウは秋の
花壇の主役のひとつになっています。
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玉ケイトウ/クルメゲイトウ(久留米鶏頭)
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ヤリゲイトウ(槍鶏頭) 8月19日(土) 東山町松川字滝の沢地区
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ケイトウ(鶏頭)ヒユ科 ケイトウ(ケロシア)属
Celosia cristata
別名:トサカケイトウ、カラアイセロシア・クリスタータ
(Celosia cristata)、(韓藍)
東南アジア~インドにかけて原産する1年草。日本には古い時代に
中国を経て渡来したといわれ、「万葉集」に「韓藍(からあい)」
の名で詠まれているのはケイトウだとされている。奈良時代にはす
でに観賞用として庭に植えられていたという。
在来種の草丈は高さ60~90cmだが、今も盛んに育種され、草丈約
15cmの花壇や鉢花用の矮性品種から高さ1mを超えるものまで、色
も形も多様な多くの園芸品種が誕生している。
これらは花穂の形により、「トサカ系(トサカゲイトウ):花穂
が鶏のとさかのように扁平な帯状に変化したもの」、「クルメ系
(久留米ゲイトウ/玉ケイトウ):花穂が密に集まって球状になっ
たもの」、細かい花穂が密集した「プルモーサ系(羽毛ゲイトウ、
房ゲイトウ)」、スギの樹冠に似た「チャルジー系(槍ゲイトウ、
玉咲きゲイトウ:プルモーサ系より花序が短い)」の4系統に分類
される。
いずれも茎は真っ直ぐに伸び、柔らかで太く条線がある。葉は密
に互生し、先の尖った卵形~卵状披針形。品種によって緑色のもの
と銅赤色のものがある。
花序は短柄を有し、花茎の上端が帯化。肥大してニワトリのトサ
カ状となり、その下方に花を密生する。
夏から秋にかけて(6~10月)様々な形の花穂をつける。花穂の色
は紅赤、緋赤、橙、黄、桃、白など豊富。
日本では育種が進み、本種に玉トサカ状の久留米ケイトウ、本種
とヤリゲイトウとの交雑による槍状の八千代ケイトウの2系統が
ある。そのほかに、2変種の系統の品種も数多く、ともに切花栽
培されている。近年花壇用の矮性種も育成されている。
園芸品種に久留米ケイトウ系にコロナcv.Corona、ヤリゲイトウ
系に金峰var.childsii cv.Kinhou、フサゲイトウ系にフェアリー
・フェザーvar.plumosa cv.Fairy Feather、キャッスル・ピンク
var.plumosa cv.Castle Pinkなど。
アレンジメント用に同属別種のケロシア・フットニィーCelosia
huttoniiのシャロンcv.Sharonとピアcv.Piaがある。
[栽培]日当たり、排水性のよい弱酸性土壌でよく育つ。[花期]
播種後、40~50日で開花。
同じケイトウ属には、熱帯に広く分布し日本の暖地にも野生化し
ている「ノゲイトウ(野鶏頭)」があり、最近はこの系統の園芸品
種も栽培されている。丈は30~100cm。いずれも種子は5月上旬に直
まきし、後に間引く。
ケイトウ(ケロシア)属 Celosia
アジア、アフリカ、アメリカの熱帯から亜熱帯にかけて50種が分布
する一年草、低木。花は両性で、子房は2~多数の胚珠を含む。
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2008年8月25日(月)、連日雨降りの天気で稲などの生育が心配され
ますが、雨が一時止んだ合間に一関市東山町長坂の上中倉地区にある
「上中倉地域花壇」を見に行ってきました。
この花壇が8月20日付地元紙「岩手日日」で「”がんばれニッポン”
日本選手団にエール 住民有志 五輪テーマの花壇造成」という見出
しで紹介されていました。オリンピックの赤や青、黄色のマークや日
本と中国の国旗を色とりどりの花で表し、遠く中国の日本代表選手団
に熱いエールを送っているものでした。
一関市では、毎年「花いっぱいコンクール」を実施していますが、
一関市東山町長坂の上中倉地区の住民有志は、自分たちでタネから
育てた花壇を管理して、旧東山町の花いっぱいコンクール時代から
コンクールに参加し、旧市町村ごとに実施される地域審査で平成13
年から19年まで毎年最優秀賞を受賞しています。17年には「みどり
の愛護功労者」として国土交通大臣表彰も受けています。
今年の地域審査は既に終わっていますが、五輪をテーマにしたアイ
デアによる花壇造成はきっと認められることでしょう!
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一関市東山町のケイトウ(鶏頭) 2006年9月4日
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2006年9/4(月)、一関市東山町長坂字町の民家の庭で付き枝の沢山
出た「トサカゲイトウ」を見つけました。私が子供の頃(50年も前)
は、ケイトウといえばニワトリ(鶏)のトサカに似た花穂をつけるト
サカゲイトウのことでした。今では「玉ケイトウ」「フサ(羽毛)ゲ
イトウ」「ヤリゲイトウ」などのバラエティがあり、ケイトウは秋の
花壇の主役のひとつになっています。
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玉ケイトウ/クルメゲイトウ(久留米鶏頭)
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ヤリゲイトウ(槍鶏頭) 8月19日(土) 東山町松川字滝の沢地区
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ケイトウ(鶏頭)ヒユ科 ケイトウ(ケロシア)属
Celosia cristata
別名:トサカケイトウ、カラアイセロシア・クリスタータ
(Celosia cristata)、(韓藍)
東南アジア~インドにかけて原産する1年草。日本には古い時代に
中国を経て渡来したといわれ、「万葉集」に「韓藍(からあい)」
の名で詠まれているのはケイトウだとされている。奈良時代にはす
でに観賞用として庭に植えられていたという。
在来種の草丈は高さ60~90cmだが、今も盛んに育種され、草丈約
15cmの花壇や鉢花用の矮性品種から高さ1mを超えるものまで、色
も形も多様な多くの園芸品種が誕生している。
これらは花穂の形により、「トサカ系(トサカゲイトウ):花穂
が鶏のとさかのように扁平な帯状に変化したもの」、「クルメ系
(久留米ゲイトウ/玉ケイトウ):花穂が密に集まって球状になっ
たもの」、細かい花穂が密集した「プルモーサ系(羽毛ゲイトウ、
房ゲイトウ)」、スギの樹冠に似た「チャルジー系(槍ゲイトウ、
玉咲きゲイトウ:プルモーサ系より花序が短い)」の4系統に分類
される。
いずれも茎は真っ直ぐに伸び、柔らかで太く条線がある。葉は密
に互生し、先の尖った卵形~卵状披針形。品種によって緑色のもの
と銅赤色のものがある。
花序は短柄を有し、花茎の上端が帯化。肥大してニワトリのトサ
カ状となり、その下方に花を密生する。
夏から秋にかけて(6~10月)様々な形の花穂をつける。花穂の色
は紅赤、緋赤、橙、黄、桃、白など豊富。
日本では育種が進み、本種に玉トサカ状の久留米ケイトウ、本種
とヤリゲイトウとの交雑による槍状の八千代ケイトウの2系統が
ある。そのほかに、2変種の系統の品種も数多く、ともに切花栽
培されている。近年花壇用の矮性種も育成されている。
園芸品種に久留米ケイトウ系にコロナcv.Corona、ヤリゲイトウ
系に金峰var.childsii cv.Kinhou、フサゲイトウ系にフェアリー
・フェザーvar.plumosa cv.Fairy Feather、キャッスル・ピンク
var.plumosa cv.Castle Pinkなど。
アレンジメント用に同属別種のケロシア・フットニィーCelosia
huttoniiのシャロンcv.Sharonとピアcv.Piaがある。
[栽培]日当たり、排水性のよい弱酸性土壌でよく育つ。[花期]
播種後、40~50日で開花。
同じケイトウ属には、熱帯に広く分布し日本の暖地にも野生化し
ている「ノゲイトウ(野鶏頭)」があり、最近はこの系統の園芸品
種も栽培されている。丈は30~100cm。いずれも種子は5月上旬に直
まきし、後に間引く。
ケイトウ(ケロシア)属 Celosia
アジア、アフリカ、アメリカの熱帯から亜熱帯にかけて50種が分布
する一年草、低木。花は両性で、子房は2~多数の胚珠を含む。