2013年4月20日(土)、花巻観光バス(株)の「ハナカンツアー・お花見山のさくら」に参加しました。花巻6:30出発、各地集客、一関IC8:45東北HW~福島飯坂IC。お花見山には11:16頃着きました。参加者37名。
http://www.f-kankou.jp [(社)福島市観光コンベンション協会ホームページ]
花見山周辺の花木畑:花見山公園とその周辺の美しい景観は、福島市渡利地区の花木生産農家の集落による色とりどりの花木畑やきれいな小川、里の原風景で織りなされています。その美しさから、写真家の故・秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と称えて全国に紹介し、福島市が全国に誇る花の名所として知られるようになりました。[一般社団法人・福島市観光コンベンション協会発行「ふくしま葉観光ガイドマップ」より]
花見山公園の見学をしてバス駐車場に戻る途中の道路沿いの民家の庭に植栽されていたモクレン(木蓮)が、紫色の花を沢山咲かせていました。
モクレン科 モクレン(マグノリア)属 Magnolia :日本、ヒマラヤ、マレーシア、北アメリカ東部、熱帯アメリカなどに分布する常緑または落葉の高木、低木。花は杯形、星形で大型。
モクレン(木蓮) Magnolia liliflora:白い花が咲くハクモクレン(白木蓮)に対して、シモクレン(紫木蓮)とも呼ばれる。中国(湖北省)原産の落葉小高木で高さは3~5mになる。枝を叢生し、葉は互生し、長さ8~15cmの楕円形、広倒卵形で、先は短く尖る。花期は4~5月で、ハクモクレンより少し遅い。葉が開く前に枝先に直径7~10cmほどの紅紫色の花を多数つける。花弁は6個で、あまり開かず、内側は色が淡い。
花色が濃い品種を’ニグロ’とか、’カラス’cv.Nigraと呼ぶ。ほかに’ベティー’cv.Betty、’ピンキー’cv.Pinkie、’ランディー’cv.Randy、’スーザン’cv.Susanなど、白やピンクの園芸品種がある。トウモクレン(唐木蓮)はモクレンの変種で、花はモクレンより少し小さい。花弁は先がやや尖り、内側はモクレンより白っぽい。栽培:繁殖は株分け、接木。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
モクレン(木蓮)/シモクレン(紫木蓮) モクレン科 モクレン属 Magnolia liliflora
中国原産の落葉小高木。よく分枝して高さ3~5mになる。葉は互生し、長さ8~18㎝の広倒卵形で、先端は短く突出する。4~5月、葉が出る前に枝先に暗紫紅色の花を上向きに半開する。花弁は6個で長さ約10㎝。雄しべと雌しべは多数。集合果は長楕円形で、種子は赤色。
変種のトウモクレン(ヒメモクレン)var.gracilisは全体に小形で、花弁も小形で細く、先がやや尖り、内側が白っぽい。用途:庭木、花材、薬用。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34376986&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市川崎町のモクレン(木蓮)]
(下6つ)花見山公園入口から100mほどの道路沿いにはピンク色とクリーム色のモクレン(木蓮)も花を咲かせていました。