紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

知的財産および著作権のこと

2006-04-14 11:32:21 | 12・Blog・PC・カメラ・家電など
きのうは、Blogのおかげで、一つ知識が増えた。

きっかけは、Yさんの「ひととき」の文章を、ちょこっと自分のBlogに載せてみようと思ったことだ。
「Yさん、ねえ載せてもいい?」
「あら、載せてくれるの。嬉しいわ。」
とまあ、この程度の話しで、載せてもいいのだろうと、迂闊にも考えた。
とにかく、一応一般に公開はされているけれど、ほとんど私の友人だの、Blog仲間だの、親戚だけが見ているBlogである。

ところが、そう簡単にはいかなかった。
もしかして、このBlogを読んでいる人も、自分のBlogにこのような新聞の記事を載せたい人がいるかもしれないので、その経緯を書いておこう。

朝ひととき欄の担当者に電話をかけた。そうしたところ、同じ部署の、別の人が電話に出た。
「担当者がいないので、また午後かけなおすように。」といわれる。

午後かけると、担当者が出た。そうしたら、
「知的財産センターに電話をして許可をとってほしい。」といわれる。
それだけなら、最初の人がいってくれてもよかったのじゃないの。
(一応ここでは文句を書きたいのではなくて、最初から知的財産センターに電話をすれば、事足りたので書いているわけなのである)

次に、知的財産センターに電話をすると、
「『著作物利用申込書』に記入した後、承諾が得られたら、載せてもいい。」といわれ、申込書がファックスで送られてくる。

★名前、住所、電話
★利用著作物(朝日新聞、ひとときのこういう題名というのを書く)
★利用先(このBlogのタイトルと、URL)
★利用方法と目的

それらを書いて、利用する記事コピーと一緒にファックスで送る。

そうしたところ、1時間ほどで、「利用承諾書」が送られてきた。

使用の条件として、

1,出所(紙面、掲載日付)を表示。
2,文章は変えない。
3,Yさんとの話し合いは私の責任においてしておく。
4,無断転載禁止する旨の表示をつける。
5,利用期間はその日より1年間とすること。

そんな経過をたどって、きのうの文章を載せることができた。