紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

我が町の友人たち

2006-04-13 17:56:01 | 19.友人との時間
朝日新聞の「ひととき」欄のファンである。
これがあるために、他の新聞の誘惑にも負けず、もうずっと長い間とり続けている。

その「ひととき」欄で、先日(4月11日)、さわやかな風が、心の中に吹き込んでくるような文章に出会った。



う~ん、いいなあ。
少女の頃からの夢に向かって、まっすぐに歩いていく1人の女の子、いや女性の姿が立ち上がってくる。

もちろん、いくら感動したといっても、全く知らない人の文章を、ここには載せられないでしょう。多分。
書いたのは、近所の友人のYさん。我が家の子供たちの保育園時代の父母仲間で、今では飲み仲間である。

我が家がたまたまこの地に住みついて、20年ほどの月日が流れた。ここに来てすぐに出会ったのが、その保育園の父母仲間。
以来、今日までずっと、みな、家族のような付き合いを続けてきた。
楽しかったこと、大変だったこと、悲しかったこと、辛かったこと……、ほんとうにさまざまな時を共有してきた。
そんな年月のことが頭をよぎり、「ひととき」の文章を読んでいるうちに、思わずこみあげてくるものがあった。
近いうち、またみんなで座を囲みましょう。そう……もう保育園の父母仲間ではなく、我が町の友人として。

(Yさんの了解及び、朝日新聞社の承諾を得まして、ここに「ひととき」の文章を掲載させて頂きました)
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