紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

エマノン歌仙・夏の巻

2007-06-06 18:01:43 | 7・連句・俳句・短歌
前回、エマノン歌仙・その10・初大師の巻(冬の巻)を終えた後、私の体調が悪かったりして、しばらく間があいてしまったエマノン歌仙。
歌仙・その10の反省会もしそびれたまま、春の巻は飛ばして、5月の終わりにエマノン歌仙その11・五月鯉の巻(夏の巻)がスタートした。
今回も参加するのは9人。

発句は以下のように集まった。

五月鯉  風ほおばりて 生き生きと

夏富士や 山行く人の 声はずみ

初節句  龍となりたや  鯉のぼり

菖蒲湯や 雛も痼り(しこ)りも とけるかな

さえずりの 声賑やかに 緑陰

面 面と 竹刀を振りて 初夏の汗

南風(みなみ)吹き  林住期なる  道に入る

虹めがけ  坂道を駆け 上るかな

葉桜や フォルクローレの 笛ひびく 

青空へ 宅急便ぞ 夏つばめ  


参加者でよいと思う句に投票したところ、
五月鯉  風ほおばりて 生き生きと     良流娯

の句が一番多くの票を集めた。

しばらくぶりなので、スピードその他どうなるかようすがわからないが、楽しんで巻けるとよいなと思う。
平行して、久しぶりに、せっかち歌仙も始めてみようかな?(連衆のみなさんの希望があれば)
今月終わりに、良流娯さんが旅行から帰ってきてからになるけれど。