紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

アーサーランサム展と神宮輝夫先生講演会

2007-06-11 06:31:48 | 2・仕事の周辺
ふだん時間があれば、郊外へと出かけてしまう私は、久々に銀座の街に出た。
歩行者天国を見て、こんな所を通るの、一体何十年ぶり? と思ってしまった。



昨日は大失敗。前からパスモが出た時から危ないなあと思っていた。サイフは忘れても、前は最寄りの駅で気がついて、取りに走ればよかった。ところが、あの便利なパスモ(スイカだけど)だと、目的地に着いて初めて気づく。

昨日もあわてた。教文館に着いて、講演費を払おうとして、サイフがないのに気づいた。
バックをさかさまにし、どこかにお金が入ってないかと探しまくったら、なんと千円札一枚だけ出てきた。それで全て。
講演費を払ったら、残りはゼロ。でも、よかった。その千円がなかったら、せっかく行ったのに、聞かずに帰ってくるところだった。
予備のお金は持ってないとダメね。

そして、神宮先生の講演会。アーサーランサムがツバメ号シリーズを45歳(?)で書くに至るまでの足取りと、文学的な時代背景のようなお話だった。本当は、もっとツバメ号シリーズそのものの話しが聞きたかったような気もするが、先生の話が聞けて満足だった。

展覧会の写真や地図もとってもよかった。
このブログにも書いたが、私は物語の舞台のイギリス北部湖水地方だけには行ったことがある。でも、他の物語の舞台を、きのう初めて写真で見ることができた。まったく物語そのもの! 行って見たい!! 
湖水地方も、もっと細部に渡って訪れてみたいし。おそらくチャンスがあるとしたら、あと一度きりだろう。

展示写真はここには載せられないから、展示品の写真を載せよう。(これもまずい?)
アーサーランサム倶楽部の方々の、ランサム作品に対する深い思い入れが伝わってくるような展覧会だった。
foggyかおるさん、誘ってくださって、ありがとう。