紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

久しぶりにせっかち歌仙

2007-06-29 17:55:33 | 7・連句・俳句・短歌
9人くらいのメンバーが、ゆるりと回していくエマノン歌仙と平行して、せっかち歌仙を回すことがある。
せっかち歌仙は、原則当日か、翌日回し。
良流娯さんが無事にヨセミテから帰ってきたので、早速始めることにした。
今回参加するのは6人。

発句は、ついこの間エマノン歌仙でも、夏の季語で募集したばかりなので、そうたくさんは集まらなかった。

梅の香や  庭先に立ち  母思ふ

待ちわびし 雨に洗わる 四葩かな

梅雨明けて  心弾ます  夏帽子

朝まだき 小雨に濡れし 七変化

夏空へ 駿馬いななく 草千里  

望郷の サンタルチアや 夏の月  


この中から、いいと思うのを選んでもらったところ、
夏空へ 駿馬いななく 草千里    茶目猫

に決まり、今朝せっかち歌仙・その16「夏空への巻」がスタートした。
そうしたところ、一日で、メンバー一巡してしまった。
本業はだいじょうぶなのか気になるところである。(笑)
そして、エマノン歌仙と両方回している私は、ごちゃごちゃになりそうなので、気をつけなくては。

連句の部屋