紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

氷筍(にょろにょろ)のでき方

2009-01-09 16:44:07 | 3・山の日記
この間行った藤原地区では、車道脇の沢の近くにも洞窟があって、氷筍が見えるということだった。
さーっと通り過ぎたので、上からの氷柱は見えたけど、氷筍は見えなかった。
果たしてこのようなものは、あちこちの山で見られるのだろうか。

洞窟内の天井から水滴が落ちる。この時の微妙な温度で、氷筍はできるようである。
ぽたりと落ちるまでは、水のままじゃないと、氷柱となって、天井からぶらさがるだけだ。



ぽたりと落ちてから凍ることで、氷筍ができあがる。おもしろい。


<他にも見たおもしろいもの>
雪の上で、クロカワゲラがよちよちと歩いていた。3月頃見られると聞いたことがあるような気がするけど。1月でも歩いているのね。




カモシカの歩いた後。同じ所を歩いたけど、もぐってしまう。カモシカの方が軽いらしい。ただ身が軽いだけかも。他にもキツネ、ウサギ、テン、などの足跡を見た。





山ぶどう。木になったまま、干しぶどうになったものを食べた。なかなかおいしい。




とちの木の枝。先の芽がないものは、クマカモシカが食べてしまったらしい。




クマの爪痕。クマというのは、けっこう細い木に登れるものだ。




つるあじさい。トントン好きそう。




つる。これも好きそう。




大幽(おおゆう)の洞窟