紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

卒業の時

2005-03-07 21:05:53 | 20・日々のできごと
明日、あさってと、山形に住む息子が帰っている。
10日から、学生時代の最後のフリーな時間を使って、アメリカ旅行に行くのである。
旅行後は、そのまま山形に帰り、引っ越し、卒業、そして4月1日、いよいよ社会人になる。

ようやく独り立ちすることに、それなりの感慨はあるが、6年前に、19歳で、家を離れた時の方が、巣立ったと感じた。

山形に行くことは、息子が一人で決めた。ちょうどその年、私の父が危篤状態になって、初めての入院をし、姉と1日交替で泊まり込んでいた私は、息子の大学受験のことを気にかける余裕がなかった。
息子は、センター試験から、私立大学の受験、国立前期・後期受験をしていたが、一体どこの大学を受けていたのかも、私は知らなかった。

初めて知ったのは、発表後のこと。
「えーーーー、なんで山形の大学なんて行くのーーーー?」
東京には、星の数ほど(オーバーか?)大学があるのに、またなぜ、わざわざ山形の大学に行かなくちゃならないのか、私にはわからなかった。
しかし、すでに決まっちゃったので、今さら文句をいったところで、仕方がない。
息子は、自分で山形までアパートを探しに行き、4月に家を出ていった。6年前のことだ。

そうして、今年大学院を卒業し、4月から、山形の企業で働くことになった。
今もって、なぜ山形の大学に行くことにしたのか、私にはわからない。けど、この6年間で、今後の人生をずっとそこで過ごしてもいいほど、山形に愛着をもったのだけは確かなようだ。
息子にとって、いずれそこが故郷となるのだろう。

◆私のホームページの先生であるカッパ師匠の「二十歳の誕生日」にトラックバック

(写真:小学校の卒業式の日。右が息子。今年の卒業式で最後になる)

パソコン通信

2005-03-06 08:22:46 | 12・Blog・PC・カメラ・家電など
昨日の日経新聞のプラス1に、ニフティの「パソコン通信」サービスが終了するという記事が出ていた。
驚いた。終了することにではなく、まだ続いていたことに。

思えば10年前。Windows95が出た時、素人でもパソコンが使いこなせるとのうたい文句に、そうか、私でもだいじょうぶかも、と思って、大枚はたいて買った。けっこう高かった。でも、それで仕事をすればいいのだからと、自分を納得させた。

ところが、簡単に使いこなせるなんて、うそっぱち。その頃付随するマニュアル本が山ほどあった。が、それを全部読んで使うなんて、とても不可能。ちょうどその頃、ワープロがこわれ、パソコンで仕事しようと思っていたが、すぐにあきらめ、ワープロも新しいのに買い換えた。

パソコンは、机の片隅でホコリをかぶる運命をたどった。
ところが、ある日、「パソコン通信しない」と誘ってくれた人がいた。それで、自信はないけど、ニフティー・サーブに登録してみることにした。@もない、英字と数字の6文字の組み合わせのアドレス。ニフティーの人どうししか、送り合えない。半角と全角の打ち方もわからない中で、相当な苦労の末、とうとうアドレスの登録に成功。

そして、ようやく、「ピピピーーピーー。」と機械が音をたてて、つながった時は、感動した。
受信箱に、メールが入った瞬間、嬉しくて飛び上がりそうになった。

まわりでパソコン通信している人は、数人しかいなかった頃で、その人たちと、テキストだけのメールをやりとりした。みんな初心者なので、同じメールが5通もきたり、笑えるようなことがいっぱいあった。そうして、パソコン通信がおもしろくて、ATOKを使いこなせるようになり、ローマ字変換日本語の文章が書けるようになった。

1年くらいで、メール仲間も増え、Eメールの時代になった。そして、ニフティーのアドレスは捨てた。
同じ頃、家族と同じパソコンを使っているのでは、埒があかないので、自分用のノートパソコンを購入。仕事も、Eメールも、自分のパソコンでやるようになった。
今思うと、パソコン通信におもしろさを見いださなかったら、パソコンを使いこなすのに、もっともっと時間がかかったことだろう。

(写真は私の3台目のパソコン。Windows XP搭載)

ps)きのうは、テンプレートのCSSをいじって、変えてみた。ああ、くたびれた。

私の誕生花・カサブランカ

2005-03-04 11:18:20 | 20・日々のできごと
お玉さんkenさんのBlogを読んで、私の「誕生日の花」を調べてみた。

11月6日は「カサブランカ」
花言葉は「威厳、高貴、偉大 」(私に似つかわしくないが・・)
大好きな花です。

ところで、私の家に、毎年夏と冬に、「カサブランカ」など、いろいろな百合の花が届けられる。
送ってくれるのは、百合の花の栽培をしている西野直樹さん。夫の友人である。
噴火前は三宅島で、噴火後は八丈島で、百合の花を作り続けている。

先日、読売新聞に西野さん一家の話がのった。「父と歩む農の道」
家族みんなで力を合わせて、がんばっているんだなあ。西野さん一家は、八丈島で百合の栽培を継続しながら、三宅島の農地復旧と試験栽培を並行して行う予定とのことである。三宅島帰島がきまったことで、今まで以上に忙しい生活になるようだ。

これからも、ガンバレ!と声援を送りたい。

西野園芸のホームページ ぜひのぞいてみてください。

◆お玉さんの「あなたが生まれた日の「花」、kenさんの「誕生日の花」にTB

(写真:カサブランカ出荷作業中の西野さんご夫妻)

都内に出かけた

2005-03-03 08:13:52 | 20・日々のできごと
今週は、看病、見舞いのため、都内の病院に通っている。そこで思うのは、今現在、私自身が健康であることのありがたさである。

眺めのいい病室から見た景色。ああ、大都会。

 
(築地市場の向こうにレインボーブリッジ) (汐留あたり。何もなかった所にすごいビル群)

帰りに、病院の近くにある某Nスポーツ新聞社のレストランで行われたホイッスル山の会の会合にいって、元気をもらって帰ってきた。

喜多村さん、沼上さん中心に、山行計画がすすめられる。

毎年一番力をいれて登るのが夏山。8月にどこか泊まりがけで、ど~んと大きな山に行く。今年はどこになるかなあ。
荒川三山はどうかというので、帰ってからホームページを見てみた。

うん。登ってみたい。南アルプスの南部は大きな山が連なっている。このあたりの山もなかなかチャンスがないと登れない。


登りたい山はたくさんある。剣、鹿島槍など後ろ立山連峰・・。
計画を立てる人は、みんないろいろいうので大変である。

でも、どこに登るのであれ、大きな山に登ると、確実に一つ心に何かが刻まれる。

春が近づく

2005-03-02 11:05:52 | 20・日々のできごと
用事があって、野川近くまでいったので、ちょっと、そこらでぼーっとしてきた。
カモがのどかに泳いでいた。
ほんとうなら、私も泳ぎにゆきたいところ。

午後からは、都心の病院に行く。帰り余力があったら、すぐ近くまで行くので、ホイッスル山の会の会合に出席してこようかな~。
あー、山。山に行きたい。

ところで、先日「カテゴリー」について書いたのだけど、まだわかりにくい気がしたので、もう少し、わかりやすくしました。トップに、
◆カテゴリーの説明◆ を付け加えました。

昔の8ミリ映像

2005-03-01 17:49:36 | 9・昔の風景
きのうは、古い写真のことを書いたけど、今日は古い8ミリの話し。
我が家には子供の頃、8ミリの機械があった。
以前、この記事にも書いたことがあるが、その8ミリフィルムは、2本のビデオになり、DVDプレーヤーを買った今では、DVDーRになっている。

めったに見ることはないけど、その話をあちこちでしていたら、今NHKで、昔の映像を募集しているよと教えてくれる人がいた。

「あなたと作る時代の記録 映像の戦後60年」

それで、早速応募してみることにした。はたして採用されるでしょうか。

家の8ミリには、時代をうつした遊びなども写っていて、今見るとちょっと笑ってしまう。チャンバラごっこ、石蹴り、フラフープ、ゴム飛び・・etc、今では死語になっちゃったのもあったりする。

ところで、きのうkenさんのところから、飛んでいった「ぷよぱぱ」さんのBlogで、8ミリで写したものを動画で載せているのを見た。

これって、どうやるんだろう? 何かソフトが必要なんだろうか? 
すごーく知りたい。もし私にもできるなら、家の8ミリビデオもちょっと公開してみようか。
というわけで、
◆.ぷよぱぱさんの不条理み○きー「幼年期のおもひで」にトラックバック

(写真:まだ8ミリは取り込めないので、ふつうの画像。
石蹴りをしているところ。手前のゴミ箱が時代を語っている。(笑)
一緒に写っているのは、今でも忍者と呼ばれるT君であるが、私のチャンバラごっこの相手であった。彼は、今でもカラオケに行くと、「月光仮面」を歌っている(そうである)。)