◇ NY株価は新高値を更新中 = 日米の株式市場は6月に入って、とつぜん目を覚ましたようだ。ダウ平均は1日に大幅高。2日も上げて連日、史上最高値を更新した。ナスダックとSP500も、そろって新高値を付けている。5月の失業率が下がって、FRBによる6月の利上げは決定的。原油価格が下がる環境のなかでの続伸は、市場が強気で固まったことを示している。ダウ平均は週間126ドルの値上がりだった。
日経平均も、1日と2日だけで500円を超す上昇。週間では490円の値上がり。終り値は2万0177円と、1年半ぶりに2万円台を回復した。日米の株価が元気を取り戻したのは、世界的に警戒すべき材料が少なくなったこと。企業の3月期決算がきわめて好調だったことを背景にしている。
ニューヨーク市場は今週、2万1000ドルの台固めに入るだろう。日経平均の次の目標は第2次安倍内閣が発足してからの高値、15年6月の2万0868円になる。アジア各国の株価と比べても、日本株の出遅れは歴然としている。そのくらいまで上昇しても、不思議ではない。
今週は6日に、4月の毎月勤労統計。7日に、1-3月期のGDP改定値と4月の景気動向指数。8日に、4月の国際収支と5月の景気ウォッチャー調査。9日に、4月の第3次産業活動指数。アメリカでは5日に、5月のISM非製造業景況指数。また中国が8日に、5月の貿易統計。9日に、5月の消費者物価と生産者物価を発表する。なお8日はイギリスの総選挙。
≪5日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
日経平均も、1日と2日だけで500円を超す上昇。週間では490円の値上がり。終り値は2万0177円と、1年半ぶりに2万円台を回復した。日米の株価が元気を取り戻したのは、世界的に警戒すべき材料が少なくなったこと。企業の3月期決算がきわめて好調だったことを背景にしている。
ニューヨーク市場は今週、2万1000ドルの台固めに入るだろう。日経平均の次の目標は第2次安倍内閣が発足してからの高値、15年6月の2万0868円になる。アジア各国の株価と比べても、日本株の出遅れは歴然としている。そのくらいまで上昇しても、不思議ではない。
今週は6日に、4月の毎月勤労統計。7日に、1-3月期のGDP改定値と4月の景気動向指数。8日に、4月の国際収支と5月の景気ウォッチャー調査。9日に、4月の第3次産業活動指数。アメリカでは5日に、5月のISM非製造業景況指数。また中国が8日に、5月の貿易統計。9日に、5月の消費者物価と生産者物価を発表する。なお8日はイギリスの総選挙。
≪5日の日経平均は? 予想 = 下げ≫