◇ NYについて行けない東京 = ダウ平均は先週320ドルの値上がり。史上最高値を更新して、2万8500ドルに迫っている。一方、日経平均は反落。週間206円の値下がりだった。2万4000円をあっさりと割り込んでおり、ニューヨークの活況にもついて行けなかった。市場の空気はニューヨークは強気、東京はやや弱気に傾き始めている。
その差は、主として経済の先行きに対する信頼度の違いにあるようだ。アメリカ経済は雇用が堅調で、年末商戦も活況を呈しており、個人消費も強い。このため企業の業績回復も早いと、投資家は期待している。これに対して日本経済の見通しは重苦しく、企業の業績回復にも期待が持てない。先週は来年度予算の編成も終了したが、市場はほとんど反応しなかった。
こんな調子で年末年始を迎えることになるが、ニューヨークはダウ平均のさらなる新高値を見込む投資家が多い。その一方、東京では日経平均が2万4000円台を回復できるかどうか。ニューヨークに追随するのか、年末を控えて利益確定売りが強まるのか。週初は上げても、その勢いが続くのかどうか。
今週は23日に、10月の全産業活動指数。25日に、11月の企業向けサービス価格。26日に、11月の住宅着工戸数。27日に、11月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計。アメリカでは23日に、11月の新築住宅販売が発表される。
≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
その差は、主として経済の先行きに対する信頼度の違いにあるようだ。アメリカ経済は雇用が堅調で、年末商戦も活況を呈しており、個人消費も強い。このため企業の業績回復も早いと、投資家は期待している。これに対して日本経済の見通しは重苦しく、企業の業績回復にも期待が持てない。先週は来年度予算の編成も終了したが、市場はほとんど反応しなかった。
こんな調子で年末年始を迎えることになるが、ニューヨークはダウ平均のさらなる新高値を見込む投資家が多い。その一方、東京では日経平均が2万4000円台を回復できるかどうか。ニューヨークに追随するのか、年末を控えて利益確定売りが強まるのか。週初は上げても、その勢いが続くのかどうか。
今週は23日に、10月の全産業活動指数。25日に、11月の企業向けサービス価格。26日に、11月の住宅着工戸数。27日に、11月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計。アメリカでは23日に、11月の新築住宅販売が発表される。
≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ≫