経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (24)

2020-08-22 07:45:14 | なし
◇ ヨーロッパに第2波の兆候 = 日本時間21日午前0時の集計。アメリカの死亡者数は17万3204人。ブラジルは11万1100人、インドは5万3866人。いずれも1週間で7000人前後の増加、衰えは全くみえていない。あとイギリスが4万人台、イタリアとフランスが3万人台。スペインとイランが2万人台、ロシアと南アフリカが1万人台の死亡者を記録している。世界的にみて、パンデミックはなお進行中だ。

それどころか、このところ落ち着きをみせていたヨーロッパ諸国で、再び感染者が増え始めた。たとえばスペインではこの1週間で4万1000人、フランスでは1万8300人。ドイツでは8700人、イギリスでも7400人の新規感染者が発生した。このため各国とも深夜の飲食店休業やマスクの義務付けなど、対策の再強化に乗り出している。第2波が襲来したという見方が強い。

感染者は若者が中心で、イギリスの5300人増を除けば、死亡者はそれほど増加していない。スペインでは218人、フランスでは97人の増加にとどまっている。しかし時間とともに感染は高齢者に広がり、重症者や死亡者は増えるだろうと予想されている。その水準を第1波のときより低く抑えられるかが、各国政府の目標になってきたようだ。

この点では、日本も同じ。感染者数は6万人を超え、死亡者数は1173人に達した。この1週間では83人も増えている。1か月前には1週間で3-7人しか死亡しなかったのに比べると、増加のスピードは加速している。日本感染症学会の舘田理事長は「いま日本は第2波の真っただ中にいる」と断定。フィンランドは日本からの入国を禁止した。

       ≪21日の日経平均 = 上げ +39.68円≫

       【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】     

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