経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (25)

2020-08-29 07:35:08 | なし
◇ 泥沼のアメリカ・ブラジル・インド = 日本時間28日午前0時の集計。いぜんとして、アメリカ・ブラジル・インドの状態が最悪だ。この3か国の死亡者数はいずれも、1週間で6500人以上の増加。アメリカは18万人、ブラジルは12万人に接近、インドは6万人を超えた。あとはイギリスが4万人台、イタリアとフランスが3万人台、スペインとイランが2万人台、ロシアと南アフリカが1万人台で続いている。

3か月前の数値と比べると、まず感染者数はアメリカが412万人の増加。ブラジルは330万人、インドは315万人の増加だった。死亡者数はアメリカが7万9000人、ブラジルが9万2000人、インドが5万6000人の増加となっている。とにかく、この3か国の感染者と死亡者の増え方は尋常ではない。

この3か国で共通しているのは、やはり徹底的なコロナ対策を講じられない点だろう。アメリカでは経済再生を重視する州が多い。ブラジルは、大統領が最初からコロナ対策を無視してきた。インドも経済を封鎖すると、生活できなくなる人が多い。対照的にヨーロッパ諸国では、徹底した外出禁止が実施された。

日本の感染者数は6万5757人、死亡者数は1254人になった。3か月前に比べると、感染者数は4万9000人、死亡者数は358人増えている。この数値をどう評価するかは、なかなか難しい。日本でも規制緩和を求める声は強く、政府はGO TO トラベルに東京を含める方向で検討しているようだ。ただ死亡者数が2週連続して80人を超えたことは、やはり心配である。

       ≪28日の日経平均 = 下げ -326.21円≫

       【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】    

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