◇ ‟第7波”は‟第6波”よりも強烈 = 世界の感染者は累計5億5954万人、この1週間で704万人増加した。この増加数は4月上旬以来の大きさ。死亡者は636万3300人で、週間1万8580人増加した。この増加数は5月中旬以来の大きさ。オミクロンの変異種BA・5の拡大によるもので、重症化率は低いものの、感染者が増加したことで死亡者も増える傾向にある。コロナ禍は新たな局面に入ったと言えるだろう。
国別の死亡者数をみると、アメリカが累計102万3620人。この1週間で4537人増加した。続いてブラジルが67万人台、インドが52万人台、ロシアが37万人台、メキシコが32万人台。さらにイギリスが18万人台、イタリアが16万人台、インドネシアとフランスが15万人台、ドイツが14万人台となっている。特筆すべき点は、これら上位10か国のすべてで死亡者数が前週より増えたことだ。
日本の感染者は累計1001万5012人。ついに1000万人を超えた。この1週間で46万4428人増加している。この増加数は2月下旬以来の大きさ。死亡者は3万1534人で、週間155人の増加。前週より57人増えている。1日当たりの新規感染者数をみると、‟第6波”のピークが2月1日の10万4483人。先週は9万7000人を数えており、間もなく‟第6波”のピークを超えることは確実。しかも増加のスピードは‟第6波”よりも、かなり速い。
こうした状況のなか、政府の分科会は「行動規制は実施しないこと」を決めた。経済の正常化を優先する政府の方針を反映したのだろう。また政府関係者は「自治体から要請がないためだ」とも説明している。ところが、たとえば東京都は事態を重視し、警戒レベルを「最も深刻な状態」に引き上げた。コロナ対策の責任は、政府にあるのか自治体にあるのか。国民にはきわめて解りにくい。
≪15日の日経平均 = 上げ +145.08円≫
【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】
国別の死亡者数をみると、アメリカが累計102万3620人。この1週間で4537人増加した。続いてブラジルが67万人台、インドが52万人台、ロシアが37万人台、メキシコが32万人台。さらにイギリスが18万人台、イタリアが16万人台、インドネシアとフランスが15万人台、ドイツが14万人台となっている。特筆すべき点は、これら上位10か国のすべてで死亡者数が前週より増えたことだ。
日本の感染者は累計1001万5012人。ついに1000万人を超えた。この1週間で46万4428人増加している。この増加数は2月下旬以来の大きさ。死亡者は3万1534人で、週間155人の増加。前週より57人増えている。1日当たりの新規感染者数をみると、‟第6波”のピークが2月1日の10万4483人。先週は9万7000人を数えており、間もなく‟第6波”のピークを超えることは確実。しかも増加のスピードは‟第6波”よりも、かなり速い。
こうした状況のなか、政府の分科会は「行動規制は実施しないこと」を決めた。経済の正常化を優先する政府の方針を反映したのだろう。また政府関係者は「自治体から要請がないためだ」とも説明している。ところが、たとえば東京都は事態を重視し、警戒レベルを「最も深刻な状態」に引き上げた。コロナ対策の責任は、政府にあるのか自治体にあるのか。国民にはきわめて解りにくい。
≪15日の日経平均 = 上げ +145.08円≫
【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】