経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (141)

2022-12-03 07:52:09 | なし
◇ ‟インフルエンザ並み”は時期尚早 = 世界の感染者は累計6億4667万人、この1週間で359万人増加した。この増加数は前週より75万人多い。4週連続で拡大している。死亡者は664万3831人、週間9632人の増加だった。この増加数は前週より1141人少ない。増加数が1万人を割ったのは7週間ぶり。感染者の増加傾向ははっきりしているが、死亡者はやや減少した。おそらく死亡者の減少は一時的であり、世界的にみてコロナは勢いを強めているように思われる。

国別の死亡者数をみると、アメリカは累計108万0444人。この1週間で1515人増加した。次いでブラジルが68万人台、インドが53万人台、ロシアが38万人台、メキシコが33万人台。さらにイギリスが21万人台、イタリアが18万人台、フランス・インドネシア・ドイツが15万人台となっている。大きく増えた国はないが、アメリカは108万人台に乗せた。

日本の感染者は累計2494万6231人、この1週間で78万3501人増加した。この増加数は前週より14万5249人多い。7週連続で増加幅が拡大している。死亡者は5万0070人で、ついに5万人を突破した。この1週間で1162人増加した。水際対策の撤廃、旅行支援政策などを一気にやり過ぎたせいかもしれない。政府はさらにコロナを、インフルエンザ並みの感染症対策に引き下げる方針。そうなると、ワクチン接種も自費負担ということになる。

だがインフルエンザは年間平均で、感染者数が1000万人ほど。死亡者数は05年で1818人だった。1週間当たりにすると、35人程度に過ぎない。現在、コロナによる死亡者は1週間で1000人を超えている。こうした数値から考えると、コロナをインフルエンザ並みの感染症にするのは時期尚早。少なくとも1週間の死亡者数が100人を下回ったときにしてもらいたい。

        ≪2日の日経平均 = 下げ -448.18円≫

        【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】     

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