魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

長崎くんち-日本ワインの新酒

2017年10月07日 | ワイン ~2020年
長崎くんちは土日祝となっており、賑わうのは良いのでしょうが、大変な混雑が予想されます。

当店へお越しの際は長崎駅~大波止は避けて迂回ください。
8日は日曜日ですのでお休みですが、9(祝、月)は通常通り営業です。
もちろん本日営業中。連休中のワインのお求め、よろしくお願いいたします。

ふと思うけど、宅配便の方、特に大波止近辺とか、どーやって配達するのでしょう?!




やっぱり行ってしまった。

中毒の店。マドゥバニ。止まらない!







しっかりとスパイス充填して戻ってきますと・・・



ワインメーカーさんが営業で来店。

日本ではもうワインの新酒が出ております。


当店では取引はないのですが、メーカーさんがやってきました。




新しい「日本ワイン」というヨーロッパのワイン法に近い、取り決めが日本のワイン業界でも
行われようとしています。

ボジョレー・ヌーヴォーが11月の第3木曜日という解禁日にならい、日本でも
「甲州種」と「マスカットベリーA種」の新酒は11/3解禁ということになっているそうです。



その他の品種はもう出ているのもあります。
例えば巨峰やデラウエア種がそうです。




実物です。
飲んでみました。



・・・美味しく飲めますが・・・甘いんですよね。

でもグラス1杯なら美味しく飲むことが出来そうです。2杯目以降はきっと違うの飲む~。


もちろん本格的なワインではありません。まず品種が食用ですのでワイン用ではないんです。
この点は日本のワインを知る上で、多くの方にまず知っていただきたいところ。


食用ブドウか醸造用ブドウかでワインの味わいは決定的に違います。


「おらが町(村、市)で、葡萄取れるやろ、あれで町おこしにワイン造れんか?」・・・ってさ、
な~んもワインのことを知らん町のお偉方とか誰かが、無責任に安易に言い出すわけよ。

そいで取りあえず造ってみましょう、ってところから始まるもんだから、食用ブドウのワイン
が出来上がります。我が県のとある町でもそういった・・・???

すみません。止めておきます。




もちろん上の写真のワインはちゃんとしたワインを造っているシャトー勝沼のものです。
山梨県勝沼町というのは、日本でも屈指に醸造用ワイン栽培に適した場所です。

それでも、やっぱり食用ブドウのも造ります。イベント、お土産用、観光バスで見学に
やって来る団体客用って感じでしょうか。
でもこれから日本のワインは変わっていくでしょう。

もう長くなるので止めますね。


長崎ではワイン祭りはありませんが、長崎くんちで賑わい、本格的な秋となります。

コメント
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