先日は摂南大学
にてひらめきときめきサイエンスというイベントで「バイオ燃料電池を作る」というワークショップ
に申し込んでいたので行ってきた。
身近な電池や電池のしくみなどの説明の後、実験へ。
まずは電子メロディを組み立て、
いろんな種類のジュースやくだものなどで電池をつくる実験。
亜鉛と銅の板をスイカに突き刺してみる。
電気が発生すると電子メロディが鳴る。
耳を澄ますとかすかに鳴っている~
亜鉛の板が果物の酸に溶け出る時に電子が銅の方へ移動、その途中にある電子メロディを鳴らすという仕組み。
飲み物の中ではカルピスが一番よく鳴ってた?!
レモンが一番鳴りそうな気がしたけどそうでもないみたい。
レモンの粒の袋が抵抗になるようだ。
こんな結果に。
今度は人間も電池になるのか?
生物が水分を含んで潤う性質を利用する人間電池体験。
両手に金属棒を持って電圧を流す。
誰が一番電気を発生させることができるかな?
そして昼食をはさんでいよいよメインイベントのバイオ燃料電池作り体験を。
なんと材料は魚のうろこ。
薄くて大きなうろこがいい、というので皆で真剣にいいうろこを選んだ。
ペットボトルのふたで作られたキットを使って、コラーゲン、うろこを貼り付け、プラチナと炭が入ったゼラチンで間を埋め、
電池は完成。
さて、電気は流れるかな?
0.6Vとやや弱めだけど電気は発生してるみたい。
魚のうろこで電池を作る、というのは世界最先端の技術だそうで現在こちらの研究室で研究中だそう。
最後には修了証書と記念のバッジをもらってワークショップは終了。
この日は10時半から3時半まで、学食でランチ付きで至れり尽くせりのイベントだった。
このプログラムは国からの科学研究費補助金(科研費)という費用から出されているそう。
大学などの研究機関で小中高生を対象に今年は全国120機関で205プログラムが行われている。→
ひらめきときめきサイエンス
更にこの日は摂南大学のオープンカレッジの日でもあり、
いろいろとイベントもやっていたのでおひる休憩時に覗いてみた。
建築学科のコーナーでは緑の住宅模型を作る体験に子供たちは参加。
そこで出会ったこの「テラダモケイ」
建築模型用添景セットなのだそうだが、これがなかなかかわいい!
テラダモケイの楽しみ方なる本も出ていて、公園編や動物園、オーケストラ編までシリーズはいろいろあるみたい。
娘は夏休みの自由研究or工作にこれが作りたい~と。
自由研究は今日のワークショップのバイオ電池じゃなかったの?!
と、ちょっとがっくり来てしまったが、テラダモケイは自分も気になるのでお取り寄せしてみよう。