m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

シンガポール&マラッカタイル旅2018【ヒーレンストリートのアンティークショップ&靴屋他】

2018-06-13 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

ジョンカーストリートからヒーレンストリートのショップハウスを巡りつつ、タイルがありそうなお宅を突撃取材・・

しかしやはり、ヒーレンストリートの邸宅の方々はガードが固く、

「日本からやって参りましたタイルリサーチャーです。」的な感じでとびきりの笑顔でご挨拶しても、

怪しまれる&うざがられる?!ばかりでなかなか取材は難航をきたした。

最初に入れて頂いたお宅のように、外から帰って来た住人に偶然遭遇する、みたいなパターンでもなければ

なかなか難しそう。出て来られたお宅の人の背後にすごいタイル空間が広がってるのを尻目にドアをパタンと閉められもした。

 

 

邸宅訪問の合間に邸宅を改装したショップも巡る。

朝はこのように扉が閉ざされてたアンティークショップのマラカハウス。

 

 

前回来た時はここでマジョリカタイルを購入した。

その時より、お店の中は閑散とした雰囲気にはなっていたが、お店はなんとか健在のよう。

 

 

階段のある部屋の向こうにはオープンエアの中庭、

 

 

中庭の奥には更に部屋があり、

 

 

細い通路がまだ奥に続く。

 

 

再びオープンエア空間があり、

 

 

更に部屋、

 

 

その奥に裏庭、とものすごいウナギの寝床ぷり。

 

 

レリーフタイルが貼られる玄関口も

 

 

8年前にはなかった、レンタル衣装を着てショップハウスの素敵空間で写真を撮れるというお店などもできてた。

そのお店で、中にタイルがあるなら入場料を払って入ろうかと尋ねてみたが、タイルはないと言われてしまった。

ショーケースの中に、一枚、こんなタイルがあるよ、と見せてくださった。

あまり見かけたことのないデザインだなあ。

 

 

そしてもう一軒、以前にも訪れたアンティークショップ、シャリカット・アブドゥルへ。

 

 

入口床のタイル。

 

 

ちょっとこわもての不愛想なお店のおじさんに、8年前に来た時に、ここでタイルを買いました。

と話すと、おじさんはう~~ん?とまじめに思い出そうとしてたが・・

さすがに8年前の一日本人旅行者は思い出せないだろう?!

NO PHOTOの店内で、タイルの写真を撮ってもよいか?尋ねるとあっさりOKが出た。

 

 

 

 

私が以前ここで買ったベルギー製のアザミのタイルもあった。

 

 

アンティークの家具類もあり、ここで初めて、マラッカでマジョリカタイルが家具に付いたパターンを見た。

台湾では家具とマジョリカタイルを見かけたけど、マレーシアでもあるんだなあ。

 

 

マジョリカタイルは天板の上あたりに一列貼られてた。

このデザインも初めて。

この後、また邸宅訪問を試みたが、あえなく撃沈・・

留守や空き家の家も結構あるなあ。

そして再び、スコールが降って来た。

 

 

向かいにあった老舗の靴屋さんに雨宿りに飛び込んだ。

 

 

「ワー・アイク・シューメイカー」は100年続くビーズ職人のサンダルのお店。

 

 

いい感じのショーケース。

 

 

お店のおじさんにいろいろとお話を伺ってみる。

3代目だというおじさん、オーダーメイドで作るというサンダルの品質のよさを力説し、

日本の有名な政治家もやって来て、オーダーしてくれた、と注文書まで見せてくれた。

住所まで書いてあるし、そ、それって、個人情報じゃないの?!

 

 

写真は撮ってはダメだ!と言ってたおじさんだったが、

私はブログであなたのお店を紹介したい、というと、即写真もOKに;

靴を持ってポーズまでとってくれた。

 

 

精巧なビーズ刺繍のサンダル。

ビーズの細かさが半端ない。

手前の動物柄のビーズのサンダルはシンガポールのプラナカン博物館でも見た伝統柄のようだ。

 

 

これはアンティークのビーズ刺繍サンダル。

 

 

こちらも非売品の貴重なもののようだ。

 

 

年季の入ったシューモールドも。

おじさんと片言の英語で話をして、一緒に記念写真を撮ってる間にやっと雨は止んだ。

 

 

雨も止んだので、タイルウォッチング&お宅訪問再開。

 

 

いちじくがデザインされたマジョリカタイル。

 

 

こんなアールヌーヴォーデザインの床タイルも。

散策はまだまだ続く・・

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール&マラッカタイル旅2018【ジョンカーストリートで買い物しながらマジョリカタイル巡り&カフェ1511】

2018-06-12 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

ジョンカーストリートへ戻ってきた。

こちらの通りはヒーレンストリートと並行する通りだけれど、静かな邸宅街のヒーレンストリートとは

対照的な、ショップやカフェが立ち並ぶにぎやかな通り。

 

 

お店を物色しながらもタイル探し。

 

 

一軒の洋服屋さんの玄関周りにタイルが貼られてた。

 

 

中にもタイルがあるだろうか?と

 

 

豪華な内装のショップハウスの中には

 

 

壁面の足元からの立ち上がりにも一か所マジョリカタイル貼られてた。

ここでタイルをカメラに収めながらもぷにょさんと共に洋服も物色。

着替えが少なくなってきてたので、ここでブラウスをゲット。

 

 

お店の中にはもう一か所、階段にもマジョリカタイルが貼られてた。

そうこうしてるうちに外はどしゃぶりの大雨に。

 

  

軒をつたって隣のお店へ雨宿りに入った。

ちょっと高級感のあるお菓子やお茶を売るお土産屋さん。

 

 

奥の厨房のあるスペースにはこんなエレガントならせん階段もあった。

奥まで見せてもらえないだろうか?と尋ねたが、お堅いお店だったようで、中はダメだと。

 

 

ショーケースに貼られてたタイル。

スコールがなかなか止まず、お店にいる間に、お土産用のお菓子やら、テ・タリの粉末やら

このお店のイチオシのごま油やら・・ついついあれもこれもと買い物してしまい、買い物する度に

水のペットボトルをおまけでくれるので、最終的に水を4本くらいもらって身動きできない状態に;

 

 

この後、お昼ご飯に、前回来た時に朝食に入った飲茶のお店に行きたいと思ったのだけど、

お店は閉まってた;

 

 

その向かいのカンポン・クリン・モスクへ。

 

 

前回も見学したけど、このモスクはマジョリカタイル尽くし。

階段の蹴込み部分にも、

 

 

壁面にも

 

 

柱の下部の土台にも、多用なデザインのマジョリカタイルが使われていた。

 

 

 

 

女性見学者はマントを羽織らないといけないが、そのマントが斜光カーテンのように分厚く

風を通さない・・暑過ぎる

 

 

中央のシャンデリア。

 

 

 

 

モスク内部にも腰壁や天井近くにマジョリカタイルが貼られていたりする。

松葉といちじくモチーフのタイル。

 

 

この後、一旦宿に荷物を置きに帰ってから再始動。

お昼ご飯に、朝一応目をつけていたカフェ1511へ。

 

 

ババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館の隣にあるカフェ。

 

 

 

 

玄関ポーチに貼られたマジョリカタイル。

こちらは玄関ポーチのタイル。

 

 

店内もやはりタイル尽くし。

 

 

床からの立ち上がりにびっしり貼られたマジョリカタイル。

 

 

 

 

 

店内はこんな透かし彫りの中華模様のパーテーションや

 

 

重厚な階段も残されている。

 

 

ランチはニョニャ料理。

ポピアは揚げたカップに切り干し大根を甘く煮たようなもの他、が入ってる。

 

 

そして私は今回マレーシアでは初のラクサ。

あ~やっぱり美味しい!

 

町歩きは更に続く・・

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール&マラッカタイル旅2018【セント・フランシス・ザビエル教会他】

2018-06-11 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

 

ブキッ・チナ・ストリートからセント・フランシス・ザビエル教会へやって来た。

こちらの教会は1849年にフランシスコ・ザビエルの偉業をたたえて建てられたゴシック建築の教会。

 

 

教会におられた方に日本から来たというと歓迎され、パンフレットなどを持ってきてくださり

写真も撮らせて頂けた。

  

 

教会内には色鮮やかな美しいステンドグラスが輝いてた。

 

 

何カ所かある出入口扉の上部にも。

 

 

 

 

 

マラッカ川にかかる橋を渡る。

ちょうどリバー・クルーズ船が通っていった。

以前来た時は家族でこのクルーズ船に乗ったことを思い出した。

川の中から恐竜のような大トカゲが出てきてびびったことがあったなあ。

 

 

 

 

モザイクタイルが壁面にびっしりと貼られたお店発見。

 

 

お店の柱がちょっと変わったデザインのタイルだった。

 

 

床のタイル。

 

 

こんなバロック風のファサードを持つ商店建築も立ち並ぶ。

 

 

 

 

小さな商店があったのでちょっと覗いてみると、買おうと思ってたグラムラカを発見したので購入。

グラムラカはマラッカの椰子砂糖。

 

 

いろんなドライフルーツや、瓶に漬け込んだ果実などなど

 

 

カラフルな瓶詰めのお菓子がかわいい!

ちなみにグラムラカは上にぶら下がってるもの。

 

 

商店の横にはこんな路地が広がっていた。

 

 

ぽつぽつとお店が開いているようだ。

 

 

金物屋さん

 

 

宝石屋さんもあった。

 

 

閉まっていたけど、はんこ屋さんも。

以前はもっと活気ある商店街だったんだろうか~

 

 

ショップハウスが並ぶ通り。

 

 

二階の窓から見える面格子

 

 

 

 

カフェ&アンティークショップ。

 

 

凹凸のあるタイルなのだけど、より立体感が出るように塗装されたタイルが面白かった。

 

 

 

 

 

 

何か視線を感じると思ったら・・

 

 

この後はジョンカーストリートへ。 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール&マラッカタイル旅2018【ロカハウスカフェ&スパイス工場プチ見学他】

2018-06-08 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

ブキッ・チナ・ストリートの邸宅を見せて頂いた後、やってきたのは同じ通りにあるロカハウスカフェ。

行きに通りかかった時には開店時間前だったので入れなかったが、邸宅訪問中にオープン時間になった。

 

 

古い邸宅を改装したカフェだろうか。

看板だらけの入口がかわいい。

これは開店前。

 

 

入口周りの腰壁には銅板転写のタイルやレリーフタイルがびっしり。

 

 

 

 

チョコレートのような立体感のあるレリーフタイルにイギリスらしい色合わせ。

 

 

「LOCAHOUZ」と端材を集めて作ったような手作り感のある看板が面白いなあ。

 

 

玄関ポーチの軒下のガラス張りの窓?の中には細やかな陶製の装飾が入っていた。

 

 

そして店内へ。

 

 

入ってすぐの部屋はマジョリカタイル、銅板転写タイルに取り囲まれた圧巻の空間が広がってた。

 

 

家でいうと、玄関入ってすぐの部屋は応接スペースになるのだろうか?

美しくタイルで装飾されている。

 

 

床のタイルも素敵だなあ。

壁も床も、タイルは柄on柄の組み合わせなのにしつこい感じはせず洗練された雰囲気。

 

 

奥が喫茶スペースに。

 

 

途中、優雅に弧を描く階段があり、

 

 

真ん中にはオープンエアの空間があってウナギの寝床状に奥深い建物に明るい光が取り込まれてる。

 

 

造り付けの不思議な形のシェルフの脚はよく見ると象の顔のレリーフ。

 

 

たくさんの箱を積み上げたようなブックシェルフも面白いなあ。

 

 

このタイルの壁に仕切られた空間も。

 

 

アールヌーヴォーの素敵なデザインのタイルに吸い込まれてしまった。

 

 

こんなデザインのタイルは初めてみた。

 

 

素敵なタイルとインテリアに囲まれた空間で至福のティータイム。

タピオカ入りのテ・タリを。

 

 

お店の裏手にはこんならせん階段もあった。

 

 

カフェを出て更に散策・・

いい感じの路地を入ると

 

 

目の前が開けて、一軒の古びた家が現れた。

 

 

素敵な面格子がはまってる。

 

 

路地の奥にも花が咲き乱れる。

その先は行き止まりになっていたけど、路地裏歩きはわくわくする。

 

 

更に歩いていると現れたのはスパイス工場?!

 

 

ちょうど中で作業中のようだったので、見せてもらっていいか?

と声をかけると、OK!と招き入れてもらえた。

 

 

中は結構過酷な環境で、スパイスを砕く音なのか?始終ガンガンガンと大きな音がする中

何人かのインド系の人たちが働いている。

 

 

機械によって粉砕?されたカレー粉が少しずつ缶の中にたまっていく。

 

 

これが最終段階なのかな?

 

 

包装の機械も稼働していた。

 

 

ここで作られたものが棚の中に並べられていて、売ってくれるとのこと。

異食文化の会用にこちらのお店オリジナルカレー粉とシナモンスティックを購入。

 

 

モダンな建物があったり、

 

 

モザイクタイルに覆われた建物も。

 

 

 

 

 

 

他にもお店の床などにモザイクタイルがちらほら見られる。

 

 

 

 

この建物は歯医者さんのようだ。

二階にはかわいい面格子がはまってる。

 

 

この面格子も可愛い。

 

 

散策は更に続く・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール&マラッカタイル旅2018【ブキッ・チナ・ストリートのマジョリカタイル巡り】

2018-06-07 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

朝散歩の続きはヒーレンストリートを抜け、オランダ広場から市場へ、そして、ブキッ・チナ・ストリートへ。

ブキッ・チナ・ストリートの邸宅では親切な住民の方に家に招き入れて頂けるというラッキーが早速私たちに舞い降りてきた!

 

 

オランダ広場にはトライショーが何台も停まってたけど、8年前とは違って、

キャラクターものオンリーになってて、キティちゃんの他にドラえもんやらピカチューなどなど

とにかくハデ過ぎて引くくらい。

 

 

市場へ着いた。

ここでマンゴーをゲット。シンガポールでは物価が高くて我慢してたけど、

マラッカでは果物を食べまくるぞ~

 

 

市場の中はピークは過ぎてたようでちょっと閑散とした雰囲気。

 

 

う~ん、購買意欲そそる店・・

 

  

市場から出てブキッ・チナ・ストリートへ向かう。

前回は家族連れだったので、ここまでは来れてなかったのだけど、

ぷにょさんがこの辺りにもマジョリカタイルがあったと連れてきてくれた。

 

 

マジョリカタイルと銅板転写タイルの玄関周りのお家

淡陶社のマジョリカタイルに、周りのタイルはイギリス製かなあ。

いい感じにコーディネイトされてる。

 

 

 

 

こちらは淡い黄色と水色のやわらかいトーンのマジョリカタイルの組み合わせ

 

 

こちらの邸宅は腰壁と、更に軒の近くにも一列がマジョリカタイル貼りに。

 

 

シンガポールでもよく見たベルギー製のタイル。

縁取りのマジョリカタイルのピンクもかわいいなあ。

 

 

軒下に貼られてたマジョリカタイル。

 

 

同じものが柱にも。

 

 

 

  

ファサードがきれいに化粧直しされた邸宅も。

 

 

主張控えめな花輪のマジョリカタイル。

 

 

ピンクのモールディングタイルと合わせるとかわいいなあ。

 

 

二間続きで同じパターンのタイルが貼られてた邸宅。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

そして、こちらのお宅のタイルを眺めていた時に、お家の方が外から帰って来られた。

 

 

ご挨拶をして、タイルが好きで日本からやって来た。

と話すと、マラッカで活動されている日本人の方の名前を出され、知っているか?と、

さすがに知らないと答えたが、その日本人の方のおかげか私たちのことも警戒されることなく、

むしろ歓迎してもらえ、

もしかして、お家の中にもタイルはありますか?もしよければ見せて頂けませんでしょうか?

とのお願いに、いいですよ!と言って頂けた。

やった~~

 

 

玄関扉を開けて招き入れて頂けた部屋は床にはセメントタイルが敷かれ、テーブルセットが置かれていた。

素敵な応接スペース。

 

 

スィングドアを通って更に奥の部屋へ。

このドアのデザインや欄間の透かし彫りもいいなあ。

 

 

更に奥には広々としたスペースが広がっている。

ショップハウスはさすがに奥がこんなに深いんだなあ。

真ん中には天窓があって、すごく明るい。

 

 

その奥がダイニングスペースに。

 

 

階段下のリビングスペース

 

 

レトロな階段も

 

 

そしてアール・デコ調の家具がまた素敵!

スィングドアの桟のデザインともよく似てる。

建具と家具のデザインを合わせてあるのかなあ。

 

 

少しデザインの違う同じ形のカップボード。

隣にある椅子もデザインが統一されてる。

 

 

大きな古時計も。

お話を伺ってみると、この家は100年ほどの歴史があり、ゴムのプランテーション農園を経営していたお家なのだとか。

お家同様、アンティークの家具もしっくりとこの家になじんでいてすばらしかった。

 

 

アンティークのぶどうの照明も素敵。

念願のお宅潜入?!一軒目、見事クリア。

ショップハウスのお家の中はやはり外側からは想像できないような豊かな空間が広がっていてとても感激した。


更に朝散歩は続く・・

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール&マラッカタイル旅2018【ヒーレンストリートのマジョリカタイルその一】

2018-06-06 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

シンガポールからマラッカへやって来た。

マラッカは家族と来て以来、8年ぶりの二度目の訪問。

最初に訪れた時は、このヒーレンストリートのマジョリカタイルのショップハウス群を見つけて

狂喜乱舞したものだった。そのなつかしい大好きなスポットに再び帰ってくることができたなんて感無量~

それにシンガポールのように初めての場所ばかりじゃないのでガツガツいかなくてもいいと思うとちょっとひと安心。

まずはゆっくりじっくりとタイルとの再会を楽しもう。

 

 

プラナカンレストランの玄関ポーチ周りのタイルも健在だ。

しかし、ちょっと荒れ果てた様子も。

 

 

朝早かったのでお店が閉まってるものとばかり思っていたけど、

お昼前になっても開く様子がなく、近くのお店で聞いてみるとしばらく前に閉められたとのこと。

ガーン、、以前訪れた時、レストラン内部のタイルもすばらしく、それもまた楽しみにしてたのに

見ることができないなんて無念・・

 

 

ついでに、前回宿泊したババハウスも工事中の幕に覆われていて、一瞬ぎくりとしたが、

そこは改装工事中で今年秋くらいに再オープンする予定と聞き、ほっと一安心。

 

 

 

 

プラナカンレストランの看板はそのままだったけど・・

何で閉めてしまったんだろうなあ。

 

 

二階の軒上に貼られたマジョリカタイル。

 

 

このいかにもイギリスぽい組み合わせのアールヌーヴォーのマジョリカタイルも。

 

 

なんとも言えず上品で惚れ惚れする美しさ。

グリーンの釉薬がほんとにきれいだなあ。

 

 

 

 

 

この優雅なアールヌーヴォーのラインにほんとに見入ってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

今回私たちは、マラッカもお互い二度目になるので、更に深くタイルを追求をするため

お宅飛び込み訪問取材?!を企画していた。

アポなしでお宅訪問し、できれば玄関先のタイルでも見せてもらえたらと・・

玄関ポーチにこれだけふんだんに使われているタイルなので、きっと内部にも使われているに違いないのだ。

 

 

でもとりあえず、今はまだ早朝で、ひと様のお宅へ訪問するには早い時間なので

玄関ポーチ周りのタイルを観察しつつ、訪問候補宅?も物色。

 

 

アクアブルーの色が美し過ぎるタイル。

花籠のデザインも素敵だなあ。

 

 

ポーチ床のセメントタイルとの組み合わせも多種多様。

 

 

プラナカンの豪邸が立ち並び、かつては「億万長者通り」と呼ばれていたヒーレンストリートなので

タイル使いも贅沢そのもの。

二種類、三種類とさまざまなマジョリカタイルやボーダーレリーフタイルが組み合わさり、全くといっていいほどそのコーディネイトは

他のお宅とはかぶらない。

 

 

 

 

 

 

そしてヒーレンストリートでは、二階などの目の届きにくい場所でなく、

玄関ポーチ周りの、目で見て手で触れられるところに貼られてるのがタイル巡ラーとしてはたまらない・・

 

 

 私たちが床に這いつくばってタイルを撮っていると、ホテルの朝食会場で見かけた日本人旅行者の方に

何を撮ってるんですか?と声をかけられた。

 

 

それはもちろんタイルです!

一般旅行者にはこの美しいタイルたちが目に入らないのだろうか。

マラッカに来る人は皆タイル目当てだとばかり思っていたが、、それは私たちだけだったんだろうか?!

「マラッカに来てタイルを観ずして帰るなかれ。」だろう。

 

 

私たちが力説すると、その日本人観光客は納得し、タイルの美しさに同意してくれたけど、

「タイルの町マラッカ」としての認知度は低いのかなあ。

 

 

細かい陶片装飾。

 

 

このラベンダーカラーの薔薇タイルも美しいなあ。

しかし、このお宅もどう見ても人が住んでるとは思えない風化具合だった。

8年前に来た時よりも空き家が目立ち、なんとなく寂しいムードが漂ってる。

世界遺産に登録された町なのだから、この美しいタイル群のあるヒーレンストリートを

タイルをウリにもっときれいに整備して、空き家をお店や見学施設として開放してくれたらどんなにすばらしいことだろうか。

 

 

このタイルたちも磨けばもっと美しく輝けるはずなのに・・惜しいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの建物は補強と幕がかかっていたけど、隙間からマジョリカタイルと装飾の柱がチラ見え。

取り壊しでなく、修復であることを祈りたい。

朝の散歩は更に続く・・

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール&マラッカタイル旅2018【シンガポールの壁画コレクション】

2018-06-05 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

シンガポールではあちこちにカラフルで楽しい壁画も点在してる。

古い建物や何気ない街角から、突如アートが現れて目を楽しませてくれることも度々あった。

 

 

壁に這う鉄パイプや窓なども取り込んで、コラージュなどとの合わせ技も。

かっこいいアートになってるなあ。

 

 

これまた濃すぎる壁画。

色使いもデザインも超絶~

シンガポールでは許可なく公共物に落書きすると厳しく罰せられるそうだけど、

所有者や住宅開発庁などに申請し、許可が下りれば誰でもが壁画を描くことができるそう。

 

 

こちらはエバートン通りにあるシンガポールの懐かしい風景を描いた、壁画アーティストの作品。

食材店の様子が描かれている。

 

 

素朴でなつかしい感じの、ほっとする画風だなあ。

 

 

こんなかわいい猫ちゃんとポストも。

 

 

リトルインディアで見つけた壁画は

サリーを来たインド人らしき女性がお供えの飾りを作っている様子が描かれてる。

 

 

同じくリトルインディアにて。

パステルカラーで描かれた牛たちがカラフル。

 

 

これまたアーティスティックな作品・・

 

 

大胆にペイントされた窓。

自転車もアートの一部?!

 

 

一見無造作に塗られた壁と窓。

 

 

町並みの中に町並みの壁画

 

 

壁画が、なんか現実と一体化してるようなものも

 

 

こんなゆるい感じの壁画も・・

 

 

スーパーのカートと一体となった壁画。

 

 

チャイナタウンで見たゲストハウスの壁も落書き風でおしゃれだった。

 

 

これは針金アートみたいな壁画。

白い壁に映る針金の影が面白くて、立体感感じる。

 

 

リアルな家の断面図?!

文化財になってる家の壁も、こんなお色直しがされてた。

シンガポールにはまだまだ他にもあちこちに壁画は点在してるようで、アートな壁画探しも面白そうだな。

 

以上、長々とシンガポールの記事が続いてしまったけど、やっと終了ー。

28記事という記事の多さからも満喫度、わかってもらえるかなあ。

帰ってきてブログにして再び振り返ることができ、じっくりと消化することができてよかった。

ほんとに充実した3.5日間だった。

次はマラッカの旅編に続く・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール&マラッカタイル旅2018【シンガポールのモザイクタイル&セメントタイル&象嵌タイル】

2018-06-04 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

 

シンガポールではマジョリカタイルばかりでなく、モザイクタイルも豊富。

クーンセンロードで見つけたモザイクタイル尽くしの家に始まり、モザイクタイル尽くしのマラバールモスク、

モダニズムなリノベーションホテルドービー・ゴート駅などで主に見かけたけど、

その他、町中で見つけたモザイクタイルいろいろ。

 

 

ショップハウスの柱にもちょこちょこ見つけたモザイクタイル。

 

 

こちらは玄関周りがモザイクタイルで覆われた家。

 

 

 

 

こちらもショップハウスの柱。

 

 

新しいタイルかな?

モノトーンのちょっとモダンなタイル。

 

 

床によく使われてたパターン。

 

 

色違いの水色バージョン。

 

 

赤白バージョンも。

 

 

こちらも床のタイルでよく見かけたパターン。

 

 

色違い。

 

 

モザイクタイル貼り柱

 

 

3D風プリントタイル。

 

 

糸ミミズ風ライン入りタイル。

 

 

階段に貼られたモザイクタイル。

 

 

 

 

 

アラブストリートのサルタンモスクの柱はモザイクタイル貼り。

 

 

柱の土台もモザイクタイルがびっしりと。

 

 

リトルインディアで見かけたモザイクタイル。

 

 

台湾でも見かけたパターン。

 

 

 これはモザイクタイルじゃないけど、瓦のような素材のタイルで青海波模様が造られてた壁。

 

 

これはアバウトでランダムな形が面白かった床タイル。

適当にあり合わせを貼ったものなのか?どうなのか?

 

 

エメラルドヒルの住宅の玄関ポーチのモザイクタイル。

 

 

 

 

ピンクと水色の組み合わせが可愛かった床タイル。

 

 

 

 

 

 

MRTの駅で見かけたモザイクタイル壁画。

このデザインは何だろう?

バナナの葉?!

 

 

 

 

 

ここからはセメントタイル&象嵌タイル。

 

 

いろんなデザインのカラフルなタイルが貼られたお店。

 

 

個人邸の玄関入口にワンポイントに入れられてたタイル。

 

 

チャイナタウンのシアン・ホッケン寺院に貼られた床タイル。

 

 

同じくシアン・ホッケン寺院のタイル。

シアンホッケン寺院は他にもマジョリカタイルや象嵌タイルがふんだんに貼られたタイルパラダイスなお寺

 

 

 

 

ショップハウスの玄関ポーチにも様々なデザインのセメントタイルが敷かれていて、

壁のタイルとの多種多様なコーディネイトが見られて楽しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間口の狭い玄関もタイルがあると華やぐなあ。

 

 

 

 

 

 

リトルインディアのインド食材店。

 

 

  

 

 これはあまり見かけなかった、アールヌーヴォーぽいデザインのセメントタイル。

 

 

いろんなタイルを満喫できた。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール&マラッカタイル旅2018【シンガポールの面格子コレクション】

2018-06-03 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

シンガポールで見た面格子&門いろいろ。

家の玄関や窓辺に華やかな彩りを与える面格子は魅力的なデザインがいろいろとあってとても楽しめた。

 

 

上と同じデザインのものを二つ合わせたもの

 

 

玄関扉の外側に面格子が入っているのもよく見かけた。

 

 

モスクの入口のゲートは玉ねぎ型の格子

 

 

輪が繋がった模様に、上部は星の面格子。

 

 

このひび割れデザインも面白いなあ。

 

 

 

 

 

モザイクタイルに覆われた家の裏口の面格子ゲート。

 

 

こちらも玄関扉の外側についた格子。

内側の扉の優雅さを一層引き立ててるなあ。

 

 

かわいい入口の格子。

 

 

看板で半分隠れてた花模様の格子

 

 

こちらも同じデザインだけど、ポストがいい味わい。

 

 

これはやや中華風?

 

 

何の建物なのかを表すような面格子も面白い。

しかし、これだけじゃ何の建物かよくわからないけど;

 

 

モールドガラスと面格子とタイルの素敵な組み合わせ。

 

 

真っ白な窓に映える面格子。

 

 

小さな花がかわいい面格子。

 

 

これも中華風模様

 

 

 

 

シンガポールで一番気に入った面格子。

なんて繊細で優雅な面格子だろうか!

 

 

邸宅の二階部分についていた面格子。

いつも思うのは網戸がなく、すかすかの面格子だけで、風通しとやや目隠しにはなるけど、

家の中に蚊が入ってこないのかな?ということ。

 

 

 

 

 

お花畑のような面格子。

これも建物の二階のベランダ部分に使われてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これも面白い、あじさい?の面格子。

 

 

日本ではとても見かけないユニークで華麗な面格子をたくさん見かけて、収集?がとても楽しかった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール&マラッカタイル旅2018【ショップハウスの照明コレクション】

2018-06-02 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

 

ショップハウスの玄関ポーチには各家それぞれに素敵な照明がぶら下がっていた。

照明もデザインが多種多様で凝ったものが多く、せっかくなのでここではいろんな照明を集めてみた。

 

 

 

 

華麗で繊細な装飾のついた照明。

 

 

陶製の花の絵付けのされた照明。

 

 

シンプルなガラスの照明

 

  

六角形のメッシュの照明。

どんな影ができるのか興味深い。

 

 

ガラスの切子?の照明。古びたガラスの味わいがいいなあ。

 

 

型押しガラスがきらきらした照明。

 

 

真鍮の透かし彫りの照明。

 

 

レトロでちょっと簡易な照明

 

 

ブルーの色ガラスが美しい照明。

 

 

ひらひらカバーの照明。

 

 

色とりどりのモザイクガラスの照明。

明かりをつけるとどんな風になるのか気になる。

 

 

ランプ風のかわいい照明。

 

 

ランタン風の照明。

この手の照明は左右対称に二つ一組でぶら下がっていた。

 

 

中華風の形と透かし彫りがゴージャスな照明

 

 

この照明も変わってる~

繊細な金属の透かし彫りのカバーにボタンのように色とりどりのガラスが貼り付く照明。

 

 

フュージングガラスの照明。

小ぶりだけど存在感あった。

 

 

中華風の八角形の照明。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

照明のセレクトセンスも各家こだわりが感じられて楽しかった。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする