親子共々はまっている絵本の一つ、「ねぎぼうずのあさたろう」シリーズ。
ねぎぼうずのあさたろうが悪者を退治しながら東海道を西へ西へと旅を続ける。
浪曲調の語り口調が楽しい絵本。
あさたろうの必殺技は”ねぎじる飛ばし”だ。
飯野和好の臨場感あふれる大胆な絵が好き!
登場人物は野菜系。
とうがんぐみの悪人たちの顔、迫力あり過ぎ!
その5の一場面。
にんにくのにきちと二人旅、とろろめしが名物の宿場町へとやってきた。
お腹が減っていて倒れたおさむらいさんを助ける二人。
飯野和好のもう一つのシリーズ物「くろずみ小太郎旅日記」も迫力ある時代劇風の絵本。
「吸血たがめ婆の恐怖の巻」ができたいきさつ。
ある日テレビで琵琶湖の特集をやっていた時、葦の原の水郷でインタビューされたおばあさんの船頭さんの不気味な笑い。あるドキュメンタリー番組でタガメがカエルを捕まえてお腹に口針を刺して体液を吸っていた場面。
この二つの番組のおかげでこの物語が考え出されたとのこと。
くろずみ小太郎シリーズは巻末にその話が作られたいきさつが載せられているのも興味深い・・
大きな絵本の2ページを割いて描かれたくろずみ小太郎が力強く、インパクト大!
「あくび」や「もりのがっしょうだん」などかわいい絵?!も描いてる飯野和好。
最近、「飯野和好の江戸いろはかるた」と「ねぎぼうすのあさたろうの東海道五十三次すごろく」というのが出てると知った。
これはなんとしてでも手に入れねば~~