先日、飛び出す仕掛け絵本で有名なサブダのサイン会がそごうであったらしく、これを機会に前から欲しかったというサブダの絵本を買った友人Iさんが自慢の本を見せてくれた。
サブダの仕掛け絵本は一冊4千円近くとお高いので、トイザラスで立ち読みくらいしかしたことがなかった私だが、この度じっくりとその仕掛けを楽しませてもらった。
これはサブダの代表作「不思議の国のアリス」
アリスのお茶会の場面ではテーブルの上に並ぶカップまでもが立体で芸が細かい!
飛び出す絵本の中にストーリーが書かれてる小さな絵本があって、そのページをめくると更なる仕掛けがされている。これは至れり尽くせり~
紙の材質もピカピカ光る素材から動物の顔はフサフサの毛の感触のものまで趣向が凝らされている。
アリスが穴の中へ落ちていく場面では伸び縮みするジャバラのような仕掛けがあり、小さな穴から中を覗くとアリスが真っ逆さま・・
う~ん、これもすごいアイディア。
トランプと戦うアリスのページはこの本のハイライトか!?
アーチ状に飛び散るトランプ!
これは「オズの魔法使い」から
この家と木、平面から現れたとは思えぬ感じ・・
開ける過程まで計算に入れて作られているようで、このページも紐に通された光る円盤がくるくる回りながら立ち上がっていく。
光輝くエメラルド城も圧巻~!
エメラルド色に見える特別めがねのおまけ付きで、これも子供心も大人心もくすぐられるなあ。
そしてこちらは又同じ作者が作ったとは思えぬくらい作風が違う、シンプルな印象の絵本。
ページ毎に現れる動物たちが皆雪をかぶったように真っ白でおしゃれな大人の絵本・・
ふくろうが飛び立つ。
ふくろうの下にサブダのサインが
洞窟の中で暖を取る?きつね。
つららが光ってる~
トナカイが走るシーンも幻想的・・
そしてクライマックスは雪が降り積もる森の木々たちがわっと一斉に飛び出してくる。
すごい迫力!
ああ~いいもの見せてもらった・・