m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

宮塚町住宅見学他

2018-12-09 | 純喫茶&リノベカフェなど

今年最後の建築講座は芦屋にて。

まず訪れたのは昭和2年に建てられた芦屋警察署。

 

 

エントランスのアーチの中央には夜警の象徴であるフクロウのレリーフ。

 

 

玄関ホールには薄緑色の布目地の大判タイルがびっしり。

 

 

天辺には飾りの入ったモールディングタイル。

 

 

セセッション風の飾りや面格子が付く外壁。

 

  

移動中通りかかったお店の扉には骨のような取っ手がついてて、可愛い~

と思ったら、

 

 

窓の中からかわいいワンコがこっちを見てた。

犬カフェかなあ?

 

 

芦屋モノリスは昭和4年に建てられた旧芦屋電話局。

スクラッチタイル貼りの外壁にテラコッタの花の装飾や天辺にはライオンのレリーフがつく。

 

 

 

 

 

 

天辺のライオンのテラコッタ

 

 

大きな半円アーチ窓が並ぶ外観

 

  

エントランスのアーチのスクラッチタイルもオリジナル。

 

 

エントランスホールのタイル。

 

 

半円アーチが並ぶ長い側廊。

 

 

宮塚市営住宅へやって来た。昭和28年に建てられた。

日華石という石が外壁に使用された市営住宅で、現在リノベーション中。

 

 

石の間には鉄筋の入ったコンクリートが入っていて、とても手の込んだものだそう。

1年後にはリノベーションされ、工房などとして利用されるそうなので、又オープンすれば見てみたい。

 

 

最後にやって来たのは、打出図書館。

明治後期に逸見銀行として建てられ、昭和5年に移築されたものだそう。

その後芦屋市の図書館本館として利用されてきた。

 

 

ルスティカ仕上げの花崗岩を積んだ外壁はイタリア・ルネサンス風。

この花崗岩の厚みは40cmもあるそうで、内側のコンクリート20cmと合わせるとなんと60cmもの厚みのある外壁に。

 

 

ツタの絡まる正面の扉。

  

 

昭和5年に松山氏が購入し、移築され、美術品の収蔵庫として使用されていた時には「松濤館」と呼ばれてそうで、

当時の文字がデザインされた扉が残されている。

 

 

閲覧室には玄関扉の内側扉である木製の飾り柱が見られる。

 

 

元々邸宅があった場所なので、庭園が残されている。

 

この日は今年最後の講座の日だったので、この後は忘年会へ繰り出した。

今年は学校行事などで、2、3回ほど抜けてしまって皆勤にはならなかったけど、さまざまなところへ見学へ行くことができた。

今年も一年間、先生をはじめ、ご一緒して頂いた皆さんありがとうございました。

 

 

 

コメント
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