開館日の昨日、招待券をもらっていたので早速訪れてきた。
朝一は混むだろうかと、朝勝(朝一勝尾寺)してから午後からでかけた。
ほどほどの人出で並ばず中へ。
建物は遠藤克彦建築研究所設計、真っ黒なコンクリートの壁面に囲まれた箱型の建物で、一部ガラスが入ってるようだ。
美術館のロゴは、誰もがアクセスできる気軽さと親しみやすさを表したものだとか。
こちらが正面玄関かと思って階段を上がって、
建物に沿って歩いていくと、
芝生広場が前にある、正面にまわってきた。
広場には、ヘルメットをかぶった猫、ヤノベケンジ氏制作の「SHIP'S CAT (Muse )」
黒いコンクリート貼りの外壁の足元はガラス貼り。
入口はさりげない。
展示室は4階と5階にあり、2階から4階までの吹き抜けの大空間にエスカレーターが伸びる。
2階のロッカーに上着やカバンを預け、身軽になって、エスカレーターに乗った。
吹き抜けを上から見下ろす。
交差するエスカレーター。
メタリックでシンプルな内装。
吹き抜けの空間を生かして縦長のポスターがかけられている。
展示は代表的な絵画のいくつかは撮影OKのものもあった。
ボリュームのある展示は絵画だけでなく、デザインコレクションの
家具やグラフィックまで盛りだくさんで、
特に家具はアールヌーヴォーから北欧まで、様々なデザインのものが見れて楽しかった。
ヴァン・ド・ヴェルドの家具もたくさん展示されてて、
ずいぶん昔訪れた展覧会を懐かしく思い出した。
マリー・ローランサンや、
ロートレック、
マグリットまで
4階から5階はエスカレーターもあるが階段で。
木目がやさしいとてもゆるやかな階段。
開放感のあるガラス貼りの窓から階段に光が差し込む。
階段脇にはヤノベケンジ氏制作の「ジャイアント・トらやん」
階段のフェンスは金属製。
休憩できるベンチ。
壁面のストライプと呼応するようなデザインに、少しねじれが入ってる。
シンプルな木製のチェアもあった。
トイレへのアプローチは控え目な照明と真っ黒な壁面に囲まれた空間。
通路を進むと、今度は真っ白なトイレ空間が現れる。
この対比がすごかった。
壁面には縦長の真っ白なモザイクタイルが真っ白な目地で貼られてた。
手洗い場の方も真っ白なシンプル空間。
真新しいので今は気持ちいいけど、汚れが目立ちそう;
1階への階段。
蹴込部分にはライトが入れられ、明るさが補われてた。
1階にあったねじれベンチは木目が見えてやわらかめの印象。
1階にはこれからオープン予定のレストランやカフェ、ホールなどが整備中。
1階や2階は美術館目的でない人が気軽に立ち寄れるパブリックスペースが充実しているようで、キッズルームなんかもあった。