先日、お連れ頂いた信楽、リサ・ラーソン展と、MIHO MUSEUMをはしご。
陶芸の森陶芸館では、つい先月、92歳でお亡くなりになったばかりの、リサ・ラーソン展が開催中。
リサ・ラーソンといえば、まず赤と白の縞々の服を着た猫が頭に思い浮かぶ。
日本でも、洋服や雑貨など様々なものにキャラクターとして使われていて、
日本でも知名度が高いスウェーデンの陶芸家。
展示では猫やライオンなどの動物の立体作品が充実していて、そのフォルムがとてもユニークで可愛いものだった。(撮影不可)
欲をいえば、陶板作品をたくさん見てみたかったなあ。
屋外には、リサ・ラーソンデザインのこんなオブジェも常設されていた。
陶芸の森を後にし、MIHO MUSEUMへ向かう前に、ランチに立ち寄った
「手打ちそば玄庵のぶ」
おそばはとても美味しくて、きつねそばは、甘めのだしで似たお揚げがたっぷり入って食べ応えがあった。
MIHO MUSEUMへ到着。
駐車場からは、山中にある美術館までは、トンネルのアプローチを行く。
トンネルから谷に掛かる吊橋へ。
この美術館へ行くためだけに造られたトンネルと橋、、ただただすごい。
橋を渡ると見えてきた入母屋型のエントランス。
エントランスは、ガラス貼りで、ガラス窓の向こうは、山並みが望め、松の木が植栽された庭園も。
やわらかな色合いのライムストーン包まれた長い廊下を行く。
展示室の入場口へ。
特別展は、「古代ガラス-輝く意匠と技法」
ガラスが土中に埋まってる間に起こる化学変化、銀化したガラスは、華やかで美しかった。
最後の銀化したガラスのコーナーのみ撮影可。
着色したわけではないのに、化学反応でおこるこの色彩、、うっとりする。
途方もない時間がかかってるのだろうけど。
これなんて、エオシン釉をかけたやきもののような発色。
ポスターにメインで載っていた腕。
美しい、、
他にも高度で繊細な技術で作られた人面のガラスモザイクなども面白かった。
エントランスを中心に両サイドに展示室があり、もう一方の常設のほうには、
床に直接埋め込まれたローマモザイクも。
ものすごく細かい大理石モザイク。
本場イタリアのモザイクの迫力を味わえた。
他にもガンダーラ仏や中近東の様々な美術品を堪能。
ガラス貼りの明るいカフェでひと休み。
帰りに、こんなドームのある出入口も通った。
MIHO MUSEUM、建物と美術品共々見応えがあって満足した。