m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

台北の旅2024【朝活でマジョリカタイルスポットの先嗇宮&金義合行股彬有限公司他】

2024-08-22 | 台北の旅2024

2日目朝、6時から8時半までを自分の朝活時間に設定し、
娘が寝ている間に町歩き&マジョリカタイルスポットなどを巡ることに。
まずはマジョリカタイルスポットで有名な先嗇宮へ向かった。
バス停へ向かう途中に出会った病院。
現役のようだが、煉瓦造りにファサードの意匠も細かい素敵洋風建築。

バス停から先嗇宮へ向かう途中にあったアパート。
こちらのアパートも全面モザイクタイル貼り。
バルコニーを包み込むような面格子。


麻の葉模様のフェンスも。


グリーンがわさわさとバルコニーからあふれる。


すだれ状のグリーンとバイク。


歩道には所々にこんな生薬のイラスト入り効能が書かれた陶板がはまってた。
銀杏は、喘息や咳を和らげる効果があるらしい・・


愛玉子や


アロエベラも・・他にももっとたくさん貼られてた。
漢方の問屋街でもなさそうだけど、何か意味があるのかな?!



そして先嗇宮へ到着。
先嗇宮は農業の神様が祀られているとのこと。
建物前にテントが張られてて、豪華な屋根が見れなかったのは残念。



しかし、建物の両脇の入口に、ふんだんなマジョリカタイルが貼られた壁面が。



うおおぉ、これは圧巻~
この面だけでも70枚のマジョリカタイルに、周囲をハーフサイズのマジョリカが囲っている。


中心部の花模様と周囲のチューリップの模様、花のピンク色や背景の翡翠色が
統一されているので、数は多いがまとまりがある。


発色が美しいなあ。


手前の壁面にもまた違ったタイルが貼られているのだ。












もう一方の入口も同じ色味で、違ったタイルが貼られていたのだけど、
上からタイルを覆うように看板が貼られていて、残念ながら全貌は見えなかった。










タイルを観察した後は、中へ入ってお参り。






本殿の天井装飾の緻密さはすごかった。





階段の手すりの文様は「喜」?!
参拝後は、元来た道をバスで戻る。
もう一軒、以前も訪れたことのあるマジョリカスポットへ行こうと、
寄り道しながら向かうことに。


ちょっと路地を分け入ると、
古びた煉瓦の壁や扉、生活感のある風景などなどに遭遇する。


朝日が差し込むお宅の入口。


こういうアイアンの扉もよく見かけた。


錆び感が良い扉。


わ~、このモザイクタイル貼りのアパートも、


2階、3階のバルコニーのフェンスは可愛いし、


最上階は、アーチ状に飛び出たフェンスがついている。



1階は1階で、Sと△が連続したイケてる面格子入り。


真っ赤な門に壁面は細かなモザイクタイル貼り。


モザイクタイルと水玉模様の面格子。
必ずと言っていいほど、バイクが止められている。
台湾人のバイク所持率、かなり高いかも?!



オレンジ色系のモザイクタイルと水色のフェンスがベストマッチなアパート。


1階の面格子には、針金ハンガーがいくつもかかっていて
面格子と化してた。
水色のモザイクが効いてる。




住宅の壁面に貼られたモザイクタイルいろいろ。」


もやもや感が最高なモザイクタイル。




小粒なのに、凹凸のあるかわいいタイル。


細かな結晶が味わいのあるタイル。


この窯変もいいなあ。


糸ミミズタイルも。



更に細かく凸凹が入ったタイル。


こちらは、少しサイズが大きめだけど、もやっと感が良い。


モザイクタイルと面格子。
ハトのマークのポストも可愛い。


グリーンがいっぱい。











真っ赤な面格子と郵便受けがポイントの窓辺。



渋いタイルと可愛い面格子の取り合わせがいいな。


クロコダイル調の模様の入ったタイル。


クロコダイル調、色違い。


こちらは、またまた特徴的なレリーフの入ったタイル。


細かな結晶入り。


ミントグリーンがかわいい面格子。





モンドリアン風なフェンスの入った塀は、小学校の塀。


小学校の看板もモザイクタイルで校章が表されてるようだ。


このモザイクタイルの地模様も面白い。


古い煉瓦の壁と風景が描き込まれた扉。



この日予定してたもう一つのマジョリカスポット、金義合行股彬有限公司へやって来た。
こちらは、以前にも一度訪れたことがあり、再訪。
1927年に建てられた店舗兼事務所。2階と3階の間に、マジョリカタイルが貼られている。
建物は1階部分には立入禁止のロープが貼られていて、老朽化も進み使用されていないようだった。







モザイクタイル貼りのアパート。


そして文化財のスタバへやって来た。
1932年に建てられた林家の邸宅を改装したもの。




こちらで、小休止。



テラス席もあり、裏側から見た建物も、バルコニーが巡らされていて素敵。





2階の喫茶室も広々としていて、朝早かったので、お客さんもほぼいない。





そして再び歩き始める。
水色の空に雲がかかったようなタイル。


ふと覗いた路地に、朝日のスポットライトに照らされたわんこと目が合う。


お店に貼られてたマジョリカタイル。


こちらもフルーツ盛りモチーフのレリーフ状のマジョリカタイル。


古びた煉瓦造りがかっこよかった建物。


元商店かな?
タイルと洗い出し仕上げの壁、最上階には、洋風の細やかなレリーフ装飾も貼られてる。


レリーフの中心には「高」の文字も見える。


こんなモザイクタイルも発見。



そして最終チェックポイントの旧朝北醫院へ。
日本統治時代の有名病院で、閉院後は印刷所やレストランなどが入っていたこともあったそう。
2018年から改修工事が始まったそうだけど、もう改修は終わっていた模様。




ファサードの一部や腰壁などには、白い小口タイルが使われていた。
現在は何かに活用されているのかな?!


額縁状にタイルが小口タイルが貼られたコーナーも。


水玉の面格子と共に、こちらのタイル壁も魅力的~


やや重苦しい雰囲気だけど、釉薬の動きなど興味尽きないタイル。




ミントグリーンのモザイクタイルが貼られたアパート。


糸ミミズ模様入り。

路地裏を際限なく歩き回りたかったが、そろそろ約束の時間に近づいてきたので、宿へ戻ることに。
充実の朝活タイムだった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする