m's diary

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ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキ大学図書館&ヘルシンキ市庁舎のルート・ブリュック他】

2024-08-23 | ベルギー&フィンランドのタイルと建築の旅2024

イッタラ&アラビアデザインセンターからやって来たのは、ヘルシンキ大学図書館。
先日にはヘルシンキ中央図書館を見学したが、ヘルシンキには他にも素敵な図書館がいくつかあるようだ。


エントランスホールを入ると、楕円形の吹き抜けのホールが現れる。
受付で見学の旨を伝えて中へ。





楕円形のホールの突き当りには螺旋階段があって、
スポットライトを浴びたような光が当たり、
階段はとても美しい弧を描いていた。


足にやさしいゆるやかな大理石の階段。


螺旋階段を見上げる。


楕円形の吹き抜けを2階から。


螺旋階段を最上階まで上がると、天窓があった。
ここから差し込んだ光が下まで到達してたんだな。


吹き抜けの最上階には、楕円形のテーブルがあり、周囲がカウンター状の席になっていて、
上は天窓なのでとても明るい。


上がってきた螺旋階段を見下ろす。
大理石の階段と、繊細な手摺がぐるぐる渦巻く。





シンプルな書架。


読書スペースは、各コーナー、デザイナーズチェアが置かれて、
とても居心地よさそうな空間が作られていた。


窓に向かって並ぶカラフルなチェア


こちらのコーナーのチェアのカラーもいいなあ。


この木製のひじ掛け椅子のデザインも素敵。

ヘルシンキ大学図書館、家具デザインの宝庫でもあり、とてもくつろげそうだ~


図書館を出て、町歩きを再開。


入口周りに装飾のあるアパート。










2階のバルコニーの柱頭飾り兼持ち送り?に向かい合う獅子の顔。


ヘルシンキのランドマーク、ヘルシンキ大聖堂と元老院広場。
1852年に30年の歳月をかけて完成した聖堂。



大聖堂の大階段の上から元老院広場を見下ろす。




そしてヘルシンキ市庁舎へやって来た。
こちらへは、ルート・ブリュックの作品を見るためやって来た。
1833年にホテルとして建てられ、1913年にヘルシンキ市庁舎となる。
第一次世界大戦中は、病院としても使用されていたという建物。


エントランスホール
ソファの形がおもしろく、組み合わせが自在



階段ホールには、ルート・ブリュックの作品、「陽の当たる街」


壁面いっぱいに真っ白なタイルを背景にレゴのようなタイルピースが寄せ集まる。
全体像は、ヘルシンキ市をかたどっているという。


白ベースに、カラフルな色のピースも混ざる。


大小さまざまな形、淡い色彩。












ヘルシンキ市庁舎を出た後、お昼ご飯にすることにしたのだが、
googleマップで見つけたビュッフェのお店を探す。
ここだろうか?と思って入ったお店が違ったみたいで・・
しかし、あまりにも興味深い内装だったので、見せてもらう。



入口の柱には、鳥類のレリーフが


こんなところにもフクロウぽい鳥が彫り込まれてる。


壁面から天井に向かって入るレリーフ、これも孔雀をモチーフにデザインしたものではないかな?!


ホールは、天窓が入り、台形のおもしろい造り。


奥にも円形のコーナーがあって、木々が描かれた壁面を、


顔のついた柱が支えてる。


面白い装飾・・鳥?が三羽並び、周囲の装飾も独特だなあ。
象形文字のような彫刻も。




階段の親柱も独特・・


ヘルシンキでは、ほんとに今まで見たことのなかった系統のデザインの装飾を
見ることができて、ここもそうだけど、度々衝撃を受けた。





動物モチーフも多くて興味深いなあ・・


結局、行きたかったお店は、閉店していたのか見つからず、
とにかくご飯が食べたかったので、お寿司のビュッフェ(Haru Plus Sushi)へ行くことに。
ここが、超当たりのお店で、北欧ならではのサーモン寿司のバリエが豊富。


おまけに不足していたサラダバーも大充実。


揚げ物類まであるし、1日分の栄養は、ここで全て賄えそう。


寿司はとても美味しいし、晩御飯の分まで食べに、食べた。


サーモンは、厚切りで贅沢に使用されている。


スィーツも充実しているのだ。
甘いものをあまり接種していなかったので、これまたうれしくて食べてしまった。
こんなに食べて、三千円台・・
普通のお店でも、1品と飲み物だけで同じくらいの料金になるので
ヘルシンキでは、ビュッフェがいかにお得かということを実感。

この後は、デザインミュージアムへ。



コメント
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