m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

彩都の一軒家レストランFoglia

2023-09-10 | 食・グルメ

先日、彩都の一軒家レストランFogliaへ、予約していたので、行ってきた。


住宅街の中にあるお店で、営業日は、週に2日のみ。



建物は新しいけど、内装は、天井には古い梁が通り、アンティーク家具などが使われていて、いい雰囲気。



二人用の席が数席と、カウンター席、奥には個室もあった。
この日は娘と二人だったので、こちらの席へ。


ランチセットは、まず、生ハムのサラダに枝豆のスープが登場。
生ハムは厚切りでたっぷり、枝豆のスープは、彩りがとてもきれい。



ドライトマトが乗ったパルメザンチーズ入りのフォカッチャも美味だった。




メインは、3種類ほどの中から選択。
ソーセージとしめじのかぼちゃクリームタリアテッレをチョイス。
好きな味わいで、思ったよりボリュームもあって、食べ終わる頃にはお腹いっぱいに。
箸のようなものは、グリッシーニ。
器も可愛いな。



せっかくなので、デザートセットも別で注文。
私は栗のモンブランを。



娘はチーズケーキを。
盛り付けや器もいいな。



こちらは、個室。

子供たちも4月から社会人になったので、娘とは、休みの日にたまにスィーツ目当てにカフェなどへ行ったりしてるのだが、、

これは別日だけど、この夏、最もヒットだった感動スィーツを記録しておかねば~
「風°輪」の桃の玉手箱。



丸ごとの桃を一個使用し、桃の下にはスポンジケーキ、中にはカスタードクリームとホイップクリームがたっぷり。桃が瑞々しくて、ケーキやクリームとのバランスも最高で、1個食べれば、お腹いっぱいになるくらい超満足できる。
この夏、2回も訪れてしまった。
8月いっぱいまでだったので、又来年、桃の季節に食べれるのを楽しみにしたい。


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ハンガリー&チェコの建築&タイル旅2023【プラハ・アール・ヌーヴォー建築巡り】

2023-09-09 | ハンガリー&チェコのタイル&建築旅2023

更に町歩きは続く・・
建物の装飾が全て興味深く、特に建物の最上階には、凝った装飾があるので、
建物見上げて目を凝らし、観察しつつ歩く。


こちらの建物も最上階の窓周りには優雅で繊細なアールヌーヴォーのレリーフが見られた。


プラハでは、このような女性の頭部のレリーフを度々見かけた。


こちらは顔が二つ。
アール・ヌーヴォーの何気ない曲線が美しい扉周り。


女性の髪と樹木が一体化してるタイプ。


門と、アール・デコの照明、タイルが素敵なエントランス。


出窓の部分が波打つような壁面のアパートには、


飛行機と、1913年と年代の入ったレリーフが入っていた。


扉もシンプルでカッコいい。


こちらの建物は、セセッション風。


この建物の扉が魅力的だった。
建物の色のグレーに合わせた扉に、金色の縁取り。
アイアンの細工もいい。


ドアノブのデザインも面白いなあ。


壁面がピンクに塗られたこちらの建物は、


出窓の間に、壺のレリーフが入っていて、


壺からあふれ出ている何かにモザイクタイルが貼られてる。
面白いデザイン。


水色のパステルトーンのモザイクタイルが、壁面の淡いピンクと合っている。


オレンジ色のモザイクタイルも。


ブルガリの店舗が入るアパート。


大理石とお店のサイン、顔のレリーフがぴったりマッチ。



こちらは、ヴェルサーチのお店のドアノブ。V




両脇に童子のレリーフのあるエントランス。


こんな装飾のある建物が延々と続く。





4階のバルコニー周りには、両脇に孔雀が羽を広げる繊細な装飾。


アール・デコ風の男女一対のレリーフ。









蝶のような羽をまとった人のレリーフは、繊細な衣の感じが丁寧に表現されていて驚く。


一見普通のアパートに見えるが、


細部を見ると、こんな可愛い童子のレリーフが。




10匹の鯉が女性の周りを囲むレリーフのある建物。


レリーフは陶製で、アール・デコデザインが美しい。



中央の女性の手の動きが少し違うタイプがもう一枚。



軒下のラインに沿って入れられてる陶製飾りも美しく、
花モチーフのレリーフも。


最上階には、植物をデフォルメしたようなデザインの組タイルが貼られていた。



エッグ&ダーツ文様が縦に並んだようなレリーフが窓と窓の間に入り、



背の高い三重の柱が両脇に立つエントランス。





こちらも妻壁の装飾がとても繊細。
窓上には女性の顔の周りをブドウなどの細かな植物文が取り囲む。


この時代のプラハには、優秀な左官職人がそろっていたんだろうか~
とにかくどれもこれも、レリーフの模様、表現力がすごすぎる。






こちらのエントランスの上部には、



モザイクタイルがあしらわれていたのは見逃さず・・





スグラフィトとレリーフで装飾された建物。



物語の一場面のような絵がアール・ヌーヴォー様式で描かれ、
草花やフクロウなどの鳥のレリーフがかわいらしいい印象の建物。


この雰囲気の中、柱の下に潜む顔。


柱と一体化して、めり込んでる顔。



いろんな表情が面白い。


店舗の入口からタイルがチラ見えしてた。





ベイウィンドウの持ち送り部分というのか?
この建物に縁のあった人物なのか?三つの顔。



アイアンの細工のひまわりだったり、小さな小窓だったり、カラフルな木彫り装飾などなど、可愛さにあふれた扉。



エジプト的な意匠もやはりちょくちょく現れる。

この後は、地下鉄に乗って、ヴィシェフラトへ、キュビズム建築を目指して向かった。
まだプラハ一日目は終わらない・・

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ハンガリー&チェコの建築&タイル旅2023【シロカー通り他の通りの建築巡り】

2023-09-04 | ハンガリー&チェコのタイル&建築旅2023
パジースカー通りからシロカー通り、更にその周辺をくまなく歩いてゆく。
ブダペストでもたいがい凝った扉や格子などを見たが、
プラハは、又更にデザインが凝っていたり、面白かったり・・
渦巻を使った展開も多いなあ。


この扉の格子は、上下は青海波なのはわかるけど、真ん中のデザインは?!
字とも模様とも見分けのつかないもの。


クラシックなデザインのこちらの建物は、


扉のデザインがとても素敵だ。
写真を撮っていたら、ちょうど住民の方が出て来られて、


中を少し見せて頂くことができた。
クラシカルなエレベーターの先には、孔雀のステンドグラスが!


美しい~
毎日この階段を上がり下りするだけで、気分も上がりそう。
格子のデザインもいいし・・


二つの入口の扉を見守る巨大な鷲?!のレリーフ。


出窓の下の持ち送りには、ライオンをはじめ、いろんな顔が貼り付いている。


あ~、この建物も見覚えがある・・
ピラミッドの石を運んでそうな奴隷風の男が軒を支えてる。


しかし、、このお化粧直しのピンク色は、建物の雰囲気とはミスマッチなのでは~?!



グレーぽかったはずだけど、ピンクのファンキーな建物に成り代わっていた;


化粧品の会社のようだ。


ちらりと目に留まった門の中には、タイルが。


ヘキサゴンの無釉タイルが貼られている。
文様の入ったものも。


壁面には、マジョリカタイルらしきものと、チェーンのような縁取りタイル。
床面も壁面もRAKO社っぽいなあ。


1915と年代のレリーフが入っていたアパート。


スフィンクスぽいレリーフが
エジプト風セセッションみたいなデザイン、度々見かけるが、当時流行っていたんだろうか?!


こちらもやや赤っぽいピンクに塗られた建物。


三人一組で、軒を支える人たち。
髭をたくわえ、髪はカール。ふんどしのみ身にまとうのは、同じパターン


やはり渦巻文様がメインで繰り返される扉。


この造形は、キュビズム?!


窓下の壁面が立体に・・


いくつかあった入口も、門のデザインもキュビズム感満載。



三段構えの窓の軒。



こちらの建物には、陶製の飾りがついていた。


窓下に、同じパターンで、形を変え、宝石のような陶製装飾がついている。





最上階には、面格子の入ったバルコニーや傘型の庇が可愛い。
点々と見えるのは、やはり陶製装飾。
下からは、なかなか見えにくい箇所だが、隙なくデザインされている。



入口の門周りも。
時計の修理屋さんの店舗が入っているようだ。


鮮やかなグリーンとブルーのタイルが目を惹く。



床の扇状の無釉タイルはRAKO社製かと思われる。


中には、古いエレベーターも残されていて、


階段ホールにはステンドグラスも。


黄色が美しい繊細なデザインの孔雀のステンドグラスと、


ミュシャがデザインしたような女性の顔が描かれたステンドグラス。


壁面にはこんな意匠も組み込まれていた。


一見シンプルな建物・・


最上階の窓下には、ライオンと羊の顔のレリーフがついていた。



こちらの建物は、動物ではなく、



人の顔。



個性ある顔が貼り付いていた。



こちらはまた、繊細で華麗な装飾のつくアパート。


隣の建物かと思ったら、一体となっていた。



出窓の付け根におじさんの顔が。
施主の顔なのか?こういう所に自分の顔がつくというのは
どういう心境?と考えると面白い。

町歩きは更に続く・・
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ハンガリー&チェコの建築&タイル旅2023【市庁舎広場&パジースカー通りのアール・ヌーヴォー建築他】

2023-09-02 | ハンガリー&チェコのタイル&建築旅2023



ホテルパリのカフェから、旧市街広場へやって来た。
プラハでも、最も観光客でにぎわう名所。
広場の周りは、ゴシック、ルネッサンス、バロックと、あらゆる時代の建物が混在している。


前回、前々回の旅では、何かとこの広場に立ち寄って、あちこちで奏でられる大道芸人の音楽に耳を傾けたり、広場の片隅で、鍛冶屋さんが実演販売?してる燭台を購入したりと、いろいろと思い出のある場所だった。
今回も、町中で奏でられる音楽を期待してやってきたのだけど、
広場では、一組もそんな演奏者はおらず、、後ほど訪れたカレル橋にも
いなくて、なんかガッカリ。
コロナの影響か?!
あちこちから音楽が聴こえてくるのはプラハの旅の醍醐味のひとつだと思っていたので、今回それだけが残念だった。


広場を囲む建物、、
ゴシック様式のティーン教会。


旧市庁舎。


旧市庁舎には天文時計があって、毎時カラクリが地味に動くので、
その周りには観光客がいっぱい。






市庁舎のチャペルの入口だったか?
モザイク壁画がすばらしかった。
最初は絵画かと近寄ってみると、


細かいモザイク片でできていて、遠目で見ると、普通の絵にしか見えないくらい緻密。


近くに寄って見ると、確かにモザイク片がぎっしり。




こちらも市庁舎の最後に増築された建物。
壁面にはスグラフィトと言われるだまし絵的なものが描かれている。


ロット商会の建物も美しい。


チェコの民族的な意匠が描かれた壁面。
細かく模様が描き込まれている。




こちらの建物も、壁面には念入りに絵が描かれ、あちこちにレリーフが貼り付いている。





この後は、アール・ヌーヴォーのアパートが多く残されているパジースカー通りへ。
かつてユダヤ人が住んでいた町、ヨゼフォフが再開発され、建てられたアパートたちが、個性的な意匠で装飾されている。


懐かしい「2人の妖精の家」が現れた。
ここは27年前に訪れ、外観を写真に収めていた時、偶然アパートから出てきたおばあさんに、中に招き入れられ、玄関のタイルや、4階のステンドグラスも
見せてもらった思い出がある。
今回も、そんな偶然は起きないかな?!と、ちょっと期待したけど、
残念ながら、さすがに誰も出てくる気配はなかった。
他の物件では、度々住民の方に出くわすことはあったけど・・


入口の扉から中を覗き込んでみたら、階段ホールの美しいマジョリカタイルはあの時のまま健在で、ちらりとでも見られてうれしかった。



「2人の妖精」のアパート全体像。
外壁や彫刻などは、肌色ぽい色に化粧直しされているなあ。



昔も参考にして回った田中充子氏の「プラハのアール・ヌーヴォー」によると、こちらは「竜退治」



外壁の装飾に、いろんなストーリーが隠されているのを
想像するのは楽しい。



「竜退治」のアパートの入口。


「ふたりの小さなロシアの女」
壺を肩や頭の上に担いでる。


馬車が普通に道路を歩いてる。
観光用かな。


すばらしく美しい門を発見!
渦巻のパターンが、門とアーチに施されている。


そのポーチにも大理石モザイクが豪華に敷かれてる。




扉の上部にも念入りに装飾が施されていた。


こちらの建物の門周りも素敵だなあ。
2匹のライオンと女神様に見守られ、


ポーチのドーム天井には、アール・ヌーヴォーのデザインが美しい、
女性と植物とが一体となったレリーフ。




こちらの扉は、両扉に施された花の彫刻がとても可愛い~


民族的な植物モチーフの彫り物。


シンプル目なドアノブが、木彫りの可愛さを引き立ててる。


三つの扉を持つ玄関。



ヨゼフォフの中でも最も美しいといわれる建物。

壁面には緑と金色で、装飾が描かれている。



金色が使われているが、シックで落ち着いた感じ。


楕円形の窓の周りには植物文様らしきレリーフがあり、とても緻密。

更に町歩きは続く・・


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