蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

土用   (bon)

2012-07-20 | 日々雑感、散策、旅行

昨日、7月19日は「土用の入り」なんです。

土用とは、二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより適確に掴むために
設けられた雑節の一つです。雑節は、以前にも述べましたが、節分、彼岸、社日、八十八夜、
入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日の九つあります。

で、土用というのは、二十四節気の四立(立夏、立秋、立冬、立春)の直前約18(又は19)日間ずつの
期間を言います。 しかし、普通は夏の土用だけを指して言っています。


 昔、中国で五行説といって天地のすべては、木、火、土、金(ごん)、水の5気が支配するもの
という考えから、春は木、夏は火、秋は金、冬は水の分担とし、残りの土は、四季をそれぞれの終わりに
四分の一(18日または19日間)ずつをとって「土」の分担としたのがその起こりと言われているとか。

昔は、土用は一年中で最も暑く、虫干しに最適の時期とされていますが、いまどき虫干し・・
と言いてもわからない人が多いのでしょうね。


「土用の丑の日」にうなぎを食べる~なんてよく言いますよね。
これって何のいわれもないんだそうですね。 

江戸中期の頃、太田蜀山人(南畝)が、夏枯れ時で困っている知人の「うなぎ屋」の愚痴を聞き、
独特の機知を働かせて店頭に「土用の丑の日」と大書きした看板を出させた。
何のことかわからないところに返って宣伝効果があったと見えて 知ったかぶりの江戸っ子たちは、
わんさとうなぎを求めた・・・という。
(太田蜀山人ではなく、平賀源内という人もいるとか・・)

まあ、暑い夏バテを防ぐためには、脂ののったうなぎはいいのかもしれませんが、当節、
ウナギの稚魚「しらすうなぎ」が採れなくて、結構お高くなっていますが、
この際
皆さん食してみてはいかがですか・・・?

うなぎの稚魚のアヒージョをK嬢がおすすめの新宿のスペイン料理店で、食べたかったが今やおそらく目玉が飛び出るほど高いかもね。残念ながら諦めます。(mak)


ちなみに、今年の「土用の丑の日」は、27日(つちのと うし)がその日です。
(今日は、涼しい~デス。)






サマータイム(Summertime)の歌詞

Summertime, And the livin' is easy
Fish are jumpin' And the cotton is high
Oh your daddy's rich and your mamma's good lookin'
So hush little baby,
Don't you cry

One of these mornings
You're going to rise up singing
Then you'll spread your wings
And you'll take to the sky
But till that morning
There's a'nothing can harm you
With daddy and mamma standing by


サマータイム(Summertime)の訳詞・和訳

夏は暮らしやすい
魚は飛び跳ね、木綿の木は高くなる
パパはリッチで、ママは美人
だから赤ちゃん、泣かないで

いつの朝か、あなたは歌い出し
翼を広げ大空へ羽ばたくでしょう
でもその朝まで、あなたが怖がることは何もないのよ
パパとママが側にいるから





コメント (2)
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