蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ASO  (bon)

2024-06-26 | 日々雑感、散策、旅行

 突然ですが、ASOという聞きなれない病気のことです。
ASOとは、Arterio-Sclerosis Obliterans の頭文字をとった略称ですが、閉塞性
動脈硬化症のことだそうです。 何かといえば、『動脈硬化で脚の血管が細くなっ
たり詰まったりして、歩行に支障をきたす病気』とあり、糖尿病や高血圧、脂質
異常症、腎機能障害、喫煙、加齢などの危険因子があると発症しやすいとされて
いるそうです。 加齢も危険因子なんですね!?

 定期購入しているサプリについてくる小冊子『健やかだより』にこのことが取り
上げられていました。この小冊子のほか、ネットしらべで要点をまとめてみました。

         
              (ビッグツリー練馬クリニックより)

 動脈硬化というと、心筋梗塞や脳梗塞を思い浮かべますが、このほかにもう一つ、
ここで述べる「ASO」があります。あまり知られていないようですが、高齢者人口の
増加によって、近年この病気も増えているそうです。しかし、病気の認知度が低く
治療が遅れる人が少なくないと警鐘を鳴らしています。

 とくに60代後半頃から男性に発症者が増えているそうですが、女性も油断は出来
ないとあります。

 

 症状は、下の表にあるように、軽度から重度迄4段階に分かれていますが、ふくら
はぎの痛みに要注意で、Ⅱ度では、歩くとふくらはぎなどの痛みやだるさが起き、
しばらく休むとまた歩けるようになる・・間歇性破行(かんけつせいはこう)という
そうです。
 脚の筋肉では、歩行時には安静時の10倍の血液を必要とするのに、動脈硬化で
血管内が狭くなると十分な血液が供給されず痛みが生じるのだそうです。

 Ⅲ度になると、じっとしていても足が痛くなり、横になると痛みが増すのでベッ
ドや椅子に座ったまま寝る人が多いそうです。

   
                       (健やかだよりより)

 このような(Ⅱ度、Ⅲ度)症状があれば、「齢のせい」などと放置せずに循環器科や
血管外科の受診が進められています。

 

 私は長く(7年ほど)脊柱管狭窄症をわずらっていますが、この病気も歩行に支障
があり、腰を延ばして歩けない上、脚がだるく膝なども痛く歩けないことがありま
す。膝そのものの病気ではなく、腰から痛みが来ているようです。

 

 ASOと脊柱管狭窄症は腰や脚が痛みますが、下表のような違いがあるようです。

   脊柱管狭窄症との違い
  
                   (全国健康保険協会より・・一部割愛)

 

 セルフチェックが出ていましたので、コピペします。

 □できるだけ長い距離を続けて歩いてみて、いつも同じくらい簿距離でふくらはぎ
  などがいたくなるならASOの可能性がある。

 □足の裏や指に治りにくい傷がないか確認する。放っておくと潰瘍や壊疽になる
  危険性がある。

 □寝た状態で両脚を上げ、足先の色を確認する。血色が失せて白くなるなら血流
  障害が深刻なので急ぎ受診する。

 

 大体以上のような事柄ですが、動脈硬化は長い時間をかけて進みますから、生活
習慣が大事になります。最近では、煙草を吸う人は少なくなりましたから、後は
脂質や血糖値などの血管に蓄積する害を遠ざけることが重要だとあります。

 

 

 

HAUSER - Ave Maria

 

 

 

 

 


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