蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ノウゼンカズラ  (bon)

2024-06-22 | 日々雑感、散策、旅行

    東京都知事選が始まりました。何と立候補者が前回(20年)の2.5倍の56人に上ったそうです。
    1人の知事を選ぶのに異様とも思える数ですね。しかし、一定の供託金を払えば、この東京で、
    自らの思いを誰にはばかることなく公表できるのですから、お金に余裕があり自己顕示欲の強い
    人にとって、得票数が例え投票総数の1割に満たず供託金が没収されても満足なんでしょうね。
    何やらビジネスにしている団体もいるとか?

 

 今年もこの花が咲いてきました。 夏の盛りに、高原や農村地帯をドライブする
と家々の塀より高く聳えた樹にオレンジ色の花が鈴なりのように青い空に映えて
咲いている景色を目にします。 花は萎まずにそのまま落ちますから、盛りの頃は
落ちた花の片付けも大変なことかと思いますが、我が家のベランダでは鉢植えです
から、かわいいもので毎年楽しませてくれています。 
大変丈夫な木で、小さな
鉢植えでもう10数年頑張っています。

        ノウゼンカズラ (2024.6.20)
         

 ノウゼンカズラは、その名(蔓、カズラ)の通り「つる性」で、他の樹や物体を
支えとして伸び上がって行く植物ですが、我が家のベランダでは、特段そのような
支柱をしていませんので、周囲に伸びた枝にたくさんお花をつけて重たそうに垂れ
下がって咲いています。

 原産は中国で、日本には平安時代に渡来したそうです。 漢字では「凌霄花」と
書きますが、「霄(そら)を凌ぐ花」の意で、高いところによじ登ることから命名
されたそうです。 英語では、花の形がトランペットに似ていることから、「トラ
ンペット・フラワー」(trumpet flower)などと呼ばれるそうです。

 拙ブログにはタイトルは別の話題でも、これまで花の姿は毎年のように登場して
いて、新鮮味がないといえばそうですが、3年前(2021.6.27)のブログには、以前
(2013年に)金沢に行った時の、このノウゼンカズラにまつわる思い出が記されて
いました。数年前まで、毎年夏(7月七夕の頃)に、金沢で実施される懇親会に
出席していましたので、その翌日のことだったのですね。 3年前のブログから、
その部分をコピペします。

         玉泉園入り口
         (ネット画像より)

 『 翌日(土曜日)の金沢は、小雨が降っていました。ちょっと早めにホテルを
出て、お目当ての “玉泉園” を目指しました。兼六園のすぐ近くなのに、以前
には気にも留めていなかったところですが、先日このブログにノウゼンカズラを
取り上げた時に、ネットを検索していましたら、この玉泉園に “秀吉が朝鮮から
持ち帰ったといわれている” ノウゼンカズラがあると記されていたからです。 
 それで、“白鳥路”を抜けて、兼六下の交差点に出て、“玉泉園”へ。 雨足は
少し激しくなっていました。蒸し暑い。案内板がありすぐにわかりました。 9時
開園と書いてあったので、2~3分過ぎにそばまで来て、“これが入口?” ・・
木戸は空いていない。 少しゆすってみたが閉まっているようだ。 兼六園より
古い由緒ある庭園だそうで、中の庭園や茶室はそれは、値打ちがあるのかもしれ
ませ
んが、外から見る限り、わざわざ雨の中を来た期待は全く裏切られた格好で、
訪問客もないのか“開園時刻”を過ぎているのに木戸は閉まっていて、いつ開く
のか待ってまで入る程のことではない・・と決めて、そのまま後にしました。』

 ということで、目的は達せないままここを後にしたのですが、考えてみれば
「秀
吉が植えたノウゼンカズラ」なんてのが今頃あるわけない・・!のですよね。

        ちょっと引いたところから・・
         

 昨日は一日中しとしとと梅雨のような雨でしたが、関東もようやく梅雨入りを
したようです。雨が降ると蒸し暑く、一日中エアコンのお世話で過ごしています。
花の写真は、おとといにパチリとしておいたのをアップしました。

 

 

 

Some Enchanted Evening (Remastered)

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界難民の日  (bon) | トップ | 日付変更線  (bon) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々雑感、散策、旅行」カテゴリの最新記事