蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

谷川岳   (bon)

2012-07-31 | 日々雑感、散策、旅行

7/28~から、今年の夏山・・谷川岳に行って来ました。

麓からは、もちろんロープウエイのお世話になり1300mちょっとのところまで運んでもらいました。
歩き始めてすぐに、まだ朝というのに、照りつける厳しい日射しにもう汗だく。

それでも一年ぶりの山歩きに、目指す頂上もくっきりと見え、ウキウキしながらゴロゴロ道を登り始めました。

目指す谷川岳頂上


出発前の勢揃い



 1時間ほどで熊穴沢避難小屋に到着した時には、すでに(汗で)ずぶ濡れ状態でした。
木陰がなく、そのまま一息入れてここからの急なのぼりを覚悟して歩を進めました。
 さすが急な岩のぼりは、クサリやロープの助けを借りて何とかクリアしながら、暑さもあって息がはずむ。

 しかし、そのうち「この暑さで、急な岩下りを無事にこなせるか?」「無理はしていないか?」
などの邪念が来たりして、とうとう頂上をあきらめて座り込んでしまいました。

 以前なら、こんなことはなかった。 
座り込んでいるところも、木陰などはなく炎天下で、持参した飲み物も生暖かい。

 この山の会は、北陸勤務時代にできた会で今年28回目でした。あの時から、みんな確実に28歳齢を重ねているのです。
昔は、縦走などが主でしたから山小屋宿泊でしたが、その内、最後は温泉宿にしたりしていましたが
今回は2泊とも温泉旅館で夜は宴会・・の楽しみでした。


 そもそも、この会の名前は「三究会」といい、自然(山はもちろん含みますが、山でなくても・・)と
お湯と味の三つを究めて、もって人生を究める・・などから命名したものですから、今日を見通していた
のかもしれません。

 一ノ倉沢の絶壁を下から眺めたかったのですが、途中道路が土砂崩れで通行不可で
見ることができませんでした。
昔、行った時の思い出では、若い息子たちを亡くした遺族が、絶壁を望む道路脇にお線香を焚いて
拝んでおられた姿が今でも目に残っています。


 お陰様で、11人のメンバー全員が無事帰宅したことに感謝し、今日のけだるさと筋肉痛に悩みながら
改めて楽しい思い出を感じています。

帰りに訪れた、水上(みなかみ)の「たくみの里」です。



懐かしの歌唱曲シリーズ















コメント (4)
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