久々の 若さん の登場です。
若さんは、早朝ジョギング、ゴルフ三昧、夜はワイン・・と、外国の人たちを多く含む
お仲間とのシニアライフを楽しむシティ・ガイです。 神楽坂在住で、これまで当ブログに
「神楽坂研究」、「アメリカ事情」などの記事13編をアップされていますので、皆様には
おなじみかと思います。
その 若さんが、今回、2017年7月8日 満月前夜に靖国神社の裏道で遭遇された出来事を
記事にされました。
夏のよる、人通りの少ない裏道の まだ生暖かさが残るアスファルトの上を歩いていると、
すぅ~と風が頬を撫で、一瞬、空白の短い時間が過ぎ、そして背筋の凍るような激震で、
立ちすくんで動けない~
~そんな若さんの・・
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夏の夜の怖~い(初)体験です。
7月8日の夜8時過ぎ、一口坂でごはんを食べた後、神楽坂、毘沙門天裏の レストラン
「29」のマネージャー T君と神楽坂祭りの時の「余市ベーマー・ワイン販売」の打ち合わ
せに行く途中のことでした。
靖国通りを九段方面に歩き、靖国神社交差点を左に曲がり境内を抜けて 早稲田通りの
裏道を歩いて行くことにしました。
この時期は、7月13日から始まる(東京は新盆)靖国神社の夏の光の祭典「御霊(みたま)
祭り」の黄色いちょうちん(みあかし=献灯)を境内全体に囲むように設置準備中で、3割
方進展という感じでした。 閉門して暗くなった本殿前を通過して、教会・修道会のある
T字路にぶつかり右手に折れ すぐ左のS学園の裏道は飯田橋方面サクラタワーまで直通の
神楽坂方面への裏道=ショートカットです。
九段靖国神社、御霊祭り(7/13-7/16)準備風景
そのとき、
街路灯付き電柱の陰に立つ女性に気付きませんでした。
夜の全く人気のないS学園裏通りを歩いている時でした。電柱と女性の立ち位置が重な
り街路灯の明かりが目に入るので女性の存在そのものに全く気が付かず近づいてしまいま
した。 ハッと、意表を突かれた感じで! 見ると、電柱の後ろに黒い喪服(フォーマル
スーツ)の女性が胸のあたりに手を組み 小学校の建物に向かってお祈りをしていたのです。
とっさに思ったのは、お受験合格祈願のお母さまかなと思いましたが…この時期、時間
帯に喪服はあまりに場違い、異様な雰囲気を感じました。
その女性は身じろぎもせず、わずかに目線を下に向け 祈りの姿勢で立っていました。
なんとなく変なオーラがでている雰囲気なので、小走りに女性の前を通過しようとしたら
“目が合ってしまった”のです。
女性のなんともいえない目線と 夜の暗闇と黒いスーツに浮かび上がった色白の顔のコン
トラストに、背筋が凍りつきました。 はっきりいって、初めて感じる恐怖感でした!
S学園裏通りの街路灯のついた電柱の陰にいた喪服の女性(イメージ)
女性と目が合った時、人生初めての恐怖感!
見てはいけないもの見たな~っていう感じの目線(イメージ)に身がすくみました。
言葉で言い表すのには非常に難しい表情というか、とにかく異常な目線というか目力で
した。 光線が出ている感じです…しかもマイナス・パワー光線という感じでした。
目が合った一瞬で、ヤバイ!見てはいけない物を見てしまったという感覚に陥りました。
古来より神社の御神木に 丑の刻に白装束で藁人形をにくい相手にみたて打ち付ける呪術
を満願成就するには 7日かけ、他人に見られると 本人が死ぬか効力が失せるという呪術
信仰があります。
実際下町の神社で 深夜偶然その場を見かけた知人が白装束の女性に追いかけられたとい
う実話を聞いたことがあります。
かなり現場から離れた場所で振り返りましたが、幸い追撃されずに済みました。
7月8日は満月前日…でも一般的には願掛けは「新月」(三日月)といわれています。
いったい彼女は何を祈っていたのでしょうか
謎の残る「ワヤ!*」な体験でした。(笑) 若
(*注)北海道の方言で、乱雑で手が付けられない状態、めちゃくちゃなこと、ひどいことの意味。
大阪、京都、名古屋でも、だめ、めちゃくちゃの意味でつかわれるようです。