蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

アメリカ新大統領就任  (bon)

2021-01-22 | 日々雑感、散策、旅行

 アメリカ第46代大統領は、日本時間の昨日未明(21日午前2時)に厳戒態勢
の中、何事もなく無事就任しました。これまで、あまり興味もなかったですが、な
ぜか、今回はしっかり見ました。

 昨日午前1時から、就任式のテレビ生中継がある・・と知っていましたが、きっと
youtubeにあるだろう、と決めてテレビは見ずに床に入りました。 期待通りyoutube
にたくさんアップされていましたので、『テレ東』のライブ中継(6時間弱の録画)
を観ました。

    (以下の写真はすべて、テレ東の画面からコピーしたものです。)

       就任式の連邦議会議事堂
       

 就任式はこれまでと同じ、連邦議会議事堂の前に設けられた壇上で行われました
が、2週間前の議事堂襲撃を経験し、今なお式典を攻撃する可能性を警戒して、周辺
道路は通行遮断し、2万5000人以上の州兵が会場を警備する異例の式典となりました。
また、前大統領が列席しないのも152年振りだそうです。 

 会場は攻撃への警戒のほか、新型コロナの感染対策のため、議事堂前の国立公園
ナショナル・モールは立ち入り禁止となり、代わりにコロナで亡くなった40万人以上
を追悼する星条旗が並べられていました。 これまでの大統領就任式では、ここに
数十万人の観衆が集まるのです。

 軍楽隊の演奏と共に、式典が始まって、関係者が次々と入場し、前ペンス副大統
領、オバマ、ブッシュ、クリントン元大統領、女性初のハリス副大統領らが入場し、
バイデン新大統領が入場したのは45分後でした。 その後、歌手のレディー・ガガ
は国歌、ジェニファー・ロペスは「わが祖国」、などの熱唱がありました。

        レディ・ガガによる国歌
        

 国歌の後には、ハリス副大統領の宣誓があり、その後バイデン新大統領の宣誓が
行われ、式典開始後1時間20分にようやく、バイデン大統領の演説が始まりました。

 バイデン大統領の宣誓        就任演説


 演説は20分以上ありましたが、私は、ほとんど内容がわからないまま、生の演説
を聞いていました。 式典の最初から、解説(日本語)なしの生で見ましたので、
具体的な内容は理解できないまま、それでも、顔で誰だかわかる人、式典の進行な
ど興味をもって見たのです。 これまで大統領就任式などは、翌日の新聞やテレビ
などで、チラッと見るだけでしたが、今回だけはどういうわけか、熱心に2時間近
くも観てしまいました。

 トランプ政権が終わり、パリ協定に復帰するなど世界協調路線に舵取りされ、そ
のリーダシップに期待されますが、トランプ支持者の強い反発による国内情勢の分断
問題など困難な門出が予想されるとともに、就任式そのものが無事に終わるかどう
かも気がかりだったのかもしれません。

 無事終了したことが確認された後に、落ち着いてyoutubeを観ることができ、さ
らに、繰り返し(あるいは飛ばして)見ることができる利点があり、式典後のアー
リントン墓地への訪問、パレード、ホワイトハウス入りなどは、時間を飛ばしなが
ら見ることができました。さらに内容などは、別の通訳付き画面を見て確認するこ
とができました。

 アーリントン墓地で         ホワイトハウスへ

 バイデン大統領の就任演説では、『歴史と希望の日』だと述べ、自分に投票した
人だけでなくすべてのアメリカ人のための大統領になると公約し、 『私たちは、
民主主義と真実に対する攻撃に直面している』 『真実を守り、うそを打倒する責務
が私たちにある、恐怖ではなく希望の、分断ではなく団結の、暗闇ではなく光の、
アメリカの物語を一緒に書いていきましょう』と語りました。

 

 ホワイトハウスに入り、早速、大統領令にサインをしている模様が映し出されて
いました。この4年間で変化された諸所の問題の回復には困難が予想されますが、
力強く牽引されるよう願うばかりです。

          

 夜には、色とりどりの花火を背景に、ホワイトハウスがくっきりと浮かび上がっ
ていました。

 

 

【ノーカット】バイデン新大統領 就任式

 

 

 

コメント
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