蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

キンチョウ ‘23  (bon)

2023-01-26 | 日々雑感、散策、旅行

 昨年から咲いています植物の「キンチョウ」です。

 「キンチョウ」でネット検索すると、出てくる項目はすべて蚊取り線香のあの
キンチョウでした。 なので、検索のときは、「キンチョウ植物」などとします。

「錦蝶」の花は色鮮やかな紅色・・とネットにありますが我が家のそれは、どちら
かというと地味なオレンジ色です。うつむいて咲きます。華やかさはありませんが、
強くどんどん繁殖してくるのです。

 キンチョウ(植物)         花アップしました。
 

 寒くなってから花が咲きますが、そのくせ寒さには弱く、11月頃からは室内に取
り入れています。

 キンチョウは、学名を、Kalanchoe delagoensisといい、ベンケイソウ科、カラ
ンコエ属の多肉植物で、マダガスカル原産だそうです。

 増やし方は、細長い葉っぱを土の上に並べておくだけで良いのです。実際、私も
細い葉っぱを植木鉢に並べて育てたものなんですね。

 ネットの解説には、円筒形の葉の淵にギザギザの棘のような先端に「不定芽」と
いうのがあり、気根を下垂させ葉が成熟するとこれが子株となり落下し根を地中に
伸ばし雑草のように繁殖するのだそうです。

        葉っぱ
          

       葉っぱと、土に並べたところ(2013年のもの)
         

 2013年 秋の「園芸友の会」で、会員の方からこの葉っぱをいくつか頂いて植木鉢
に植えるのではなく、上の写真のように土の上に並べて置いておくだけで、そこから
新しい芽が出て、根が出来て、それが成長してくるのです。 既にわが家に、10年
居る計算になりますが、植木鉢などを並べておくと、この葉っぱが落ちて、そこから
自然に増えてきますから、傍に土があるとすぐにこれが成長してくるので注意が必要
です。面白い性質ですね。

 葉から芽が出る増え方では、1個体の親植物だけから遺伝子を受け継ぐ形となり、
芽の遺伝子構成は親植物と全く同じと考えられますから、親のコピーともいえる
生物で、「クローン生物」ですね。

               

 拙ブログには、葉っぱをいただいた時に、植木鉢に並べた 2013.9.21の「錦蝶
(キンチョウ)」を皮切りに、何度か記事アップしたり、時々花だけが登場したり
しています。 2013年の時は、耐寒性のことを気に留めなかったので、11月を過ぎ
ても室外に放置していて、花が咲くどころか萎れてしまっていました。 しかし、
強い性質なんですね、これが10年も続いているのです。

               

 昨日の最低気温は、沖縄を除いて新聞に表示されている全県が0℃以下(マイナス)
となっていました。西日本各地にも雪が降り、岡山県では46㎝の積雪を記録したそ
うです。立ち往生などの被害が出ています。

 埼玉県の私が住む市では、雪の姿はどこにもなく、太陽が出ていました。しかし、
気温は冷えたと見えて、窓ガラスの下部の金属部分には薄い氷が出来ていました。
強い風が吹いてベランダの植木など倒れていました。

 そして、昨夜、6時ころ、ベランダから見た澄み渡る空には、細い(月齢4歳くら
いの)月と南西下部の金星、とその下に肉眼では見えない土星、そして、南の空高い
ところには木星、さらに天頂近くには赤い火星が輝いていました。 日中のような
強い風はありませんでしたが気温はかなり下がっていたようでピリッとしてきました。

 1月25日18時ころの南の空      月をアップ
 

 

 

 

Green Green Grass Of Home

 

 

 

 


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