差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

松林の再生№2

2022年03月11日 | うんちく・小ネタ

 向いの都の里山公園では、すっかり姿を消したハルゼミの復活を目指して松林の再生事業を進めている。アップしたのは大切に見守っている一本一本の松である。大枠の木は二年生、三年生の松で、小枠は昨年芽生えた松である。藪の中、こんな小さな数センチの木まで見つけ出し印の棒を立てているのには感心するばかりである。

 若木などは年に1メートル以上も伸びるのである。暖かくなった林の散歩道、すくすくと成長する彼らの姿を見るのも楽しみの一つである。ハルゼミのあのなつかしい合唱、元気な内に聴きたいものである。叶うかな、、、?

 今日は4月半ばの陽気になるとアレクサが教えてくれた。出かけようか、だが棋聖戦6局二日目も気になる。井山棋聖城を明け渡すことになるか、、。

 老人会の広報誌印刷屋さんからのメールで発送したとのこと。

 昨日は 10,373歩


小鳥たちの巣箱占拠争い?

2022年03月10日 | うんちく・小ネタ

 このところシジュウカラが巣箱点検に毎日のように訪れる。早い者勝ちというわけでもないだろうがマイホームと思っているのであろう。ところが、その巣箱に雀が覗いているので粗い画像だが撮ってみた。珍しいことである巣箱占拠争いか、、? 早朝に一時しばらく観察していこう。

【語り部】侵略されたウクライナの戦況ニュース暗い話ばかりである。国外に逃れ難民となった人々誠に気の毒である。戦中の我国では戦禍を逃れるため地方へ地方へと移り住んだ人々のことを思いだす。そこでは難民とは言わず「疎開された人々」といっていた。我が故郷にも多くの人々が掘っ立て小屋のような粗末な家を作り移り住んだ。

 当時は、衣食住すべてにわたって物不足していたので気の毒な生活を強いられたのである。栄養失調でお腹が大きくなり亡くなった人々のことを想い出す。衣料切符、外食券、代用食、米穀通帳、たばこの配給、鉄道切符発売制限、、、、etc.今では何のことか知らない方が多数を占める。戦争はどんなことをしても止めなければないと声を大にしたい!!

 因みに軍隊で使う「疎開」とは、戦場で危険が迫ったとき兵隊の距離・間隔をひらくことという意味だそうだ。密集した兵を散らす作戦行動のひとつという。

 昨日は 10,265歩


サツキの枝変わり

2022年03月09日 | うんちく・小ネタ

 何百種とあるサツキ、様々な種の交配によって作られる。そういうこともあって何が原因か分からないが先祖返り(?)か、はたまた新種か分からない枝変わりをするのである。アップしたガレの入ったサツキも二カ所で枝変わりしている。花の色や姿形も全く違うのである。今年もそれぞれ花芽を付けているので開花が楽しみである。

 ガレの入ったこのサツキ、元気がなかったので天頂の部分を伐って養生し、これまで回復したのである。数ある中でこうした木ほど愛おしい、、。

【語り部】BS1で放送される英米のBBCやCBSCのニュース内容とロシア国営TVとでは全く異なる。前者は悲惨な光景も放映されているが、後者はそうしたくらい場面はなく連戦連勝したとか、避難民を救助し善行したといった内容ですべて真逆である。こうしたニュースを見て想い出すのは我が国の戦時下で報じられた大本営発表である。ミッドウエー海戦の敗北が無条件降伏につながったのだが、我が軍の不利なことは掩蔽し国民に知らせなかった。例えば航空母艦4隻や、戦闘機百機以上も失った事などは、多くの国民は戦後知ったのである。

 今ロシアでは、報道管制が敷かれ、侵す者には厳罰が待っているという。戦時中の我が国の姿を見る想いである。

 昨日は 6,759歩


ヒメリュウキンカ咲き始める

2022年03月08日 | うんちく・小ネタ

 庭のあちこちでヒメリュウキンカが咲き出したのでアップしてみた。リュウキンカという名が付いているがその属ではなく福寿草などと同じキンポウゲ属の仲間だという。確かに、冬を迎えるときから芽を出し咲くところは福寿草に似ている。花の形も黄色に咲くというところも、、、、。因みに花言葉は、「あなたに会える喜び」とある。今お隣の國々に避難しているウクライナの人々に「あなたに会える喜び」が実現することを願うものである。

【語り部】ロシア軍は原発施設をはじめウクライナのインフラ施設を破壊している。それは戦争末期の我が国の姿を見ているようである。

 制空権を失い米軍の艦載機は思いのまま爆弾投下や機銃掃射をしていた。平(今はいわき)と郡山を結ぶ磐越東線もよく狙われた。日本有数の高さを誇る鉄橋を破壊するために爆弾を投下したり、汽車の給水塔に機銃掃射をしたりしていた。

 幸い爆弾は逸れて水田に大きな穴が出来、近くの民家の壁はドロに覆われているのを見たことがある。平でタンク満水にしてきても僅か30㎞にも満たない川前駅では必ず給水しなければならなかった。それは急勾配の連続で水の消耗が激しかったためである。

 その給水塔に穴を開け使用不能を狙って機銃掃射だった。こちらも逸れて大事の至らなかったが、当時は、今のように自動車が普及していなかった時代である。交通機関では鉄道が大きな役割をしていた。その被害があれば想像を絶するものであったろう。上空を耳をつんざくような音で掃射している艦載機の姿が今でも脳裏から離れない、、、。 

 昨日は 9,727歩


雀とアオジが仲良く、、

2022年03月07日 | うんちく・小ネタ

 群れる雀たちと常に単独行動するアオジは、これまで共にすることはなかった。たが、昨日めずらしく仲良く餌を啄んでいる様を見たので撮ってみた。同じような姿形をしているが手前がアオジである。何時も雀が追い払うのであるが、雀一匹邪険にすることもないと思ったのか、、、。

【語り部】先日ウクライナの住民が、ロシアに抵抗するため火炎瓶を作っているニュースがながれた。その光景を目にして想い出すのは、我が国の戦争末期に行われた竹槍戦法である。

 間もなく敵兵が上陸し、本土決戦なると言うことで、近所のおじさんたちが手頃な太さで3メートルほどの竹を尖らせた物を持ちより訓練されていたのを覚えている。我が家の苗代グミの大木を敵兵に見立て、卵の殻に灰を詰め投げつけた後、温厚なおじさんたちが恐ろしい形相で声を張り上げ「ヤァー、ヤァー」と付く仕草をしていた。

 訓練におじさんたちと記したが、村では軒並み赤紙で招集され若者はほとんどいなかった。我が長兄たち二人も戦場に駆り出されいた。

 当時のことを想い出す度、戦争遂行図る上層部の輩は、こうした戦法を本気で考えたのか、それとも国民に敵愾心を持たせ、戦意高揚を図るための戦術だったのかと問うてみたいと思うのである。皆鬼籍に入り叶わないが、、、、。

 昨日は 10,102歩


ミニミニ菜園

2022年03月06日 | うんちく・小ネタ

 正月2日の蒔いた芥子菜、ビニールハウス内で順調に育っているので間もなく収穫できそうである。この瑞々しい葉は春の訪れを知らせてくれる。ミニミニ菜園でも採れるのが嬉しい。

【語り部】こうしてブログをアップしていても心が晴れない。ロシアの侵略戦争のニュースである。ウクライナでの空襲警報を知らせるサイレンの音を聴き、避難する人々のおびえた顔、顔を見る度に70年以上も前の事が蘇る。

 我が山村の学校でも空襲の被害を考慮し、近くの山に防空壕を掘ったのである。防空壕の入り口には爆風を避けるために土嚢を山のように高く積んであった。これらは皆村の人々の勤労奉仕で造られたものであった。素人集団作成の防空壕、まだまだ戦争が続くと考えたのか、崩れ防止の木枠だったので危険なため補強材を山に伐りに行った帰り敗戦を知る。国民学校三年生の夏であった。今は崩れ落ち、そこに防空壕があったことすら知らない村人が大半である。

 しばらくはあの戦争体験した世代として現に起きている戦争と関連づけて記してみたい。次回は、、、、。

 昨日は 10,164歩


サンシュウの花満開

2022年03月05日 | うんちく・小ネタ

 寒い中から咲き始めるロウバイやマンサクに続いてサンシュウも咲き出したのでアップしてみた。これは、里山を中心とした都立公園の林の中に1本だけあるが、遠くから眺めるとぼうっと株全体が黄色に包まれたようにみえる。「春が来た春が来た、山に来た、」と知らせているようである。

 ところで、宮崎県の民謡「ひえつき節」の中で、♪ にわのさんしゅうのき、、、と歌われているのは、このサンシュウと思っていたが、歌詞を見ると山椒とあるのを初めて知る。何故さんしょう(山椒)の木と言わずサンシュウの木と歌われたのだろうか。

 民謡の多くは昔から歌われた素朴なメロディーや言葉が、近代になって作曲家や作詞家によって変えられたものが多い。會津磐梯山然り、木曽節(正調木曽節がある)然りである。ひえつき節もその類いか、、、?

 昨日は 10,015歩


桜の剪定の効果は?

2022年03月04日 | うんちく・小ネタ

 ここ2,3年我が家の記念樹、枝垂れ桜の花付きがいまいちなので桜切る馬鹿といわれるのを承知で重なり枝や元気のない枝を数本自己流で伐った。樹の生理に反したことかも知れないが樹木医の評価は如何にというところである。間もなく花芽が動き出す時を迎え、点数を付けてくれるであろう。

    間もなく桜の季節である。そこで想い出すのは日本三大桜で三春の「滝桜滝」、山梨の「山高神代桜」、岐阜の「根尾谷薄墨桜」である。前の2樹は訪ね見学し大きな感動をしたのであるが、宇野千代の小説で有名な薄墨桜はいつの日にか尋ねてみたいと想って今日に至っている。

 いま我が散歩道では、ソメイヨシノはもちろんエドヒカン、山桜、カンヒザクラ、川津桜など、またそれらを交配して新たに作り出された木なども植栽されている。間もなくの開花が楽しみであり、いずれ大木となる環境が保全されるよう願うものである。

 

 さてさて棋聖戦第5局二日目、今日もまた朝から観戦となるか。吉田兼好は、その著書「徒然草」で囲碁で朝から遊び呆けている者は悪者なりという表現をしているが、、、。

 昨日は 10,823歩

 


グリーンピースの花

2022年03月03日 | うんちく・小ネタ

 昨夜は久しぶりの雨、たっぷりと降ってくれた。池は満水、埃っぽかった庭はしっとりとして気持ちがいい。アップしたのはままごと農園のグリーンピースの花である。

 毎年冬季もミニ畑で某かの野菜を育てて愉しんでいるが、今回はグリーンピースに挑戦してみた。鑑賞も兼ねてあの紫色のツートンカラーの花を期待したのだが、2鉢ともどうやら白花ばかりのようである。さてさていくつ収穫できるか。日々愉しみながら期待していこう。

 ビニールハウスでは、芥子菜がだいぶ大きくなったし、ミニ畑のイチゴたちもぼちぼち花を付けてきた。代わり映えのしない庭でこれらが彩りを添えてくれている。収穫は二の次でいい!!

 今日はひな祭りか。屋根裏部屋のおひな様たち40年以上も飾っていない。だが、皆の健やかな生活を見守ってくれていると想っている。それでいい、、、。

 昨日は 10,097歩


可愛い訪問者№2

2022年03月02日 | うんちく・小ネタ

 庭の餌場には、雀、ムクドリ、ヒヨドリなど始め多くの野鳥たちがやってくる。その中でもっとも小さいメジロとアオジをアップした見た。滅多に地上に降りないメジロも米ぬかを啄んでいるので撮ってみた。これまでは藪椿や寒椿の蜜を求めて木々を飛び交っていたのだが、花も終わり代替食ということか。啄む時は常に周りを警戒を怠らない。その姿がいじらしい、、、。

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 我々高齢者は、デジタル社会ともっとも遠いところに置かれている。老人会などでもネットを自由に使える環境があれば、学びや娯楽などでその恩恵がうけられるのだがと常日頃思っている。そんな中、堤防近くに某飲料メーカーが「Wi-Fi自由に使ってください」と表示された自販機が設置されたのである。早速アイパットを持って行き試したところOKである。こんな手法もあるのかを知る。関係方面に働きかけてみようか。

 昨日は 10,434歩