差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

山毛欅故郷へ帰る還す、、、

2022年04月19日 | うんちく・小ネタ

 枯れ葉を纏っていた鉢植えの山毛欅、芽吹き始めた。いよいよ故郷への山に還す日が来た。40年近く愉しませてくれた木である。感謝を込めて郷里の兄と相談し植えてこよう。

 この度の帰省、子ども達がいろいろ心配し運転代行をしてくれるという。一度は辞退した。度重なるメールや電話攻勢で、老いては子に従えということとなり娘が同行と相成る。まだまだ確かと自分では思っていても子達にはそう見えないのかも知れないな、、感謝しつつもちと寂しい気分となる。

 今回の帰省には、もう一つ目的がある。すっかり口数の少なくなったホームの兄を郷里の兄弟や甥たちの声と懐かしい故郷の風景を撮ってきて励ます事である。また、20数年前マイカーに積んで植えたた枝垂れ桜を観るのも楽しみ、大きくなっているだろうな。花期の帰省は初めてである。

 親が健在だった頃、子達を連れての帰省には高揚とした気分で出かけたものである。今は子達に連れられてと相成る。 いざ 出発!!


キバナニオイツツジ№2

2022年04月19日 | うんちく・小ネタ

 レンゲツツジの仲間で商品名かも知れないが、そのキバナニオイツツジ、今年は見事に花をたくさん付けたのでアップしてみる。

 アカバナニオイツツジは、とうに枯れてしまったがこの木は元気で我が家に来て20年近くになろうか。4年前にアップしたときは鉢植えだったが、池の端に地植えして3年になる。どうやら土壌になじんできたようである。

 花期が終わると葉を茂らせるこの木、虫が付きやすいので消毒を怠ると花付きも悪くなるので忠実にしていこう。漂ういい香りを愉しみながらそう思うのである。

 


梅の実り

2022年04月18日 | うんちく・小ネタ

 懸崖に這わせた梅たちも実をしっかり付け日毎に大きくなっているのでアップしてみた。今年は昨年より実付きが良さそうで豊作間違いなしと言う所だが、たくさん付けたので摘果される実も多くなるかな、、。

 この青梅を見て想い出すのは、子どもの頃、熟して色づく前の青い実を食べたりすると「青梅には毒があるから熟してから、、、」とよく親に言われ食したことを心配したものである。だが、なんともなかったように記憶している。一つ二つでは問題なかったのかも知れない。

 よく食べた梅の大木、今では道路拡幅のため伐られてしまったが、梅の収穫期には手伝わされ瓶一杯に漬けたものである。遠足などではその梅を使って日の丸弁当やおにぎりを作ってくれた母、、、遠い昔々の話である。


ニホンサクラソウ咲く

2022年04月17日 | うんちく・小ネタ

 長年鉢植えで愉しんできたニホンサクラソウ、適切な時ではなかったが晩秋の頃株ごと地植えする。元気に芽を出し咲き始めたのでアップしてみた。

 清楚な姿がいい。葉の混み具合を見ると地植えするとき、ひと芽ひと芽ごと分けてすれば良かったかな、、、。だが、地植えしたためか花茎の数も多くは花付きがよい。特段山野草用の用土を使ったわけでもないが、土壌があったからかも知れない。

 次の植え替えは、植える場所を広げてそれぞれの芽の間隔を開けて植えよう。それにしても丈夫な山野草である。

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 コロナ禍によって始まった町内有志によるオンライン飲み会、月1で一年間続いてきたが、昨夜の会を持って卒業することを伝える。多様な職種の皆さんからいろいろ勉強させていただいたことを感謝しつつ メンバーの中で最高齢と言うこともあってそろそろ潮時と考えたからである。会の発展を祈念しよう。


門被りの藤が7分咲き

2022年04月16日 | うんちく・小ネタ

 門被りの古木の藤、今年も見事に花を付け花房を延しつつあるのでアップしてみた。昨年の夏頃の剪定の成果である。根元の幹にはガレが入って来ているが、まだまだ元気であり我が家の孝行樹木の一本である。この地に居を構えて間もなく植えたので46年ということになる。

 郷里の甥の嫁さんからお墓の枝垂れ桜咲き始めたとのメール届く。この木は長兄の一周忌に際して持って行って植樹したものである。あれから20数年花の季節には帰った事がない。齢を考えてそう機会があるものではない。サクラの元に眠る父母たちを偲びつつ愛でるのを兼ねて故郷へ還す山毛欅を持って帰省しよう。


桜前線は北上し、、

2022年04月15日 | うんちく・小ネタ

 桜前線が、この地を跡にして北上していった。ソメイヨシノなどは、葉桜も過ぎ新葉に覆われている。そうした中で、街の歩道沿いに植えられた八重桜の並木が満開となる。この花が咲く頃、我が家の鉢植えの一才桜旭山が咲くのである。

 盆栽にしては、樹形が今一だが「サクラ切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」といわれるように剪定を恐れ乱れてしまった。まあ、元々大木になるような木ではないので、サクラ切らぬ利口と行こう。淡いピンクの花弁、街の八重桜に劣らぬ美しさがある。

 鉢植えのフジザクラ同様、我が家の春の風物詩である。


庭も賑やかに

2022年04月14日 | うんちく・小ネタ

 庭木たちも春を楽しむかのように次々と花を咲かせている。生け垣のツツジたちも日毎につぼみを膨らませている。そんな中で、三つ葉ツツジ今年は花付きが今一で、しかも花が小振りなのが気になる。だが、伸びてきたヤマブキを添えて一幅の絵となっているので載せてみた。

 このヤマブキ池の端に小枝一本挿し木したものである。毎年殖えすぎるのをこまめに剪定しているが、三つ葉ツツジの株の中まで延していた。こうしてピンクと黄色のコラボもなかなかである。

 

 ブドウも芽吹き始めてきた。ブドウ棚の消毒もしなくては、花芽が虫に喰われる前に、、狭い庭でも急かされることが多々ある。それが楽しみなのであるが、、、、。、 


ダッチアイリス咲く

2022年04月13日 | うんちく・小ネタ

 庭のアヤメたちの仲間で何時もトップバッターとして咲くのは、このダッチアイリスである。昨年球根を掘り起こし別の場所に移したので咲くのが遅くなった。土壌になじむのに時間がかかったと言うことか。因みに昨年は4月5日にアップしている。

 花の色は多彩なようであるが、庭に咲くのは淡い藍色(紫色?)をしている。姿は楚々とした形で間もなく咲くジャーマンアイリスのような派手さはない。いずれにしても長いことかかって創られた園芸種である。あまり手のかからないのがいい。

 アヤメたちも続々と葉を伸ばしている。にぎやかになるぞ、、、!!


新緑を彩る、、、

2022年04月12日 | うんちく・小ネタ

 新緑を彩る木々の中で鮮やかな黄色や朱色で春の装いを飾る低木のヤマブキや山ツツジがある。その山ツツジの株の中でアップしたのは、他に魁けて咲き出した株である。何時もこの木が何故か早く開花するのである。

 山ツツジなどと平凡な名を付けられているが個性がある幼だ。よく観察すると同じ朱色でも濃淡があり微妙に違うのも面白い。もっともまだ見たことはないが、シロバナ山ツツジもあるそうだ。

 この花を見ると朋と誘い合わせて蕨採りに山に出かけた頃を想い出す。腰に付けた籠一杯に採っての帰り、路傍に咲く山ツツジの花を摘んでは食べたものである。甘酸っぱい味を愉しんだのだろうか。誰彼と言うことなくそんな遊びをした遠い昔が浮かぶのである。


若草の香り、、、

2022年04月11日 | うんちく・小ネタ

  木々の芽吹きと共に庭の雑草も蔓延り始める。昨日は季節外れの夏日となった中若草の香りを愉しみながら草取りをする。特にハコベなどの香りは、遠い昔を想い出させる。というのは、この草を摘んで鶏の雛によく食べさせた時のあの光景が浮かぶからである。

                  ミニ松林も根元が綺麗になりました

 今では見られないが、当時はどの家でも鶏を飼っていた。雌鶏は定期的に巣ごもりして抱卵し雛を育てるのである。可愛い雛は、ハコベを刻み糠と混ぜて創る餌を好んで食べるのでハコベ摘みは子ども達の役割だった。

 こんなことを記していたら、各戸の雄鶏の時を告げる鳴き声が寝床にステレオタイプで届くあの光景が浮かんできた。早暁、Mさんの雄鶏、H宅の雄鶏、Sさんちの雄鶏と、、、近くに遠くにと聞こえてくる。のどかな世界だったなぁ、、、と 因みにM、H、Sは皆屋号

 

 昨日、この前来たばかり末孫、杉並から自転車でパパと一緒にやってくる。忙しい中、積極的に関わって体験させていることに応えて体力も付いてきているようだ。