差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

欅の芽吹き

2022年04月10日 | うんちく・小ネタ

  狭山丘陵の緑は日に日にその濃さを増している。ついこの前淡い緑も茶色の新芽と萌え始めた姿だったのにその変わり様は勢いがある。

 さてさて我がブログの常連、欅の盆栽も芽吹き始めたのでアップしてみた。長いこと植え替えをしてなかったので昨秋根切りをして同じ鉢に収めた木であるので、芽吹きが遅くなったようだ。

 この木も山毛欅同様我が家に来て40年近くになる。背丈10㎝ほどであるが、人様で言えば壮年期に入ったところとでもいうべきか。いや、我が家に来て40年だがそれまでの年数は定かでない。幹の曲がり具合などは、採取したままであるから樹齢5,60年にはなっていることだろう。

 背丈10㎝ほどの可愛い木、朝夕眺めては我が同輩として癒やされながら愛でているのである。


我が家の一本山毛欅

2022年04月09日 | うんちく・小ネタ

 鉢植えの山毛欅、梢の方から芽吹きはじめ来た。それに合わせるかのように枯れ葉も散ってきているのでアップしてみた。木全体が萌え始めるようになると枯れ葉はすべて散ってしまうのである。

 こうした山毛欅の営みを愉しんで40数年、郷里で山採りした木である。いつの日にか故郷へと考えていたのでいよいよ山に還す事を決心する。郷里の墓に持って行って植えた枝垂れ桜の咲く頃にしよう。昨日甥に枝垂れ桜が咲いたら知らせてくれるよう℡する。

 庭で世話するのもあと何日か、、。惜別の思いの断捨離、いや捨てるのではない。還すのである。

 昨日の歩く会、11,357歩

 


歩こう会で玉川上水を

2022年04月08日 | うんちく・小ネタ

 久しぶりにからっと晴れた朝を迎える。今日は、歩く会で玉川上水の緑道を歩くという。サクラは盛りを過ぎたので花より団子と言うことになりそうだ。 

 この玉川上水、今は歴史的役割を終えて処理水が流れているが、嘗ては清水が滔々と流れていた。緑道が保存され散策コースとしても多くの人々に愛されているところである。頑張って歩いてこよう。

 

 アップしたのは日毎に膨らむ藤の花房である。

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 春休みと言うことで末孫が泊まりに来る。昨日からレゴの組み立てに休むことなく熱中し。1,000以上のピースを組み立てて宇宙ロケットサターンVを完成する。その根気良さに感心!!

         


イカリソウの仲間

2022年04月07日 | うんちく・小ネタ

 山野草の楽しみは、季節折々に変化する姿に心が癒やされるからである。瑞々しい幼芽をのぞかせ、やがて緑葉を茂らせ、花茎を伸ばし素朴な花を付けるとその時々が愛おしい。今、ニホンサクラソウ、エンレイソウ、岩ジャシン、エビネなど続々と芽だし始めている宿根草の仲間である。

 今日アップしたのは、一足早く花を付けたイカリソウである。イカリソウの仲間で一番小さい花を付ける種で取り分け花の色が鮮やかであるのが特徴である。

 「これは母からです」と同僚のUさんから度々頂いた山野草たちも多い。花を愛でる度、若くして夭逝したUさんを偲ぶのである。


早くも花吹雪か、、、

2022年04月06日 | うんちく・小ネタ

 今年のサクラは例年より早く開花宣言したが、花冷えの気象や雨の日が何日も続きなんとも花見には不運であった。昨日ようやく晴れたので多摩湖堤防へ出かけてみると早くも花吹雪、歩道は花弁で染められていたのでスマホで撮ってみる。

 考えてみれば花見シーズン中、好天に恵まれた日々ということはないのが当たり前かも知れない。この季は、花冷えや花嵐などという気象語があるように安定しない時なのであろう。花弁を浴びながらそんなことを想ってみる。

 


ナツグミかっ、、!!

2022年04月05日 | うんちく・小ネタ

 鉢植えの苗代グミ今年もたくさん白い花を咲かせたのでアップしてみたと記したが、今朝何気にグミについて調べてみると苗代グミは、秋に花を付けると書いてあるではないか!!。今咲くグミはナツグミという。

 苗代グミと思い込んでいた物は間違いで、ブログでも10数年毎年アップして書き込んだ物はすべて誤りということになる。深謝、深謝、深謝、深謝、、、、、。

 子どもの頃から齢85歳のこの年になるまでそう思いこんでいた物が当にコペルニクス的転回(ちとオーバーか)となる。

 実家の庭にあった苗代グミと言っていたあの大木はナツグミだったということか。ナツグミなどと誰も言ってなかった。いまはどうだろう?

 


どの実も実らせたいが、、、

2022年04月04日 | うんちく・小ネタ

 初春を彩っていた梅たちの中で、懸崖の野梅系は早くも小さな小さな実を付け始めているのでアップしてみた。

 よく観ると花の数だけ実を付けている。早くも健康優良児のように大きくなっているものもあるが貧弱な実もある。木の生理上すべてを育てるわけにはいかないようになっているのであろう。いわゆる摘果現象である。

 小さな実は、間もなく不良品として省かれる運命になるのである。たっぷり肥料でもやれば、防ぐことが出来るのかも知れないが、、、。

 

 さてさて今日は月一のサロンの会、コロナ禍による様々な行事が中止される中での老人会の貴重な集いである。雨の中集まりはどうかな?


懐かしい山桜

2022年04月03日 | うんちく・小ネタ

 サイタ サイタ サクラガサイタ これは尋常小学校一年生国語読本の最初のページの1節である。ソメイヨシノの満開の様子が掲載されていた。兄たちが使っていた教科書で物心ついた時の本でもあり、今でも強い印象として残っている。私は、アカイ読本で習ったが、、、。

 桜の満開の季節になると、何故かサクラ読本をその綺麗なサクラ(ソメイヨシノ)の絵と共に想い出すが、郷里でのサクラと言えば山桜であり、この花を見ると懐かしさが込み上げてくる。ソメイヨシノは町の公園などでしか観られなかった、、、。

 今、街の集会所近くの山桜満開である。牧水が詠んだ様そのものである。 

   うすべにに葉はいちはやく萌えいてで咲かむとすなり山櫻花

 


都の風致地区

2022年04月02日 | うんちく・小ネタ

 我が街は都の風致地区となっている。そのため良好な自然環境を維持する視点から様々な制約がある。また、自治会でも建築協約を結び豊かな環境づくりを目指している。

 歩道と住宅地間にグリーンベルトを設けて分譲されたのもその一つである。このグリーンベルト、市では近くの住民が花壇としたり樹木を植栽することを容認しているので個性がそれぞれ観られる。このミニ公園、住民参加により潤いを与えているのである。アップしたのは、そのグリーンベルトの一角大きな樹木が伐られ日当たりのいい場所となってタチツボスミレが群生して咲いているところである。これからも様々な試みがなされることを愉しみにしている。

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 昨日、月が変わりホームでお世話になっている96歳になった兄を訪ねる。いろいろ話題を振ってもあまり語りたがらないのが寂しい。コンデンスミルクを掛けたイチゴを食べた後「美味しかった」と大きな声だけが印象に残る、、、、。


ニリンソウ群生地の保存

2022年04月01日 | うんちく・小ネタ

 鉢植えで長いこと愉しんでいた山野草たち(ニホンサクラソウ、延齢草、イワジャシン、イカリソウ、ニリンソウ、、、、etc.)玄関に通じる狭いところにすべて地植えした、言わば山野草コーナーとでも言うべきか。今それぞれ芽を覗かせ始めている。ニリンソウなど青々と葉を茂らせているがまだ花は見られない。

 そこで近くの都の公園内のニリンソウ群生地を尋ねてみる。ここではアップしたように既に開花していた。この群生地は、関係者が繁茂しつつある背丈の高い笹などを綺麗に刈り取り木々の芽吹く前の春の陽射しをよく浴びるようにしているので保たれている。

 今はこうした群生地保存しようと人手で保たれているが、薪炭生産していた昔は人々が山に入り里山文化の活動によって自ずと保たれていたのである。カタクリもニリンソウも荒れる野山では絶滅危惧種の仲間入りとなるのは残念でならないある。