さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

立山連峰は見えないか

2014年02月01日 | 山陰・北陸日本海



この日はいよいよ日本海の旅、最終日。金沢から富山まで、ずっと雨模様でしたが、
朝ホテルの窓から覗いてみると、立山連峰が少し見えるではないか~。



特にすることもないので、街を循環している路面電車に乗ってどこに降りようかと
考える。



2周しました…。「富山ブラックラーメン」を食べたかったのですが、どうも店が見当た
らない。一軒見つけたが、閉まっているしー。池袋のデパートに入っているのを
見つけたとき、「今度食べよっと♪」と思っていたら、次に行ったら「海老ラーメン」に
変わっており、東京では食べられなかったのです。

しかし富山に来て街を巡り歩いているってのに、全然見つからないとは?!
路面電車でぐるぐる回り、一番大きな商店街を隅から隅まで見たのにナイっ!




結局「ブラックラーメン」は見つからず、また市役所の展望台に登って立山連峰を
望む。曇ってはいたが、最終日になってようやく見られたゾ。



城跡の紅葉もきれいだ(^益^)b



真ん中の尖がっているのが剣岳。



遠くなのに、これだけ高く山が並んでいるのはまさに壮観です。



あの雪が溶けた伏流水に、サウナのあと浸かったんですぅ~^^

さてこれで秋から冬にかけての日本海の旅を終わります。魚とカニは旨いし、酒も
素晴らしい。どちらも特に冬がいいのだが、冬の日本海は天気がずっと悪い。
美人だけど冷たいとゆーか、魅惑的だけれど厳しいというかなんとゆーかー(^益^)w


気ままなブラブラひとり旅をしていると、世間のしがらみや不愉快なことから離れた
無責任状態になれます。日々の生活に根ざして一生懸命働いている人たちを
観察するだけの、いわば浮遊するアウトサイダーです。そうすると、普段働いていて
イライラしたり悩んだりしていることが、それ自体が実につまらないことだなあ、と
思えてくるのです。

イギリスの哲学者バートランド・ラッセルは、幸福を得るために「あきらめ」の重要性を
語りました。「絶望」ではありません。自分の思い通りにいかない不幸や不愉快な
ことは、腹を立てたり嘆いたり、感情的にならずに対処すればよい。この大宇宙の
運行には全く影響ないんですから。

そう言われりゃそうですよね。なかなか普段そういう大きな気持ちを持つのは難しい
のですけれど。でもこういう立山連峰の山並みをのんびり眺めていると、ちょっと
そういう気持ちになることができるのでした(^益^)b