人吉温泉の朝を迎えました。いつも素泊まりなので、朝食は前日に買っておいた
コンビニのコーヒーとパン一個。それで十分。ここの温泉は泉質もよく、大浴場は
きれいで他に人もいなかったし、大変快適でした。日本の温泉旅館はどこも対応が
とても丁寧で親切だし、外国旅行と違って気持ちがいいよねー。
さてだんだん山奥に入っていくので、人吉からの列車は午前中はダメ。次の目的地
霧島温泉は、駅からまたバスに乗るのですが、列車もバスも2時間に一本とか。
なので駅前で長い時間待ったりすることになる。いまはネットで何でも調べられる
ようになりましたね。むかしはバス停で時刻表をみて「ねーじゃん!」なんてことも
しょっちゅうでしたが、いまは自宅のPCで前もって全部チェックできちゃう。
しかも駅前で時間をつぶせる店なんかあるかな?と思ったら、グーグル・ストリート・
ビューで街の様子を見て回れます。霧島温泉の駅前を見てみたら、喫茶店も何も
全然なし!しばらく歩くと小さなスーパーがあるくらい。それじゃあ時間をもてあます。
なにせ真冬だから座っているのも寒いしねー。
というわけで乗り継ぎを考え、とりあえず人吉の街をブラブラして、昼飯を食って、
ゆっくりと次の目的地へ行くことにしたのでした。さて散歩していると八百屋があった。
値段を見てびっくり。東京の2~3分の1か?東京といっても、俺の生まれ育った
下町はそれほど高くないのだが、いま住んでいる新宿と渋谷と吉祥寺の真ん中は、
もしかして世界一物価が高いエリア。これなら生活費だいぶ違うなー。
味噌・醤油の蔵がありました。見学も出来ましたが、見て案内されたら何か買わなきゃ
という流れになりそう。旅も始まったばかりで味噌や醤油は持って歩けないからねェ。
というわけで素通り。「鍛冶屋通り」というのもありました。ここでは昔から鍛冶屋が
多かったらしひ。立派な包丁やら鎌なども売っていましたが、これも飛行機に乗る
ときにひっかかりますからねー。
街に流れる川べりを歩きました。ジーちゃんが孫を連れてお散歩をしておりました。
いいなー、そういう老後。
選択肢も少ない昼飯を食べるところ、この古い感じの蕎麦屋にしました。
安くね?!東京の半額の感覚。カウンターの隣には、近所に住むヴァーサン3人組が
座って、店の老夫婦とずっとおしゃべり。地元のうわさ話に花が咲いています。
うどんを一杯食べながら、ここがサロンと化しているわけですね。安いし良い場所
なんですね~^^ 俺はちょっと異質な存在…w
安くても揚げたての海老天と野菜天は美味しかったです。うどんは手打ちと言い
ながら、コシは全然ありませんでしたが…w
さていよいよ人吉ともサヨウナラですぅ~~。