一昨日ブログに紹介させて頂いたテレビ夕刊ニュースの放送にも映っていましたが、50年を経て立派に大きく育った桜並木を、団地の高層階の窓から見下ろす美しさは、団地や付近の民間マンションの住民以外の一般の人達には、余り馴染みのない景色だったと想われます。
僕は以前から団地の部屋の内部や、窓から見た千里山の街並みに興味を持っていました。また究極的には高い給水塔の天辺から千里山の街のパノラマ写真を撮りたいと思ってきましたが、今回のテレビ映像を見るまでは迂闊にも、桜の並木を見下ろす絶好の場所があるということに気が付きませんでした。
団地の部屋や窓からの眺めというのは、実際に部屋に入れて貰わなければ適わないことですが、階段の踊り場から見下ろすことは簡単にできます。そこで天気にも恵まれた今昼に2時間ほど作って、千里山団地の満開の桜並木を上から撮影してきました。
桜坂に行く途中で団地に住んでおられた知人のYさんと一緒になったので、階段の踊り場に上がっていって撮影しました。Yさんと別れて暫くすると女子高生のMちゃん(ブログに載せる許可を貰って名前を聞きました)が一眼レフ・デジカメを持ち、猫と桜並木を撮っているところに通りかかったのでスナップしました。最後には顔見知りのケーブル・テレビのNカメラマンが、ハイビジョン・ムービー・カメラを載せた大きな三脚を担いで現れました。今日は仕事ではなく、個人的に撮影し残しておこうと思い訪れたのだそうです。
今月から団地建物の取り壊しが始まっており、もう既に金網フェンスに取り囲まれて入り難い区域も出てきています。そういう意味でも最後のチャンスということで、色んな人との出会いのある楽しい一時でした。
・踊り場から見下ろす桜坂(No.1・No.2・No.3) ・消火栓のある桜風景 ・踊り場から覗く桜花(No.1・No.2) ・石段のある桜風景 ・図書館から見た桜風景 ・桜坂下の桜