途中に寒さの戻りもあり長い間楽しめた千里山の桜も、今日の風雨でかなり散ってしまいましたが、これからはまた若葉が心地良く街を彩ることでしょう。
知人の信者Kさんから今年も千里山キリスト教会の、春のチャペル・コンサートのお葉書を頂きました。
“シオンの丘”の礼拝堂で毎年開催されており、一昨年はソプラノ歌手そして昨年はサクスフォンの演奏と楽しませて貰いました。
この礼拝堂はノアの箱舟をイメージし、カーブした太い木の梁が特徴的な空間で、管・弦楽器の生音を柔らかに心地よく伝えてくれるようです。今年の辻井淳さんのヴァイオリン・コンサートでも素晴らしい演奏を期待しています。また、コンサートに先だって吉川牧師のお話しがありますが、音楽に関連させて簡潔で考え深い内容で、牧師の真面目なお人柄が現れているといつも感じます。
一度春の日曜日のチャペルへ、美しい音色を楽しみに訪れてはいかがでしょうか。
辻井 淳
1978年3月、東京芸術大学附属音楽高校卒業。1981年10月、第50回毎日音楽コンクール ヴァイオリン部門第2位入賞、1982年3月、東京芸術大学卒業、DAAD(ドイツ政府留学生)として、シュトゥットガルト音楽大学入学、1984年4月、京都市交響楽団コンサート・マスターに就任。 1993年3月退団。森正、山田一雄、デビッド・シャローン、小林研一郎、手塚幸紀、十東尚宏、湯浅卓雄、高関健の各氏とコンチェルトを共演。
日本各地でのリサイタルほか、FM放送、新日本フィル、群馬交響楽団他の 客員コンサートマスターとしても活躍。
久保田良三、亀山絹子、山岡耕作、田中千香子、ヴォルフガンク・ミュラーの各氏に師事。
現在、神戸女学院大学助教授、京都市立芸術大学非常勤講師。【エラート音楽事務所】
・告知ポスター (拡大) ・『匠の技 バイオリニスト 辻井淳の世界』(YouTube)