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千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

春のチャペル・コンサート

2010-04-26 00:01:49 | 作詞・作曲

 今日の千里山は贅沢な一日というか、非常に勿体ない一日となりました。というのは、千里寺の本堂では千里山商栄会が関わる落語会「千里山寄席」が、桂雀々・紅雀など千里山に縁のある噺家出演で行われ、また千里山キリスト教会の礼拝堂では「第4回春のチャペル・コンサート」が、ヴァイオリニスト辻井淳を迎えて開催されました。しかも午後2時開演で4時までというのもピッタリ重なってしまいました。
 僕は昨日まで悩みましたが、礼拝堂の空間でヴァイオリンがどのように心地良く響くのかを体験したかったのと、2年ほど以前に千里会館で商栄会会員だけのイベントとして、桂雀々・紅雀の2人落語会を聞いていたことがあったので、結局「第4回春のチャペル・コンサート」(無料)の方に足を運びました。僕のデザイン事務所であるスカイフルスターズ(満天の星)も商栄会に加盟しているので、落語会のチケット(1500円)は1枚配布されていたのですが、まちづくり協議会で親しくして貰っているNさんにあげました。来年はぜひ両方を住民が楽しめるように、主催者には調整と配慮をお願いします。
 さてヴァイオリン・コンサートの方ですが、こちらも礼拝堂が満杯になる盛況でした。想った通りに木質で構成された大空間に、ヴァイオリンは繊細な音を12曲ほど響かせました。特にパガニーニ作曲の『魔女達の踊り』は変奏曲で、次々とテクニカルな楽曲が変化して行き、素人目(耳?)にも難曲と想われましたが素晴らしい演奏でした。また、ピアノの西沢千雅さんは千里山キリスト教会の教会員で、活躍されているプロフィール通りに息のあった伴奏をされました。
 コンサートが終わり、楽器を習っているのでしょうか最前列の可愛い子供達からの質問を受けた後、最後に男性から礼拝堂でのヴァイオリンの響きはどうですかという問いに、「下がカーペットなのでどうかと想ったのですが、音は上の方に上がっていくものですし、また程よく枯れた木の梁が方舟の底のように狭まっていく形で、全体としては上手く響き合ってくれたのでは‥‥。でも弾いている私よりも、皆さんの方が良くお分かりになるのでは?」との応えでした。