千里山ブラウズ

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『アバター』を見ました

2010-04-30 00:01:25 | Weblog

 ゴールデン・ウィーク目前の昨夜8時半より、梅田ナビオのTOHOシネマズでようやく3D映画『アバター』字幕版を見ました。
 現在DVDやブルーレイで既に販売されていますが、もちろん3Dシアター・テレビや3D対応プレイヤーが必要ですし、やはり初めての3D映画体験は迫力や空間の広がり感も含めて、きちんと映画館のスクリーンで鑑賞したいと思っていました。
 シアターNo.8の入り口(写真)で係の女性から、玩具のような安っぽい3Dグラスを受け取ります。上映時間も夜遅くだし余り混雑していないと想っていたのですが、指定の座席は結構埋まっていました。3D映画といえば今は『アリス・イン・ワンダーランド』の方が旬ですが、まだまだ『アバター』も見ていない人は案外多いのではないでしょうか。
 3D映像については前もって聞いていた情報通り、立体効果は奥行き感の方が主になっていて、手前に迫ってくる迫力は抑え気味になっていると感じました。クラゲのように浮かんでいる精霊達が、ふわふわ手に触れそうな程に近づいた場面はありましたが、例えば槍や矢がこちらに向かって飛んできて思わず仰け反るようなことは(少し期待していたのですが)無かったです。
 3Dシアター・テレビのデモンストレーションでは、ゴルファーの石川遼の打ったバンカーショットが、ボールとともに砂を巻き上げこちらに迫ってくるというパフォーマンスがありました。映画の演出としては当然考えられることだと想われますが、おそらく『アバター』は世界初の3D映画ということで、そういった効果の身体的な悪影響への懸念と配慮があったのではないかと想います。今後の作品ではホラー映画と限らずきっと多用されることでしょう。
 『アバター』の手描きやデジタルの背景づくりには、日本人のアーティストが関わっていることがテレビ特集で紹介されていました。このように日本の技術と芸術が、壮大な物語のリアリティーを支えているのを誇らしく思います。

※ アバターのヒロインが雰囲気もスタイルの良さも含めて、モデルで歴史好き女優の杏さんに見えるのは僕だけでしょうか。