今年21年の3月に購入した98年式スーパーカブが当然のようにあまりにも実用車っぽい ので、僕なりにドレスアップをして、少しでもオシャレなバイクにしてみようと思い立ちました。11年前のモデルとは言え、大きなモデルチェンジがあるわけでもなく、しかも耐久性は超優れ物で、古くても何一つ不満のないまさに名車中の名車です。
乗ってみると、これがまた楽しくて楽しくてたまらなくなるほどで、主に買い物かちょっとした用事で乗るだけですが、なんとなく顔がほころんでしまいそうになります。自転 車のおもしろさとバイクのおもしろさを兼ね備えた素敵な乗り物です。もう1台のバイクのZRX1100にまたがるとちょっとした緊張感を感じますが、スーパーカブ号なら漕がなくても走る自転車という気楽な気持ちでまたがることができます。
走ってみると、以外にコーナリング性能もよく、3速のチェンジも1速でも2速でもなんと3速からでもスタートできるトルクの大きさと幅広いギア比で、マニュアル操作といっ てもクラッチ操作もなく、ほとんどオートマ感覚で走ることができます。
ドレスアップは、まずシートをロングシートに交換しました。これで、印象はずいぶん変わりま したが、なんとなく東南アジアのどこかの国の多くの人が一家4人が1台のカブに乗っている映像を想像してしまいそうな感じもします。そして、元々はリアシート部は荷台になっていたので、やっぱり荷物が積め るようにと、リアキャリアを装着しました。
荷物も、気軽に積みたいということで、フロントカウルの前に大型のキャリア(籠)を、そしてカウルの内側には小型のキャリア(籠)を着けました。これで、 免許証などの入ったセカンドバッグは安全のために内側に入れ、買い物などの袋はフロントの籠に放り込むようにしています。
次に、ウィンカーレンズをクリアーレンズに交換し、球をオレンジ球にして作動時だけオレンジの光で、通常はクリアーレンズになっていて、これで完 全に実用車っぽさは抜けたような気がしています。
オシャレな雰囲気になると、ますます乗るのが楽しくなってきます。一度、スーパーカブ号でツーリングに出かけたいと思っていますが、今ひとつ勇気が出 なくて、先週も決行しようと思いながらZRX1100で出かけてしまいました。実は、実用域での最高速度は時速50㎞強という程度で、大型車に抜かれる時は怖くてたまらないのです。今では、原付バイクで走っている人はすごい!と思うようになりました。きっと、カブ号でのツーリングはすごく楽しいだろうなあと思っています。