いよいよ鉄旅スペシャル「昭和駅から平成駅へ」の旅のスタートライン。
今回の鉄旅スペシャルは、JR昭和駅からJR平成駅までの鉄道旅です。昭和駅のある神奈川県から平成駅のある熊本県までの長旅です。
初めての九州新幹線、久しぶり山陽新幹線。バカげた計画ですが、宿の予約をして以来この日がくるのをわくわくして待っていました。
<3月15日>
昭和駅のある川崎市の東横インで前泊しました。
夕方のおいでんバス(市バス:豊田市)で名鉄豊田市駅へ。そして名鉄豊田線・名古屋市営地下鉄で名古屋駅へ行き、7時少し前の「のぞみ」で新横浜に向かいました。平日の夜の新幹線はとても混雑し、妻と僕は離ればなれの席になってしまいました。
新横浜で新幹線を降りると、横浜戦で東神奈川、京浜東北線で川崎へと乗り継ぎ、川﨑駅近くの東横インにチェックインしました。
晩ごはんは楽しみにしていた駅弁です。僕は「春・鯛めしとたけのこ御膳」といういかにも春らしい弁当を選びました。妻は30種類ナンチャラカンチャラ弁当です。席が離れてしまっていたので中身がどんななのかは分かりませんでした。
明日の朝、川崎駅で「昭和→平成」と印字された切符を買う方法をチェックして眠りに就きました。ただ、実際には気持ちが高ぶっていたのかなかなか眠れませんでした。
明日の夕方にはゴールの平成駅(熊本:JR豊肥線)にいるはずです。
わくわくする~。
<3月16日>
ホテルを出てすぐ「昭和→平成」の切符を手に入れるために、JR川崎駅のみどりの窓口に行きました。これにはちょっとコツがいるのです。
普通に昭和駅から平成駅までの切符を買うと「新横浜(市内)→平成」となってしまうのです。そこで、昭和(鶴見線)→浜川崎(南武線)→尻手(南武線)→川崎(京浜東北線)→品川と乗り継いで品川駅から新幹線に乗るようにすることで切符の印字を「昭和→平成」とすることができるのです。窓口の職員の方はもちろんよく分かってみえるのですんなりと乗車券を買うことができました。併せて、品川から熊本までの新幹線特急券・指定席券も購入しました。昨晩のように席が離れては楽しさが半減してしまいます。
「昭和→平成」と印字された乗車券を手にしたら、扇町行きの市バスでスタート位置のJR昭和駅に向かいました。
昭和駅は昭和電工の工場の入口にある小さな無人駅でした。休日の工場はひっそりとしていて、駅のホームにいたのは地元の人らしい人が一人だけ。ネットで調べてみると、「昭和」という駅名も昭和電工の前身の昭和肥料の従業員が乗り降りする駅ということでつけられたそうです。とにかく、9時10分にスタート位置に立つことができました。
それからがハラハラドキドキの連続でした。予定の新幹線は10時37分に品川を出ます。休日の工場地域の電車の本数は少なく、昭和駅からの電車が9時31分発。約1時間しかありません。乗り換えの連絡時間次第で乗り遅れる可能性も出てきました。波乱のスタートになってしまうかもしれません。
浜川崎で約10分間の待ち時間。そわそわしながらの電車待ち。さらに尻手でも約10分間。おそらく川﨑から東京方面へは本数も多そうでほとんど待ち時間なしで行けそうなのでなんとかギリで間に合いそうな気はしてきました。そして、川崎駅で10時04分発の京浜東北線の電車に乗った時は「これで間に合う」とほっとしました。
品川駅に着いたときは出発15分前でしたから余裕で駅弁と飲み物を買うことができ、無事に予定した博多行きの「のぞみ」に乗ることができました。
名古屋を過ぎた辺りで、品川駅で買った駅弁で昼食です。駅弁は妻の選んだ「小田原の海のお祭り騒ぎ」という弁当です。エビやシラスやお肉など9種類の具の丼で、コレがまたうまい。
新神戸を過ぎると、姫路までしか新幹線に乗ったことのない僕にとっては未知の線路に突入です。
おおおっ、岡山~。
何時間も座っているけどまったく飽きることがありません。山口県に入り、徳山駅で海が見えると思わず「わあっ」っと声が出そうになりました。下関を過ぎ、長いトンネルに入りました。関門トンネルです。電車で海底のさらに下を渡ってる~。そして小倉を過ぎ、15時21分、終点の博多に着きました。
九州新幹線のホームに行くとピンクの電車が停まっていました。「さくら」ってこんな色だったっけ、と思って見てみるとなんと限定の「ハローキティさくら」でした。珍しい電車に出会えました。
15時43分発の鹿児島中央行きの「さくら」に乗りました。豪華~。「のぞみ」もいいけど、「さくら」良すぎ!。
熊本までの快適な旅を終え、JR豊肥線のホームへ。
2両連結のローカル列車が待っていました。
平成駅はすぐ隣の駅です。すぐ隣の駅にしてはちょっと距離がありました。
GOOOOOOAL🏁
午後5時前に平成駅に到着しました。神奈川県の昭和駅から熊本県の平成駅までの長旅。疲れたのか疲れてないのか、ずっと新幹線に乗りっぱなしでした。
平成駅はマンションが立ち並ぶ住宅地にありました。ついにゴールインです。すごいね、僕たち!・・・座ってただけだけど。
駅舎や看板など写真を撮りまくりました。同じようにしていた人が7人。ひっそりとしていた昭和駅と違ってどうやら人気があるらしい駅のようです。駅の前で妻とハイタッチをして、宿のある熊本駅に戻りました。
実はもう一つの楽しみもあったのです。
僕のゼミの卒業生のMさんと会うことにしていたのです。Mさんは卒業して4年、小学校の先生をしていて今年は2年生の担任だそうです。温和な表情のMさんですがものすごく頑張り屋さんなのです。部活ではホッケー日本リーグを戦う超一流アスリート。それでいて勉強にも手を抜かないとってもパワフルな学生でした。卒業してからのこと、これから先のことなどいっぱいお話を聞くことができ、僕も嬉しさいっぱいでした。
Mさんと別れてから駅前のホテルにチェックインし、ぶらっと晩ごはんを食べに熊本駅の「肥後よかモン市場」に出かけました。土曜日の夜ということもあってどの店もとてもにぎわっていました。その中で選んだのがお寿司屋さん。おいしいお寿司をたらふく食べて満足満足。
帰りに大好きなくまモンのショップをちょっとだけ覗いたら、なんだかんだで4000円あまりも使っちゃいました。くまモン、かわいすぎ。
こうして、今回の旅のテーマ、「昭和から平成」の鉄道旅、楽しく幕を閉じることができました。
翌日は通常の鉄旅、熊本市内「市電の途中下車旅」を予定しています。
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今回の鉄旅スペシャルは、JR昭和駅からJR平成駅までの鉄道旅です。昭和駅のある神奈川県から平成駅のある熊本県までの長旅です。
初めての九州新幹線、久しぶり山陽新幹線。バカげた計画ですが、宿の予約をして以来この日がくるのをわくわくして待っていました。
<3月15日>
昭和駅のある川崎市の東横インで前泊しました。
夕方のおいでんバス(市バス:豊田市)で名鉄豊田市駅へ。そして名鉄豊田線・名古屋市営地下鉄で名古屋駅へ行き、7時少し前の「のぞみ」で新横浜に向かいました。平日の夜の新幹線はとても混雑し、妻と僕は離ればなれの席になってしまいました。
新横浜で新幹線を降りると、横浜戦で東神奈川、京浜東北線で川崎へと乗り継ぎ、川﨑駅近くの東横インにチェックインしました。
晩ごはんは楽しみにしていた駅弁です。僕は「春・鯛めしとたけのこ御膳」といういかにも春らしい弁当を選びました。妻は30種類ナンチャラカンチャラ弁当です。席が離れてしまっていたので中身がどんななのかは分かりませんでした。
明日の朝、川崎駅で「昭和→平成」と印字された切符を買う方法をチェックして眠りに就きました。ただ、実際には気持ちが高ぶっていたのかなかなか眠れませんでした。
明日の夕方にはゴールの平成駅(熊本:JR豊肥線)にいるはずです。
わくわくする~。
<3月16日>
ホテルを出てすぐ「昭和→平成」の切符を手に入れるために、JR川崎駅のみどりの窓口に行きました。これにはちょっとコツがいるのです。
普通に昭和駅から平成駅までの切符を買うと「新横浜(市内)→平成」となってしまうのです。そこで、昭和(鶴見線)→浜川崎(南武線)→尻手(南武線)→川崎(京浜東北線)→品川と乗り継いで品川駅から新幹線に乗るようにすることで切符の印字を「昭和→平成」とすることができるのです。窓口の職員の方はもちろんよく分かってみえるのですんなりと乗車券を買うことができました。併せて、品川から熊本までの新幹線特急券・指定席券も購入しました。昨晩のように席が離れては楽しさが半減してしまいます。
「昭和→平成」と印字された乗車券を手にしたら、扇町行きの市バスでスタート位置のJR昭和駅に向かいました。
昭和駅は昭和電工の工場の入口にある小さな無人駅でした。休日の工場はひっそりとしていて、駅のホームにいたのは地元の人らしい人が一人だけ。ネットで調べてみると、「昭和」という駅名も昭和電工の前身の昭和肥料の従業員が乗り降りする駅ということでつけられたそうです。とにかく、9時10分にスタート位置に立つことができました。
それからがハラハラドキドキの連続でした。予定の新幹線は10時37分に品川を出ます。休日の工場地域の電車の本数は少なく、昭和駅からの電車が9時31分発。約1時間しかありません。乗り換えの連絡時間次第で乗り遅れる可能性も出てきました。波乱のスタートになってしまうかもしれません。
浜川崎で約10分間の待ち時間。そわそわしながらの電車待ち。さらに尻手でも約10分間。おそらく川﨑から東京方面へは本数も多そうでほとんど待ち時間なしで行けそうなのでなんとかギリで間に合いそうな気はしてきました。そして、川崎駅で10時04分発の京浜東北線の電車に乗った時は「これで間に合う」とほっとしました。
品川駅に着いたときは出発15分前でしたから余裕で駅弁と飲み物を買うことができ、無事に予定した博多行きの「のぞみ」に乗ることができました。
名古屋を過ぎた辺りで、品川駅で買った駅弁で昼食です。駅弁は妻の選んだ「小田原の海のお祭り騒ぎ」という弁当です。エビやシラスやお肉など9種類の具の丼で、コレがまたうまい。
新神戸を過ぎると、姫路までしか新幹線に乗ったことのない僕にとっては未知の線路に突入です。
おおおっ、岡山~。
何時間も座っているけどまったく飽きることがありません。山口県に入り、徳山駅で海が見えると思わず「わあっ」っと声が出そうになりました。下関を過ぎ、長いトンネルに入りました。関門トンネルです。電車で海底のさらに下を渡ってる~。そして小倉を過ぎ、15時21分、終点の博多に着きました。
九州新幹線のホームに行くとピンクの電車が停まっていました。「さくら」ってこんな色だったっけ、と思って見てみるとなんと限定の「ハローキティさくら」でした。珍しい電車に出会えました。
15時43分発の鹿児島中央行きの「さくら」に乗りました。豪華~。「のぞみ」もいいけど、「さくら」良すぎ!。
熊本までの快適な旅を終え、JR豊肥線のホームへ。
2両連結のローカル列車が待っていました。
平成駅はすぐ隣の駅です。すぐ隣の駅にしてはちょっと距離がありました。
GOOOOOOAL🏁
午後5時前に平成駅に到着しました。神奈川県の昭和駅から熊本県の平成駅までの長旅。疲れたのか疲れてないのか、ずっと新幹線に乗りっぱなしでした。
平成駅はマンションが立ち並ぶ住宅地にありました。ついにゴールインです。すごいね、僕たち!・・・座ってただけだけど。
駅舎や看板など写真を撮りまくりました。同じようにしていた人が7人。ひっそりとしていた昭和駅と違ってどうやら人気があるらしい駅のようです。駅の前で妻とハイタッチをして、宿のある熊本駅に戻りました。
実はもう一つの楽しみもあったのです。
僕のゼミの卒業生のMさんと会うことにしていたのです。Mさんは卒業して4年、小学校の先生をしていて今年は2年生の担任だそうです。温和な表情のMさんですがものすごく頑張り屋さんなのです。部活ではホッケー日本リーグを戦う超一流アスリート。それでいて勉強にも手を抜かないとってもパワフルな学生でした。卒業してからのこと、これから先のことなどいっぱいお話を聞くことができ、僕も嬉しさいっぱいでした。
Mさんと別れてから駅前のホテルにチェックインし、ぶらっと晩ごはんを食べに熊本駅の「肥後よかモン市場」に出かけました。土曜日の夜ということもあってどの店もとてもにぎわっていました。その中で選んだのがお寿司屋さん。おいしいお寿司をたらふく食べて満足満足。
帰りに大好きなくまモンのショップをちょっとだけ覗いたら、なんだかんだで4000円あまりも使っちゃいました。くまモン、かわいすぎ。
こうして、今回の旅のテーマ、「昭和から平成」の鉄道旅、楽しく幕を閉じることができました。
翌日は通常の鉄旅、熊本市内「市電の途中下車旅」を予定しています。
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