2020.1 新年恒例の家族温泉ドライブ（岐阜県鬼岩温泉／美濃の清水寺？）

　明けましておめでとうございます。
　本年もよろしくお願い申し上げます。




　正月２日、３日は恒例の家族での温泉ドライブでした。と言っても僕たち夫婦と母の３人だけ。９０歳の母のことを考え、去年のお正月と同じ岐阜県御嵩町の鬼岩温泉です。２０１６年に他界した父と一緒に行った最後の温泉で、家族の思い出の温泉です。高速を使えば家から１時間ほどの近場の温泉です。

＜１月２日＞
　午後２時に家を出て、母のリクエストで恵那市山岡の道の駅の世界一の水車を見に行きました。


　やっぱりでかい。近くで見ると大迫力です。時間はたっぷりあるのでクルマ(小型キャンカーのシュピーレン)の中でお湯を沸かしてでっかい水車を眺めながら熱いコーヒーでまったり。母は久しぶりの温泉ドライブでテンションアップ、いつもよりしゃべるしゃべる。母はこの温泉ドライブをずいぶん前からすごく楽しみにしていたのです。
　ひとしきり３人でおしゃべりをして、道の駅「おばあちゃん市・山岡」を出ました。
　瑞浪から土岐までＲ１９の混雑を避けるため一区間だけ中央道を走り、４時半頃に予約しておいた旅館に着きました。


　晩ごはんまで時間があるのでまずは温泉です。


　あれっ、こんなにぬるかったっけ。
　なんだか去年やその前より表示の４１℃がぬるく感じましたが、まあいいか。
　食事は飛騨牛のすき焼きです。柔らかくてジューシーなお肉。やっぱりいいわあ。それにしても、前に来た時よりもどの料理も醤油の味が濃いような・・・。でも、山菜と野菜たっぷりの釜飯はうまかったなあ。どうも料理長が替わったらしいぞ。


　寝る前にもう一度ぬるめの温泉・・・女湯は熱いらしいけど入るわけにはいかない・・・に入りました。母は疲れたのかぐっすり寝ています。お気に入りの旅館ですが何か違う・・・と思いましたが、母がうれしそうにしていたし、父との思い出の温泉なのでよしとします。

＜１月３日＞
　お正月にふさわしい清々しい朝を迎えました。清々しかったのは朝だけで、あとはほとんどどんよりとした曇り空でしたが・・・。
　お雑煮やおせちの朝ごはんをいただき、まずはすぐ近くの道の駅「志野・織部」に行き、買い物です。母がどうしてもお土産を買いたいと言うので。


　で、つい僕も一つだけ買っちゃいました。「敵は本能寺にあり」と書かれた刀の形のパッケージの漬物を。中身なんてどうでもよく、ただおもしろかったからです。「下剋上」とも書かれていましたが、別に他意はありません。漬物が好きなわけでもありません。




　次に向かったのが関市武儀の日龍峯寺です。ここも去年と同じです。ちょっと認知症の母は新たな出来事が苦手です。それに、美濃の清水寺？と称されているらしい鎌倉時代の舞台造りの本堂は僕たちにとってもとても魅力的なお寺なのです。
　通勤で走り慣れた可児御嵩ＩＣから富加関ＩＣまで東海環状道を走り、県道５８号を武儀方面へと進み、道の駅「平成」の手前から少し山道を上ると日龍峯寺の駐車場です。


　上り坂の参道を歩くと鐘鏤、一風変わった三重の塔の前を通って行くとお目当ての舞台造りの本堂に着きます。高齢の母の足もなんとか大丈夫そう。でも、さすがに舞台の上までは無理なようだったので舞台の下で待ってもらって妻と二人で階段を登りました。


　久しぶりに御朱印もいただきました。舞台から見下ろすと母が気づいてくれて手を降っていました。




　そして、舞台から降りて母と３人でお茶をいただきました。目の前には千本桧と名付けられた檜の木がありました。太い一本の幹から何本もの幹が生えている不思議な檜でした。


　日龍峯寺を出たのがお昼少し前でした。お腹もすいてなかったし、高齢の母のことも考え、富加関ＩＣから豊田松平ＩＣまでビューンと高速道路を走り、一気に帰りました。
　なによりも母がすごく喜んでくれたことが一番です。
　翌４日は妻のご両親を家にお招きして５人でいつもよりにぎやかにお昼を食べました。
　新年っぽい派手なことはしませんでしたが、まあまあいいお正月だったかなあと思っています。

　バイク初乗り、いつできるんだろう。５日の日曜日に初乗りを予定していました。ところが、寒い寒い。軟弱者の僕は、ホットカーペットの上から離れられず、だらだらと過ごして６日の初出勤の日を迎えました。

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