先月中旬、仕事帰りの東海北陸道を走っていた時のことです。な、な、なんと、トヨタライトエースバンベースのキャンピングカー、シュピーレンの走行が100000㎞を超えていることに気づきました。買ったのが2015年の12月。わずか2年と9か月で走行100000㎞を超えたのです。
何度か車中泊をしたり、車内でのコーヒータイムや食事、横になって休憩、テレビタイムなど、キャンピングカーならではの使い方をしていますが、走行のほとんどは遠距離通勤の高速走行なのです。豊田に住む僕の勤務地は岐阜市と各務原市の市境で、コースにもよりますがだいたい往復で160km~200kmです。名神経由の時が片道約80㎞、一宮IC/JCT辺りで渋滞の情報がある時は東海環状経由で片道約100㎞。どちらを使うかはほぼ半々くらいです。どちらのコースでも通勤時間は片道1時間半前後ですから、1日で3時間くらいは運転しています。お盆やGWの時期などは5時間近くをシュピーレンの運転席で過ごしています。
少し前の新聞の経済面に次の記事が載っていました。ホンダが軽商用バン「N―VAN」を発表した時の記事です。
軽商用バン「N―VAN(エヌバン)」を13日に発売
ホンダは(7月)12日、19年ぶりとなる新型の軽商用バン「N―VAN(エヌバン)」を13日に発売すると発表した。国内で最も売れている同社の軽乗用車「N―BOX」をベースに開発。仕事で長時間運転する人が疲れにくいよう座席の構造を工夫した。価格は126万7920円から。
助手席と2列目の座席を畳めば、125㏄のバイクを余裕を持って積める空間を確保。
「長時間運転する人が疲れにくいよう座席の構造を工夫した」の文に注目です。おそらくシュピーレンのベース車ライトエースバンも同様の工夫が施されているはずです。ダイハツの軽ハイゼットと共通部品を多用することでコストを下げ、見た目はちゃっちいシートですが、毎日の遠距離通勤に使ってもほとんど疲れるようなことはありません。腰や背中が痛くなるようなこともありません。そもそも、疲れやすいシートの商用車では顧客が離れてしまいます。実によくできたシートです。
通勤にも買い物にも使えるキャンピングカーを条件に選んだシュピーレン、かなり優れものです。夏期休業中の大学のお昼休み、僕はシュピーレンのなかで「半分、青い」「まんぷく」を観ながら弁当を食べ、しばらく横になって休憩してから研究室に戻っています。網戸と換気扇、そして100V交流電流が使えるので扇風機を回し、それなりの涼しさも得られます。冬になればFFヒーター(車載ファンヒーター)で車内はぬくぬく。こんなに使い勝手のいいクルマに出会ったことは今までに一度もありません。丈夫が取り柄の商業車がベースです。何十万キロでも楽しめそうです。
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