3/21から開催されていた「うえの桜まつり」も来週4/12迄となった。まつり期間中には1日30万人もの花見客で賑わうが今年は外国人がなぜか多い。それだけ日本の桜は人気がある証拠で美しさは世界共通かもしれない。上野恩賜公園の桜のはじまりは江戸時代「天海僧正」が寛永寺の建立後境内に多くの桜の木を植えたことによる。江戸時代から「上野の山」といえば都内でも当代きっての桜の名所である。広さ35万㎡という公園内にはソメイヨシノ、オオカンザクラ、ヤマザクラなど約1200本の桜がそれぞれ美しさを競うかように咲き誇っている。もうすでに満開期を過ぎ葉桜に変身しつつあるソメイヨシノも多くなってきた。桜吹雪の中、木の下では青いシートを敷き最後の花見を楽しむ人で大賑わいである。あるエリアでは江戸時代の名残り「吉原の狐舞」が演じられていた。今春の桜もいよいよ今日が見納めとなるかも知れない。(1504)














